【寄稿】滋賀県議会議員 木沢 成人

■平成30年8月22日(水) 第18200号

=県政NOW 苦節30年―荒れ地に花が咲きました。=

    木沢氏

 先日、地元東近江市蒲生地区において開催されました「東近江市蒲生ソフトテニススポーツ少年団30周年記念パーティ」に来賓出席して参りました。
 「蒲生のソフトテニス」「朝桜中学校ソフトテニス部」と言えば、今やこのスポーツに取り組んでおられる方なら、全国で名前を知らない人はいないと言っても良いくらい有名になりましたが、振り返りますと、30年前は何も無いところからの一からのスタートでありました。もともと30数年前より、旧町内の蒲生東小学校、蒲生西小学校の両校において、運動場の片隅でクラブの前身となるような活動をスタート。平成元年に「蒲生町軟式テニススポーツ少年団」として正式にスタートをするわけですが、この年には早速、県ジュニア大会で優勝ペアを輩出することとなります。
 パーティにおいては、30年前の草創期の様子を写した懐かしいスライドが上映されましたが、日野川河川敷に隣接する蒲生グラウンド脇の荒れ地を、指導者や、部員の保護者、地域の協力者の皆様等で、一から開墾。生い茂る樹木を伐採し、鋤(すき)やツルハシで石を取り除き、地面を整え、こうして最初の「テニスコート」を造成されたのでした。
 以降、徐々に部員も増え、指導者も充実し、それに伴い、成績も向上、旧蒲生町や地域の皆様の更なる支援を得て強化し、県内大会では優勝常連、近畿大会、果ては全国大会、ナショナルチームへと選手を輩出する名クラブへと成長を遂げていったのでありました。
 一般にスポーツ振興と言いますと、施設・設備等の環境面や、また絶対人口の面において、都市部が有利だと思われておりますが、この蒲生地区の例のように、地方の小さな町においても、様々な人の熱い「思い」が一つになれば、大きな花を咲かせることも可能なのであります。
 現在、滋賀県では2020年東京オリンピック等も見据えながら、「スポーツの力で滋賀を元気に!」の合言葉のもと、スポーツ振興に努めているところですが、この蒲生地区の事例も参考にしながら、より地域が、街が、人が、スポーツで元気になるよう県議会としても後押しをして参ります。




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