安土町常楽寺の「観月の夕べ」
◇近江八幡
近江八幡市安土町常楽寺の常の浜水辺公園で10日夜、最後の夏祭り「観月の夕べ」が開かれ、大勢の人々で賑わった。
10年前、町並み保存と安土駅前の賑わいの復活を目指して有志(50~80歳代)20人で発足した住民グループ「楽市楽座」が、毎年、開催してきたが、会員の高齢化により舞台や客席、模擬店等の設営が難しくなってきたことや、警備にも限界を感じるようになったため、10年目の節目に終了することにした。
会場には「信長うどん」や「みたらし団子」などの模擬店が並び、ステージでは太鼓演奏やコンサートなど催されて最後の祭りを盛り上げた。
フィナーレには、旧安土町時代に西の湖の夏の風物詩として行われていた「花火大会」を再現。高さ約5メートル幅約30メートルの「ナイヤガラの滝」に点火され、明るく輝く光に10年間の思い出を重ね、楽しんだ。
中塚一恵さん(42)は「いつまでも続くと思っていたのにこれで終わりだと思うと残念。懐かしい思い出のナイヤガラの滝を見ることができ感動しました。皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と惜しんだ。
主催者の熊木清一楽市楽座代表(75)は「最後に賑やかな祭りにできた。西の湖の花火大会の再現もでき、住民に喜んでもらえたと思う。情熱を注ぎ10年続けた夏祭りだった。やり遂げられた満足感でいっぱいです」と話していた。






