地域資源活用塾の塾生
【近江八幡】若い人たちが地域課題を解決する新規事業を考案し、その事業化をめざす近江八幡市の「未来づくりキャンパス地域資源活用塾」の成果発表会が24日、ラ コリーナで開かれた。
同市が取り組んでいる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の人材育成プロジェクト事業で平成28年度からスタート。今回は第2期生の塾生15人が4グループに分かれて取り組んだそれぞれの事業化案を発表した。
20~40歳代をターゲットに人を包み込むような雄大な西の湖の自然ツーリズムを通して自分と向き合う「マインドフルネス事業」、借用した農地で企業研修の農業体験や会員制の農業サポーターを募る就農事業「百菜劇場」、旧市街地の由緒ある町家の空き家でのコスプレ撮影会や和の空間を写真撮影場所として提供する「町家の新たな活用事業」、車がなくても暮らせる生活をめざす「ささえあい交通」の4事業案を1グループ7分の持ち時間で説明した。
いずれの案も本格的に取り組むには、事業の採算性や継続性など、まだ研究の余地は残されているものの、地域課題の解決に繋がる資源の新たな活用や掘り起こし方、事業に結びつけていくためのプロセスや問題点の捉え方等、塾生らの真剣な取り組みに関心が寄せられた。
発表後、塾長の冨士谷英正市長は「いずれも近江八幡の地域資源によく目を向けていただいた提案だった。いい視点は市政に取り入れていきたい」と評価した。
同塾座長の横山幸司滋賀大学社会連携研究センター教授は「これまで議論を重ね、合意形成してきたプロセスを大切に、第3者に理解してもらえるよう努力を重ねてもらいたい。徹底した課題提示といい処方箋ができあがっているかが事業化へのカギになる」と講評した。






