歴史的文書から探る講演会「明治を生き抜いた近江商人」

■平成27年11月1日(日) 第17335号

=11月18日、県庁東館=

◇県
 県と全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会は十一月十八日午後一時半〜三時まで、大津市の県庁東館において、宇佐美英機・滋賀大学教授を招いた講演会「明治を生き抜いた近江商人」を開催する。
 県が保有する歴史的文書(公文書)は、資料として良好な状態で保存されており、明治期から昭和戦前期までの九千六十八簿冊は、平成二十五年三月に県指定有形文化財に指定された。 
 県県政史料室では、保有する歴史的文書を広く知ってもらおうと、シリーズ「歴史的文書を考える」をテーマに、毎年、講演会を開催してきた。今年は「近江商人」を選び、第八回講演会として商業の視点から県内の近代化を振り返える。
 これまで近江商人は、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の経営理念で知られるその高い倫理性や社会貢献が注目を集めてきた。その一方で、近年では伊藤忠商事・丸紅両社の創業者である伊藤忠兵衛家の新史料が発見されるなど、新たな一面が明らかになりつつある。
 今回の講演では、江戸時代に活躍した近江商人たちが、「明治」という新時代をどのように乗り切ったのか、実際の史料に即して宇佐美教授が「滋賀の商業と近江商人」の題目で講演する。無料。問い合わせは、県政史料室(TEL077―528―3126)へ。


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