三方よし精神根付く地域の魅力再発見!

■平成25年9月21日(土) 第16686号

=23日 「ぶらっと五個荘まちあるき」=

愛らしい丁稚などが練り歩く「近江商人時代絵巻行列」(昨年のぶらっと五個荘まちあるきで)

◇東近江
 近江商人の三方よし精神が根付く五個荘地区の町並みを舞台に、“第二十七回ごかのしょう新近江商人塾”と“第十九回ぶらりまちかど美術館・博物館”の二本柱からなる「ぶらっと五個荘まちあるき」(主催=ぶらっと五個荘まちあるき実行委員会、共催=東近江市・東近江市教育委員会・一般社団法人東近江市観光協会・東近江市商工会)が、秋分の日の二十三日に開かれる。

◆新近江商人塾
 ごかのしょう新近江商人塾のメイン会場は、舟板塀や白壁の蔵をはじめ現存する近江商人本宅が郷愁漂う独自の町並みを形成し、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている金堂地区。
 てんびん棒を担いだ愛らしい丁稚や商家の娘など大正〜昭和初期の衣装に身を包んだ一行が、五個荘金堂町から五個荘川並町まで往復約二キロの道のりを練り歩く“近江商人時代絵巻行列”(午後一時から)が行われる。
 近江商人屋敷藤井彦四郎邸では、五個荘地区ならではの人前挙式“МUSUBI―五個荘結婚日和―”(午前十一時から)が開かれ、二人で考えた家訓とともに永遠の愛を誓い合った新郎・新婦が来場者に幸せをお裾分けする。
 また、てんびん太鼓の演奏(午前九時五十五分)や学生の息吹が感じられる書道パフォーマンス(午前十時四十分から淡海書道学校、午後一時半から県立大津高校)、地域ブランド・近江の麻を使った“デザイン市”のほか、地元特産品を取り揃えた模擬店も並ぶ。

◆ぶらりまちかど
 「売り手よし・買い手よし・世間によし」の精神で、経済活動や地域貢献のみならず、芸術文化の振興にも力を尽くした近江商人たち。その三方よし精神によって築かれた郷土・五個荘の魅力を今一度見つめ直そうと、今年のぶらりまちかど美術館・博物館は「再発見!五個荘」をテーマに掲げる。
 神社仏閣や近江商人宅など三十七カ所を展示会場とし、近江商人の高い美意識と心意気に魅せられた芸術家・文化人たちの作品を紹介する。開催時間は、午前九時半から午後四時まで。

◆おもてなしの心
 国の重要伝統的建造物群保存地区選定(平成十年十二月二十五日)から十五周年を迎えるのを記念して、金堂まちなみ保存会の会員が、金堂まちなみ保存交流館で来訪者を抹茶とよもぎ団子でもてなす(数量限定)。同時に、同保存会のまちなみの修理・修景状況のパネル展示も行う。
 さらに、同地区内の弘誓寺(ぐぜいじ)本堂回廊で、国画会会員で関西在住の抽象作家七人(石井豊太さん・大田洋さん・金谷雄一さん・北野隆祥さん・工藤秀策さん・姫野芳房さん・森田孝夫さん)によるグループ展「抽象画展」(文挙の会主催)が開かれている。
 比叡山延暦寺本堂に次ぐ大きさを誇る古刹と現代絵画約十五点の意外な組み合わせが、来場者に新鮮な感動を与える。同展の開催時間は午前九時から午後四時までで、入場無料。
 詳しくは、東近江市観光物産課(0748−24−1234)または東近江市観光協会(0748−48−2100)へ。

◆観峰館でも
 ぶらりまちかど美術館・博物館に合わせて、五個荘竜田町にある観峰館は二十三日、毎年恒例の「オルゴール鑑賞会」を同館展示室2(西洋アンティーク室)で催す。開催時間は、午後二時半から同三時十分まで。
 同館所蔵のアンティークオルゴールが奏でる神秘的な音色を、ゆったりと味わえる。また、日本習字創立六十周年記念の秋季企画展「観峰コレクション―収集の系譜―」を開催中で、日本習字の創立者・原田観峰(一九一一―一九九五年)の思いにも触れられる。
 問い合わせは、観峰館(0748−48−4141)まで。


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