スマホの正しい使い方は?市内中学生が啓発チラシ作製

■平成30年8月31日(金) 第18208号

=10校の代表が意見交換 11月に生徒・児童に配布=

チラシ案を発表する生徒ら

 【東近江】 東近江市内の中学校(公立9、私立1)の生徒会が一堂に集まり、各学校の生徒会活動について意見交換や討議を行う交流会がこのほど、百済寺本坊(東近江市百済寺町)で開かれた。
 交流会には各校の代表24人が参加し、各学校で作製した「スマホ利用に関するチラシ」のデザイン案を発表した。これは、各校生徒のスマートフォン所持率が6―8割と推測される中、長時間利用が原因の体調不良、ネットを通じたいじめが問題となっている。
 そこで生徒自らがスマートフォンの正しい使い方を啓発し、ネットいじめを防止しようと、各校でチラシを作製し、各学区の小中学生に配布することにした。
 発表されたデザイン案の中で、聖徳中学校は「今の楽しさに流されて 苦しい将来を選びますか 考えよう!正しいスマホの使い方」と、分かりやすいキャッチフレーズを記し、スマホの誤った利用による弊害として、視力低下、不規則な食生活、睡眠不足、学力低下を列挙した。
 朝桜中学校は、スマートフォンを使用しながら自動車や自転車を運転したり、歩いたりする「ながらスマホ」に焦点を当て、死亡事故を含み年間2000件もの交通事故が全国で発生していると、警鐘を鳴らした。
 このほかのチラシ案では、▽午後10時以降は使用しない、▽1日2時間以上使わない、▽SNSに人の悪口を書き込まない、▽家庭内でルールを決める―といった約束事を上げていた。
 各中学校の生徒会は、チラシ案への意見を参考にデザインを再検討し、11月をめどにチラシを発行し、各校の生徒や学区内の児童に配布することにしている。
 同市教委の担当者は、「青少年のスマホ所持をめぐっては、『持たせない』とする考え方から、所持率が非常に高くなった今では、『いかに正しく使うか』に変化している。このような現状を踏まえて、生徒自らスマホの使用について考えることになった」と話していた。


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