住民の思いを代弁した 大林宏さん、安らかに

■平成30年7月19日(木) 第18171号

=公人の生涯と功績を偲ぶ 守ろう安土みんなの会=

安土コミュニティセンターで開かれた「大林宏さんを偲ぶ会」

 【近江八幡】今年4月26日、78歳で亡くなった旧安土町長で近江八幡市議の大林宏さんを偲ぶ会(主催・守ろう安土みんなの会)が14日午後2時から安土コミュニティセンターで開かれた。
 会場には、大林氏と親交のあった35人が集い、町長や新市の市議として住民のために奮闘してきた足跡を偲んだ。
 大林氏は県立草津高校を卒業後、安土町職員になり、同和対策課長、総務主監などを歴任。定年退職後に旧近江八幡市と進められた合併について疑問を抱き、「守ろう安土みんなの会」の前身「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」を設立。賛同する住民とともに旧近江八幡市との合併反対の立場を貫いた。
 合併前年10月の安土町長選挙に立候補して初当選。町長として合併の見直しに取り組んだが、すでに行政手続きが確定しており、その奮闘は実らず、合併により町長の職を去った。
 しかし、合併しても安土のまちのよさを残していきたいと奮起。2011年の新市の市議選に立候補して当選を果たし、現在2期目だった。市議になってからは市政運営の疑惑を正す姿勢を堅持し、議会での質問をはじめ住民監査請求や行政訴訟などにも取り組み、市民の視点に立った市行政の監視に目を光らせた。
 同会では、大林さんと親しかった人々が思い出話を披露。住民らと一緒になって取り組んだ合併反対の活動や大勢の支持者に囲まれた選挙運動など、大林さんの足跡がスクリーンに映し出された。
 旧町役場の同僚だった東近江市野村町の角間國雄さん(76)は「リーダーシップにたけていた人だった。スポーツ万能でカラオケも得意だった」と人柄を偲んだ。


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