プロアーティストがコラボ 100年奏で続けた音色を披露

■平成30年6月14日(木) 第18141号

=Fujii イン・ヒュッテ JAZZ コンサート=

大正時代製作の国産ピアノでジャズが演奏される館内―近江商人屋敷・藤井彦四郎邸山小屋(洋館)―

 【東近江】 東近江市宮荘町にある近江商人屋敷・藤井彦四郎邸には、国産としては最も古いと言われる大正時代製造のピアノが展示されている。そのピアノで演奏するジャズコンサート「2018 Fujii イン・ヒュッテ JAZZ コンサート」が9日、同邸の山小屋(洋館)で開かれ、クラシックな音色とジャズの軽快なリズムに包まれた。
 ピアノは、1922年(大正11年)に近江商人の塚本信三が旧の五個荘南小学校に寄贈したもの。定期的にメンテナンスがされ、約100年が経過した今も力強い音を奏でている。
 この日はプロアーティストコラボと題し、滋賀県栗東市出身のピアニスト井高寛朗さんをはじめ、ヴォーカリストの平野翔子さん、ピアニストの宇野栄利子さんがソロやデュオで計9曲を演奏。1934年(昭和9年)に建てられた歴史ある山小屋内には心地よい音楽と歌声が響き渡り、満席の観客からは自然と手拍子が沸き起こっていた。
 愛知県から観光で五個荘地区に訪れた秋山敏男さん(53)、さとみさん(53)夫婦は「とてもクラシカルな雰囲気だった。間近でコンサートが見れたことに感動です」と話していた。


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