【寄稿】衆議院議員 武村 展英

■平成29年9月7日(木) 第17905号

=国政刻刻 内閣府大臣政務官を退任して=

    武村氏

 私は、この度の内閣改造に伴い内閣府大臣政務官を退任いたしました。この一年間、与えられた担務に向き合い、全力で取り組むことができた充実感と大過なく職責を果たすことができた安堵感を抱いております。
 改めて、政務官として仕事をさせていただくことができたのは、衆議院議員として国会に送り出していただいた地元の皆さまのおかげであり、その上で経済再生と金融庁という私のこれまでの経験を目一杯生かすことができる機会を与えられたこと、さらには内閣府と金融庁の職員の皆さまにお支えをいただいたことに心からの感謝を申し上げます。
 この一年、経済再生の取り組みと、新しい金融行政の取り組みのどちらについても、わが国の将来にとってどうあるべきかというマクロ的な視点と、現実社会において具体的にどのような影響を及ぼすかというミクロ的な視点の両方を常に持つことを心がけました。
 私が担当した未来投資会議や経済財政諮問会議においては、第四次産業革命が実現することによる社会の姿を「Society5.0」という具体的な将来像を明確にしながら議論を進めることができました。(「Society5.0」については7月の寄稿で触れさせていただきました)
 そして、こうした将来像が地元滋賀県でどのように展開されるかという実務的な課題を探るため、滋賀県での取り組みについてできうる限り内閣府として現場の声を聴くことに努めました。特に、わが国でも最先端の医療を提供する成人病センターや滋賀医科大学の取り組み、また大津市におけるガス事業、水道事業の取り組み、さらには東南アジアへのインフラ輸出の取り組みなど、内閣府としてその成果や課題を共有することができました。
 金融庁については、特に私の専門でもある公認会計士業務に関連して、特に東芝の一連の不適切会計問題について、証券市場に及ぼす影響に細心の注意を払いながら行政として適切な対応をとることができたと自負しています。また金融機関の融資姿勢や投信の販売など、真に顧客本位の業務運営を行っているのかという新しい課題については、取り組みが緒についたところですが、こうした残る課題について、今後も一議員として引き続き取り組んでまいります。
 政務官退任後は、しばらく新たな役職につかないことを希望し、党からのご理解をいただきました。今一度原点に立ち戻って議員活動をしてまいる所存です。




関連記事

powered by weblio




同日のニュース