幸せを祈る 職人技と文化

■平成30年1月16日(火) 第18013号

=企画展「寺院を守る獅子瓦展」かわらミュージアム=

かわらミュージアムで開かれている「寺院を守る獅子瓦展」

 【近江八幡】寺院の鐘楼や山門の屋根の隅に飾り付けられている獅子瓦を紹介する企画展「寺院を守る獅子瓦展」が、かわらミュージアム(近江八幡市多賀町)で開かれている。31日まで。
 獅子瓦は、棟の端などに乗せ置いて厄よけなどに用いられる鬼瓦とは違い、邪気や邪鬼を祓って災難を避け、福を呼び込む縁起物として用いられているのが特徴。ともに人々の暮らしが平穏に送れるように願いが込められた美術造形物であることには変わりなく、現在も各地の寺院で見かけることができる。
 会場には、同ミュージアムが所蔵する昔の瓦職人の代表作30点を並べ、高度な製造技術と受け継がれてきた瓦文化を伝えている。
 いずれも獅子の複雑な顔立ちを彫り深く表現したもので、願故寺(同市博労町)に飾られていた「1820年(文政3年)」制作の刻印がある市井金六作のものや1843年(天保14年)の刻印がある瓦屋増右衛門制作の古い作品も展示されている。
 入館料一般300円、小中学生200円。開館時間午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜日休館。問い合わせは同館(TEL0748―33―8567)へ。


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