福祉法人が手を繋ぐ 地域福祉支援組織発足

■平成30年3月1日(木) 第18051号

=近江八幡市岡山・北里学区=

岡山コミュニティセンターで開かれた設立総会

 【近江八幡】近江八幡市の岡山学区と北里学区の社会福祉法人でつくる連携協議会の設立総会が先月27日、岡山コミュニティセンターで開かれた。
 両学区内で高齢者福祉施設、障がい者支援作業所、介護施設、保育園を運営する7つの法人(一善会、小羊会、サルビア会、おうみ福祉会、きぬがさ福祉会、紫雲会、至徳会)が資金と人材を出資し、行政の施策や制度では行き届かない福祉サービスの提供を目的に活動する。
 法人によるこうした地域組織は、市内で初で県内でも先進的な取り組み。平成28年4月から社会福祉法が改定され、福祉法人に地域の福祉ニーズに応える新たな社会貢献活動を通して法人の存在価値を高めるよう求められたことが背景にある。
 同協議会では、下部組織に「おか・きた安心ネット推進会議」と「事業計画具体化作業部会」を設置し、支援者の協力を得ながら高齢者福祉、障がい者福祉、保育分野の専門家による相談会、民生委員や地域の支援者と連携した福祉ニーズの発掘と見守り支援、福祉ボランティアの育成、子どもへの福祉教育支援、災害弱者への対応等の活動に取り組む。
 福祉事業で培ったそれぞれの専門性や地域情報を活かすことで、効果的な支援が必要な時に共同で取り組めるメリットや社会的弱者へのセーフティネットの構築に期待が寄せられている。
 午後2時から行われた設立総会には、関係者17人が出席し、会長に社会福祉法人サルビア会の岡田三正理事長を選出し、活動をスタートさせた。
 来年度は「何でも相談会」を開催し、地域での福祉支援の掘り起こしや地域住民の困りごとなど、ニーズ調査を兼ねた支えあい活動を推進していくことにしている。


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