自生植物の魅力を再発見 えほん原画56点を一挙公開

■平成30年9月9日(日) 第18216号

=山根さんのワークショップも開催=

山根さん作『リュウノヒゲ ふゆにみつけたあおいたね』より

 【東近江】 自生植物などを描く絵本作家・山根悦子さんの原画が並ぶ企画展「山根悦子えほん原画展―身近な植物を描く―」が、能登川図書館・博物館ギャラリー(東近江市山路町)で開かれている。
 絵本の老舗出版社「福音館書店」が出版する子ども向けの絵本の月刊誌『かがくのとも』で、山根さんが手がけた「ゆうがたさくはな おしろいばな」(2010年)、「ぺんぺんぐさの ふゆとはる」(2013年)、「リュウノヒゲ ふゆにみつけたあおいたね」(2017年)の3作品全ての原画56点を展示。ボタニカルアートとして標本画や植物絵本などを制作する山根さんの精細かつ美しい描写が、植物が持つ本来の生命力を際立たせている。
 絵本では、主役である植物が物語調に描かれ、季節で異なる植物の変化が一層楽しめる。身近に自生する植物の細かな描写や面白い生態など、子どもから大人までが馴染みやすいよう柔らかく表現されているのが原画から伝わる。


原画のほか、デッサン画なども展示した会場―能登川図書館・博物館ギャラリー―

 原画のほかにも、会場では本になる前のデッサン画や標本画、画材なども紹介し、山根さんの世界観を存分に押し出した。図書館職員の金子友香里さんは「一つひとつがきれいに仕上げられています。原画を通して身近にある植物の魅力を再発見してほしい」と話す。
 入場無料。10月7日まで。図書館では「かがくのとも」の特設コーナーも設けている。
 また、30日には山根さんの標本画ワークショップ(午前10時半〜正午・先着15人)や講演会(午後1時半〜3時・先着40人)、ギャラリートーク・交流会(3時〜4時半・交流会は先着10人、ギャラリートークは申込不要)が開かれる。
 期間中の休館日は月、火曜日と19日、26日、27日、28日。申し込みと問い合わせは、能登川図書館(TEL0748―42―7007)まで。


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