東近江・湖東
日本電気工業会名古屋支部が情報交換 次世代エネルギーパーク
2010年9月14日(火) 第15751号|東近江・湖東 ニュース

菜の花プロジェクトの説明を受ける視察団
大手メーカー 菜の花館や京セラなど視察
◇東近江
次世代エネルギーパーク計画に取り組む東近江市は九、十両日、市内のエネルギー関連施設や市民活動の状況、民間企業の工場視察を組み入んだ「第四回エコツアー」を実施した。
経済産業省資源エネルギー庁から昨年八月に、次世代エネルギーパーク構想の認定(近畿で二番目、県内初)を受けた同市は、自然エネルギーやバイオマス資源を地域内で有効活用する活動を紹介しようと、県内だけでなく県外から視察団を受け入れている。
今回のツアーで訪れたのは、社団法人日本電気工業会名古屋支部に加盟する大手メーカーの十人で、公共交通機関(JRと近江鉄道)を利用しながら八日市駅に到着し、足元から環境面に配慮している。
年間五千人近くが視察や環境学習に訪れるあいとうエコプラザ菜の花館では、愛東から全国百五十地域に広がった資源循環型システム「菜の花プロジェクト」への取り組みについて、鈴木教愛主事から説明を受けた。
「栽培面積十六ヘクタールから収穫した菜種油を学校給食ほか特産品として一般に販売する一方、家庭や学校給食から回収した廃食油(約三万二千リットル)をBDFに精製している」
「うち二万三千リットルを市内循環バス、公用車、ライトアップ用の発電機、トラクター、コンバインなどに再利用している」と説明し、BDF利用で「年間五十七トンの二酸化炭素削減につながっている」とも。
その後、視察団は、菜の花を栽培して取れた菜種油の使用後の廃食油を原料とするBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)精製プラントや、もみ殻や木くずを炭化したくん炭の製造工程などを見学した。
このほか、市民ファンド太陽光発電施設や太陽光発電システム国内シェア第二位を誇る京セラ滋賀蒲生・八日市工場などを視察し、八日市商工会議所では環境委員会を開き、各社の事例紹介を通じ環境負荷低減への取り組みを話し合った。
















