愛東地区・比嘉 彩夏さん
時が経つのは早いもので、今年いっぱいで協力隊の任期が終わります。
3年間の活動を振り返ると、もっとこうすればよかった、ああすればよかったと思う反省と、私ができることを積み上げた結果に、驚いている自分もいます。
協力隊になる前までは縁がなかった東近江市も今ではすっかり溶け込んでずっと昔からいるような気にもなります。毎日変わっていく農村部の景色も、今では当たり前になり、来訪者を案内するときにしか初めてこの地にきた感動を覚えなくなりました。それはネガティブな意味ではなく、この地やここに住む人たちが私を受け入れてくれ住みよい地域にしてくれた結果です。行政の方だけに関わらず、地域の方が自分たちのまちを良くしようと行動されているのも東近江の魅力です。
昨年、足早に立ち上げた「幻の銘酒百済寺樽プロジェクト」は地域の協力なしではできなかった活動です。最初は私一人の「おもしろそう」から始まったプロジェクトも、今ではたくさんの方に知ってもらえ、協力してもらい、百済寺樽が一人歩きしているくらいです。プロジェクトを進めて行く上で苦労もありましたが、それ以上に嬉しいことがたくさんありました。特に嬉しかったことは400年以上続く地元行事のお神酒として百済寺樽を使ってもらえたことです。地域の方に認めてもらえるかどうかが一番の不安要素だったので、わがまちの酒として伝統行事に使ってもらえた時は本当に嬉しかったです。
また、それだけではなく、百済寺樽に続く新たな商品を開発・支援していく組織「百済寺ブランド認証協議会」も立ち上がり、地域に明るい変化が起こっていることが喜ばしいです。
このプロジェクトは、お酒を復活させるのが目的ではなく、お酒をきっかけに来訪者増加に繋げていくのが目的です。百済寺樽をきっかけに「百済寺」「東近江市」を知り来訪した人の数は、なかなか数字として見えにくいですが、名前が浮かばない場所は来訪したい候補地にも上がらないので、地道な広報活動を続け、東近江市の新たなコンテンツのひとつとして旗をふっていきます。
3年間は短かったですが、とても濃い時間でした。本当にこのまちに来てよかったです!残り短い協力隊任期ですが、協力隊卒業後もずっとこのまちにおりますので、引き続きよろしくお願いします!







