県知事選挙 近藤氏が選挙母体を結成

■平成30年5月16日(水) 第18116号

=「憲法を守り、生かす県政を目指す」と表明=

市民集会で知事選への思いを語った近藤氏

 【県】 任期満了に伴う滋賀県知事選挙(6月7日告示、24日投開票)に、共産党県委員会からの推薦を受ける形で無所属での出馬を表明している滋賀大学名誉教授で市民団体「滋賀・九条の会」事務局長などを務める近藤学氏がこのほど、選挙母体となる「近藤まなぶさんとともに市民がつくる滋賀県政の会」を結成した。
 近藤氏の推薦人が「県政への要望など広く意見交換を」と呼びかけ、県立県民交流センターピアザ淡海(大津市におの浜)で開催した市民集会で、選挙母体の結成総会も同時に行った。
 市民集会には約40人が参加。壇上に立った近藤氏は、今回の県知事選を「自民党とその補完勢力に対し、共闘して立ち向かう人々の構図になる」と述べ、「現職は、一部の富裕層を優遇するような国政から県民を守るための防波堤になれていないだけでなく、そちらへ寄っていっているのは見過ごせない」と批判した。また、現時点での重点基本政策も発表し、大戸川ダム(大津市)や2024年の国体県大会で予定されている新施設の建設に反対することに加え、憲法を守り、生かす政治を実現するとして、県独自の奨学金支援制度の創設、地域通貨などを使った地域経済循環活性化などにも取り組んでいきたいとした。
 参加者からは「県政からジェンダー平等に取り組んでほしい」「学校給食の無償化を実現して」といった要望があがり、近藤氏は「市民の声を実現できるよう、選挙戦に挑んでいく」と意気込んだ。
 市民集会後に行われた選挙母体団体の結成総会では、会の代表に畑明郎氏(日本科学者会議滋賀支部代表幹事)が就任したほか、代表委員に近藤氏自身と立候補の呼びかけ人として同席した高橋進氏(龍谷大学名誉教授)、近藤公人氏(明るい滋賀県政をつくる会代表)、玉木昌美氏(弁護士)、辻義則氏(福井原発訴訟原告団長)、顧問に成瀬龍夫氏(元滋賀大学学長)、事務局長に瓜生昌弘氏(滋賀自治体問題研究所事務局長)が就いた。
 知事選には、二期目を目指す現職の三日月大造氏が連合滋賀からの推薦、自民党県連、公明党県本部、社民党県連、国民民主党議員らでつくる地域政党「チームしが」から支援・支持を受ける形で、無所属での立候補を表明している。


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