幸福の科学学園 住民側が違法性主張

■平成24年3月8日(木) 第16208号

=大津市の建築審査会=

大津市役所で開かれた建築審査会の公開口頭審査会

◇大津
 大津市仰木の里東で建設中の幸福の科学学園(中高一貫校)に反対する地元住民が、建築確認の取り消しを求めている審査請求について、大津市役所で建築審査会の公開口頭審査会がこのほど行われ、傍聴人約百五十人が見守った。
 この中で住民側は、幸福の科学学園の建設地の特徴について、UR都市機構が、谷などを埋め立てた「谷埋め盛土」で造成した急斜面の台地で、過去昭和四十年代にも地すべりが発生したことを指摘した。
 具体的には、地盤が軟弱な泥質で、機構が斜面に盛り土を行ったことで、盛り土と台地の間で地下水が逃げ場を失い、「長時間にわたる大量の降雨や、地震で地下水位が上がることで地すべりが発生するおそれがある」とし、大規模な土地変更は災害を誘発して危険と警鐘を鳴らした。
 一方、建築確認を行った滋賀県建築住宅センターは、事前に審査委員会へ提出した書面以外に補足説明は必要ないとして、論述は行わなかった。
 また、これを受けて幸福の科学学園は「法律に則って手続きを進めており、審査会では正当な審査がなされると考えている」とコメントした。


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