環境学習への関心を高める一冊に
【全県】 コクヨ工業滋賀(愛荘町上蚊野)と平和堂(彦根市西今町)、県はこのほど連携してびわ湖フローティングスクールの学習船「うみのこ」をデザインした「うみのこノート」を開発し、今月から販売を始めた。
同ノートは、県が滋賀・びわ湖ブランドの推進や地域活性化、県民サービス向上のために両企業と締結している包括的連携協定の取り組みの一環として企画された。
コクヨ工業ではこれまで、琵琶湖畔のヨシ群落保全などの環境活動に継続して取り組んでおり、県内の小学5年生が乗船して湖上で環境学習に取り組むびわ湖フローティングスクールと関連付け、「県民の環境活動への関心を高めるきっかけになれば」と同ノートを考案し、販売などの面で平和堂も連動することが決まった。
また、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で年度前半のフローティングスクールが中止となっていたことから、事業が再開される今月にあわせて販売を始めた。
同ノートはタテ252mm×ヨコ179mmのセミB5サイズ。表紙には県出身のイラストレーター内田文武氏による学習船「うみのこ」のデザインを取り入れている。中紙には、びわ湖・淀川水系のヨシを使用した上質紙を使用。ページデザインには探究的な学習にも使えるオリジナル罫線を取り入れ、タイトル欄、まとめや振り返りを書き込める5mm方眼などで、多様なフィールドワークで活用できるようにしている。また、表紙の裏には、「うみのこ」に乗船した時などに歌う「希望の船(湖の子周航歌)」や県民に広く親しまれている「琵琶湖周航の歌」の歌詞、琵琶湖の面積や周囲の長さ、最大水深などのデータも掲載している。
県は「『うみのこ』に限らず、『やまのこ』、『たんぼのこ』などの環境学習や琵琶湖をはじめ住んでいる地域についての学びや愛を深めるツールとして、県民が一度は体験する思い出の一冊に」と活用を勧め、コクヨ工業でも「子どもから大人までが様々な場面で使ってほしい」と期待している。
価格は1冊198円(税抜)で、県内の主な文具店で販売中。また、売り上げの一部はヨシ群落の保全活動に役立てられる。







