琵琶湖汽船が新船建造
==環境にやさしいクルーズ船「めぐみ」==
◇大津・大津市
琵琶湖汽船(株)(本社・大津市浜大津、中井保代社長)は、現在運航の大型クルーズ船ミシガン、ビアンカと中型クルーズ船(四隻)に加えて、太陽光・風力発電ユニットなどを搭載した中型クルーズ船「megumi(めぐみ)」(写真)を建造し、来年一月初旬に運航を開始する。同社にとっては、平成二年の「ビアンカ」以来、約二十年ぶりの新船となる。建造費は二億円。
この新船は、環境学習、ウェディング、イベントなど利用者に応じて船内レイアウトを変化し対応することができる。また、環境にやさしい船として、バイオ燃料添加型ディーゼル対応機関の導入や、環境啓発機器として太陽光・風力発電ユニットなどを搭載している。竣工予定は来年一月で、建造造船所は(株)杢兵衛造船所。
同船の全長は、約三五・七メートル、幅は、約メートル。総トン数は、約百十トン。主な機関は、プロペラ・デイーゼル機関×二基(二軸)。航海速力は、約十六ノット。旅客定員は、二百人(座席百二十人・立席八十人)。
環境対応として(1)バイオ燃料添加型デイーゼル機関(ヤンマー製)(2)環境啓発機器(太陽光発電ユニット、風力発電ユニット、環境学習機器等)―を搭載している。
また、船名の「megumi(めぐみ)」は、未来に向けて同社の企業理念を推進しようとするもので、琵琶湖の恵みが込められている。
航路は、定期航路「ぐるっとびわ湖一周クルーズ」(大津〜長浜〜大津)と不定期「企画クルーズ」(海津桜見・船上ウェデイング・船上パーテイー・環境体験学習・修学旅行、遠足・イベント等貸切)の二本立てとなっている。
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