断トツの大津市、集音・録音装置も
県や市町の庁舎をはじめ、商店街など街のあちこちに設置されている監視カメラ。そこで本紙はこのほど、県内の十九市町の本庁舎内における監視カメラ設置状況を調査したところ、大津市が六十一台と断トツで、映像だけでなく録音・集音マイク装置も併せて十三台設置していたことがわかった。【石川政実】
本紙調査は、本庁舎内の住民票などの自動交付機は除いた。また本庁舎外の小学校、中学校、駐車場など各施設の設置も今回は除外した。それによれば、大津市の六十一台が断トツで、長浜市の二十八台、草津市、東近江市の六台、甲良町の五台、彦根市の三台、愛荘町の二台と続いている。設置台数の合計は、百十二台に上る。監視カメラを設置しているのは八市町だ。
●約半数が告示せず
監視カメラ設置は、「監視」の表示による犯罪抑止効果を狙うケースと、「犯罪が起きたときの証拠確保」を求めるケースとがある。前者の場合は「監視カメラ作動中」と告示するが、後者の場合は目立たないところで告示もなく設置されるケースが多い。設置している八市町のうち、「監視中」と告示(表示)しているのは、半数の四市町のみだ。
監視カメラの映像は、顔認識ソフトなどを用いれば特定の人物を監視することが可能とされる。それだけに運用については厳格なルールを設けるとともに、第三者によるチェック機能も求められている。
県内で監視カメラを設置している八市町のうち、運用にあたって「要綱」や「指針」などを設けているのは、大津市、彦根市、草津市、愛荘町の四市町だ。
さらに大津市では監視カメラだけでなく、録音・集音マイクを併せて十三台セットさせていることがわかった。
同市政情報課では「暴力や不当要求防止のため」としているが、集音装置については告示はせず、運用の指針もないのが実情だ。







