地域の遺跡に親しみを オリジナルの勾玉が完成

■平成30年8月7日(火) 第18187号

=夏休み まいぶん体験講座=

紙ヤスリで成形する子どもたち

 【東近江】 東近江市埋蔵文化財センターでこのほど、勾玉(まがたま)作りを体験する「夏休み まいぶん体験講座」が開かれた。
 同センターが立地する東近江市山路町の近辺は、上山神社遺跡などの遺跡が存在し、多数の出土品が発掘されている。古代の装身具に使われていたとされる勾玉もそのひとつで、子どもたちが地域の遺跡に親しみが持てるようにと、同体験講座が開かれている。
 職員や地元のボランティアスタッフ指導のもと、簡単に体験ができると人気の講座で、この日も定員いっぱいの31人(保護者含)が参加。遺跡の出土品が収められたセンター内の収蔵庫を見学したあと、石と紙ヤスリがセットになった簡易セットを使って勾玉作りに挑戦した。


約1時間でオリジナルの勾玉が完成

 昔は石や砂を使って磨き上げたとされる勾玉。体験では削りやすい石をもとに、荒さの違う紙ヤスリを使い分けた。子どもたちは黙々と成形に熱中し、勾玉独特の形に似せたものや、雫、月の形など、思い思いの勾玉を1時間ほどで完成させた。
 歴史文化が大好きな東梨佐さん(湖東第一小5年)は、「削って小さくなっていくのが心配だったけれど、磨けば磨くほど綺麗になってうれしい」と笑顔で話し、完成品を首に巻いていた。


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