嘉田知事 未来代表辞任を表明

■平成25年1月5日(土) 第16466号

=当面は知事職に専念=

年頭の会見で日本未来の党の代表辞任を正式に表明する嘉田知事(4日、県庁)

◇全県
 嘉田由紀子知事は四日、県職員への年頭の訓示で、「昨年十一月二十七日の『びわこ宣言』以来、県民や職員の皆さんに心配をおかけした。私自身の国政との関わりだが、県議会で議決された兼務解消決議を重く受け止め、政治団体(日本未来の党)の代表の役割を後任に譲りたい。庁内執務についても、十分な協議のための時間確保を図り、県政に専念できる態勢をつくりたい」と日本未来の党代表を辞任する考えを示した。
 新代表には、阿部知子衆院議員が就き、嘉田氏は顧問に就任の見込みだ。
 同日の年頭会見では、辞任の理由について「県議会の決議が大きい。これから来年度の予算審議が始まるため、(このタイミングで)判断した。足元の内政を固めるのが大事だ」と述べた。
 また、知事職については「任期(一年半)を全うする」としたものの、夏の参院選については「先のことはわからない」と含みを持たせ、出馬の可能性を否定しなかった。
 政治団体の代表を辞職し、知事に専念することについては「原発問題や国の出先機関改革などは、一政治家として、研究者として今後も志を発信していきたい」とした。
 日本未来の党代表を一カ月余りで辞することを決めたことには「比例区で支援をいただいた三百万人を超える皆さんにお詫びしたい。未来の党の理念と方向をきちんと次の方(阿部氏ら)に伝えたい」と語った。
 嘉田氏は、昨年十一月二十七日に日本未来の党を旗揚げし、代表に就任。しかし衆院選では“卒原発の風”は起こらず惨敗した。先月二十八日、小沢一郎氏に近い旧「国民の生活が第一」の議員らと対立し、追い出される形で、阿部氏とともに「日本未来の党」を結成し共同代表に就いていた。


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