中路融人追悼展 近江商人博物館・中路融人記念館

■平成30年1月16日(火) 第18013号

=絶筆の『通天橋の秋 寸描』展示 中路氏が見た写生風景も再現=

中路融人氏

 【東近江】 昨年7月、83歳で逝去した日本画家・中路融人氏をしのび、てんびんの里文化学習センター内にある中路融人記念館(東近江市五個荘竜田町)は、きょう16日から「中路融人追悼展」を開催する。
 中路氏は、母方の故郷五個荘を題材に、山々の織りなす風景や田園風景など、自然の景観に恵まれた湖国周辺の原風景を表現してきた。
 日展などの展覧会で数々の受賞を重ね、2012年に文化功労賞に顕彰、2015年には東近江市名誉市民の称号が贈与された。
 館内では、画風の転換期でもある1975年(中路氏40歳)以降に描かれた作品19点を中心に展示。中路氏最後の作品になった『通天橋の秋 寸描』や、2005年に寄贈された市立五個荘小学校所蔵の『湖北早春』、遺族からの寄贈作品が新たに並ぶ。


最後の作品となった『通天橋の秋 寸描』

 また、実際に使用していた画材とともに、中路氏が見た写生風景をプロジェクターで再現した実体験コーナーも設置し、人々の郷愁を誘う作品が生まれた背景に迫る。
 4月15日まで。入館料は300円(小中学生150円)。開館時間は午前9時半から午後5時(入館4時半)まで。会期中の休館日は1月22日、29日、2月13日、3月12日、22日、26日、4月2日、9日。
 2月10日と3月24日(午後1時半〜同2時)には、学芸員によるギャラリートークが行われる。
 問い合わせは、同館(TEL0748―48―7101)へ。


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