【寄稿】滋賀県議会議員 村島 茂男

■平成30年8月26日(日) 第18204号

=県政NOW 滋賀県の平和祈念と恒久平和の継承について=

    村島氏

 この「滋賀県の平和祈念と恒久平和の継承について」の題名は去る3月の県議会において、遺族会としての立場で質問した時の題名であります。
 日野町の遺族会はもとより、滋賀県遺族会の岸田前会長も傍聴に駆け付けて頂きました。 当然知事選挙目前という事で知事の答弁によっては遺族会の支援の有無もあり、しっかりと質問させて頂きました。
 一番の問題は、年々参加者が高齢になり減少して行く中、現代を生きる我々が如何に追悼の意を受け継いで行くかであります。
 今後は、追悼式から平和祈念式典へと移行して行く市町が増えて行くと仄聞(そくぶん)しておりますが、追悼式はしっかりと挙行して、その上で平和祈念をして行かねばならないと思っております。いま国の方でも子どもたちの献花を奨励しており、滋賀県の式典でも、孫、曽孫世代にも献花を奨励しています。
 多くの方々が、祖国の安泰を願い、家族を案じ、愛する家族を思いながらも再び郷土の地を踏むことなく遠い異国の地で亡くなられました。
 私達の「今」は、心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に築かれていることを、ひとときも忘れてはなりません。こうした方々の尊い犠牲を次の世代にしっかりと伝え、恒久平和を継承して行く事が、戦没者の方々に報いることであると確信をいたしております。
 先の大戦から学びとった多くの教訓を深く心に刻み、滋賀県の豊かな可能性を切り拓き、住民が安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、全力を尽くして行く事が「今」を生きる者の使命であり議員として、また遺族としての責務であると深く心に刻みつけ、風化しないように努めなければなりません。
 私はいつもこの時期が来ると母に「お父ちゃんによう似てきたな」と笑われながらも亡き父と同じ口調で娘、息子に父から聞いた戦争の話をします。
 皆さんもこの時期、一年に一度でけっこうです、お子様、お孫様に戦争の恐ろしさと平和の尊さを語りかけてあげてください。




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