現新2人、激しいつばぜり合い

■平成30年2月18日(日) 第18042号

=20日告示の愛荘町長選=

 【愛荘】 20日告示の愛荘町長選挙(25日投開票)は、無所属現職の宇野一雄氏(71)=連合推薦=が「一体感あるまちづくりを引き続き進める」と2期目をめざすのに対し、会社役員で無所属新人の有村国知(くにとも)氏(43)=自民・公明推薦=が「町庁舎最上階へ駆け上がる体力をもち、将来に責任を持てる子育て世代へのバトンタッチを」と挑む一騎打ちの構図になりそうだ。【高山周治】


    宇野氏

 元県職員の宇野氏は、同町の副町長を経て、2014年の町長選で初当選を果たした。1期目では、町立つくし保育園の移転新築による待機児童の解消、中学生までの医療費無料化、通勤通学者にも投票権を与える全国的に珍しい住民投票条例制定などに取り組んだ。
 今後の課題では、国からの交付税が手厚く配分される合併特例措置の2020年度終了を見据えて行財政改革の必要性を説き、手法の一例として、「各自治会の補助金のあり方を、一律補助から主体的な提案に対しての補助に見直したい」とする。
 さらに、次の4年で大きな課題となっているのが、同町竹原区に建設予定している彦根、愛荘、甲良、豊郷、多賀の1市4町のごみ処理施設だ。
 これは、彦根愛知犬上広域行政組合の公募で昨年6月に決定したものだが、周辺地域から反対する声が上がっている。
 これについて宇野氏は「(竹原区が)手を挙げている以上、首長としてやめるとは言えない。反対、賛成の地域と真摯(しんし)に向かい合う」とした。
 選挙戦に向けては、同町東出に事務所を設置。公務のため週末の活動が中心だったが、20日の告示以降は本格化させる。


    有村氏

 一方、同町出身の有村氏は、「リーダーシップをもって、町の競争力、発信力を高めたい」と声を上げる。
 具体的な公約としては、町全体で子育てを応援する風土の醸成、子どもの学力向上、国道8号線へ接続する道路の整備、国道8号線の渋滞個所と国道307の改良促進などを訴える。
 出馬に向けては、昨年10月からあいさつ回りや、交差点やスーパー前での辻立ちに努めてきた。告示に先立つ先月28日には決起集会を開き、同町を含む滋賀2区選出の上野賢一郎・衆院議員をはじめとする県選出衆参5人の国会議員が応援に駆けつけ、政権与党とのパイプをアピールし、支持者170人と共に気勢を上げた。
 選挙戦では、同町市の事務所を拠点に、上野衆院議員の強力なバックアップを受けながら後援会が軸となって支持を拡大する。さらに保守系の町議も5〜6人が支援に回り、町議選との相乗効果を狙う。
 ちなみに同氏は、父に愛知郡選出の元県議国宏氏、兄に県議の国俊氏(近江八幡市・竜王町)、姉に参院議員の治子氏(全国区)をもつ。


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