サッカーで国際交流 日本ラチーノ学院と堀川高校

■平成27年9月20日(日) 第17301号

=日伯修好通商航海条約締結120周年=

サッカーで交流した両校の生徒――ラチーノ学院グラウンドで――

◇東近江
 東近江市甲津畑町のブラジル人学校日本ラチーノ学院の生徒と、京都市立堀川高等学校サッカー部のサッカー交流試合が十三日、同学院グラウンドで開催された。
 週に一回、サッカー教室を開いている同学院。同世代がスポーツを通して国際交流を楽しんでほしいと、日本語指導のボランティアをしている日本学生海外移住連盟OB会の引地正之さん(73)が友人に声をかけ、今回の交流試合が実現した。
 日本とブラジルとの間で初めて結ばれた対等条約「日伯修好通商航海条約」の百二十周年記念としても開かれ、オープニングセレモニーでは、ブラジルの国花である「イペー」の苗木がグラウンドに植えられた。
 試合は、グラウンドの大きさに合わせて、六人―六人で行い、ハーフを挟んだ三十分三回の一ゲームで対戦した。
 互いに違ったプレースタイルで、序盤は様子を探りながらの試合展開であったが、ラチーノ学院の先制点が決まってからは徐々に白熱し、ボール際では激しく体をぶつけ合うプレーが目立った。


接戦が繰り広げられた試合

 一進一退の接戦が繰り広げられたが、終了間際に得点を決めた堀川高校が5―4と勝ち越し、勝負を決めた。
 試合後、握手を交わして互いの健闘をたたえ合い、堀川高校のキャプテンで二年生の松井春樹さんは「日本と違ったプレーで新鮮だった。とても楽しめました」と話し、五歳の頃からサッカーを始め、軽快な動きで先制点を決めたオリベイラ・ペドロさん(15)は「とても良い試合だった。負けたけれど、がんばって良いプレーができた」と笑顔で話した。
 同OB会が準備したバーベキューで懇親会が開かれた後も、見学に来ていた保護者なども交えてサッカーを楽しみ、さらなる交流を深めた。
 また、交流と友情の証として堀川高校生たちのサインボールを含めたサッカーボール十個が、ラチーノ学院に贈られた。


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