県立大研究員の上田洋平さん

■平成23年10月15日(土) 第16086号

=「心象図法」で“人間力大賞”受賞=

心象図法で地域おこしに取り組む上田洋平さん

◇彦根
 県立大学地域づくり教育研究センターの上田洋平研究員はこのほど、日本青年会議所主催の「人間力大賞」を受けて受賞した。
 「人間力大賞」は、環境、国際協力、医療・福祉、文化・芸術、スポーツ、その他の分野で積極果敢な活動・挑戦を続けている人間力あふれる若者を発掘しようとする「青年版国民栄誉賞」といえるもの。
 地域学・地元学が専門分野である上田研究員は、人びとの五感体験をもとに、人と自然とのかかわりや地域の暮らしぶりを絵で表現し、絵解き等を通じて、世代間交流や地域の価値の再発見を促す「心象図法」という手法を開発し、滋賀県内を中心に各地でその実践に取り組んできた。
 この取り組みは地域の記憶の継承や地域の誇りの再発見というまちづくりの分野だけでなく、環境保全や高齢者の生きがい作り、認知症・介護予防等地域福祉にも生かせるということで、最近ではこうした分野での展開も始まっている。
 上田さんは、これらの活動を「地域の知恵・わざ・文化の地産地消」運動、あるいは「思い出(過去の記憶)を育てて未来をつくる」運動と呼び、十年にわたってこれを主導してきた業績が認められた。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース