韓国の大清湖保全団体が県を視察

■平成30年7月15日(日) 第18168号

=びわ湖の水質改善学ぶ=

県庁で担当者から説明を受ける視察団

 【全県】 韓国中部にある人造湖の大清湖(テチョンホ=中清南道大田広域市)の保全に取り組んでいる環境保護団体がこのほど来県し、大津市内の県庁や県科学研究センターなどを訪問して、びわ湖の水質保全や流域管理などの取り組みなどを学んだ。
 1977年にびわ湖で淡水赤潮が発生し、主婦層を中心に合成洗剤の使用をやめて粉せっけんを使おうという「せっけん運動」が県内全域で展開された。
 これを機に、びわ湖の水環境を守るための市民による地域の環境保全活動は多種多様に展開され、全国でも注目を集めている。
 県と県科学研究センター担当者から、せっけん運動の実績や環境学習船「うみのこ」、さらには最近のブルーギルやブラックバスなど外来魚、オオバナミズキンバイなど侵略的外来水生植物、大量に繁茂する水草の除去など生態系保全の取り組みや、びわ湖保全再生法に基づく施策を学んだ。
 今回の視察団は、研究者・行政・民間団体からなる「大清湖保全運動本部」の一行8人。
 視察団の代表を務めるチェ・チュンシクさんは「テチョンホも周辺の田畑から肥料などを含む水が流れ込むため水質の悪化が問題となっている。水質の改善で実績を上げたびわ湖ではどのように水質管理に取り組んできたのかを学びたい。今回の視察で一番感じたのは、滋賀県民の“びわ湖愛”だった。われわれの“テチョンホ愛”と同じだけに、市民や行政レベルでもっと交流を深めたい」と話していた。
 (注)大清湖(テチョンホ)=1980年に工事が完了した人造湖で韓国では3番目に規模の大きい湖。大田、清州地域の大切な水の供給源になっている


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