地域おこし協力隊ら研修成果発表

■平成30年3月14日(水) 第18062号

=客ニーズに応え商店街のにぎわいづくり 曾祖父の和菓子復活で市代表する土産に 自主事業を拡大し自立したNPO法人へ=

 【東近江】 東近江市の地域おこし協力隊2人と若手事業者2人の計4人が9日、研修成果を発表した。
 地域おこし協力隊は、主に都市部から人材を受け入れ、自治体支援のもと任期3年で地域活性化を図り、定住を目指す。市内には現在8人の隊員が、▽自然を生かしたアウトドア、▽耕作放棄地を使った政所茶の再生、▽商店街の活性化―の分野で活躍する。
 研修は、初年度の隊員の事業運営を後押ししようと、地域資源を生かしたビジネスプラン講座を年6回開講。今回は市内の若手事業者にも門戸を広げた。
 この中で地域おこし協力隊の吉田健一郎さん(38)は、八日市駅に近い本町商店街でパンカフェを運営。スキレット(ミニフライパン)で提供するパンランチを発表し、「本来のパンのおいしさを味わってほしい」と意欲を示した。
 JR能登川駅東側の商店街で、古民家を改装したバーを営む平井剛志さん(26)は、学生や猪子山の登山客向けの豆乳アイスのテイクアウト販売を始めることで、昼間の売上増を図るとした。
 一方、若手事業者からは、河辺いきものの森(同市建部北町)を拠点に自然学習を行っているNPO法人遊休会の望月光貴さん(27)は、委託事業に依存する体質を改善するため、自然の中で蒸気浴を楽しむ「テントサウナ」を自主事業として提案した。
 同市小脇町の老舗和菓子店4代目、井上文子(あやこ)さん(26)は、曾祖父が太郎坊宮の参拝客向けに限定販売していた験担ぎの和菓子を復活させることで、市を代表する土産に育てようと、オリジナル商品の試作を重ねている現状を報告した。


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