平成20年11月4日(火)第15179号

◆全県◆
いのちのアート―abcdコレクション
『アール・ブリュット展』
=県立近代美術館で開催=

◆湖東・愛荘町◆
金剛輪寺
民話・豆の木太鼓にまつわる寺宝
=中世の酒器「太鼓樽」だった=


◆東近江・蒲生◆
パターゴルフ体験!
「健康ウォーク」
=20日まで 参加者募る=


◆東近江・五個荘◆
―古典の笑い
狂言鑑賞会
=てんびんの里で16日=


◆東近江・竜王町◆
出土品を紹介
須恵器の世界
=8日からミニ展示=


◆東近江・日野町◆
自然・仲間・自分との出会い
=11月10日は綿向山へ=


いのちのアート―abcdコレクション

『アール・ブリュット展』

=県立近代美術館で開催=


▲Aloise Corbaz(アロイーズ・コルバス)題・制作年不詳
◆全県◆

 大津市にある県立近代美術館で、企画展「アール・ブリュット―パリ、abcdコレクションより―」が始まり、abcd創設者のブリュノ・デシャルム氏による講演会が開かれるなど、関連の催しが数多く企画されている。

 フランス語で「加工されていない、生のままの芸術」という意味のアール・ブリュットは、フランスの現代美術家ジャン・デュビュッフェが提唱した概念で、正規の美術教育を受けていない人々が衝動の赴くままに制作した作品を示し、日本でも通常の美術の枠に収まらないアウトサイダー・アートとして注目されている。

 同展は、フランスの非営利財団「abcd」(art brut connaissance & diffusion=アール・ブリュット)の所蔵品から、アロイーズ、ヘンリー・ダーガー、アドルフ・ヴェルフリ、戸次公明、河合由美子など代表的な約六十作家の作品百三十点が展示され、日本の公立美術館では最大級規模となっている。

 開催期間は十一月三十日まで。月曜休館、ただし三日と二十四日は開館、四日と二十五日は休館。一般千百五十円、高大生九百円、小中学生七百円。

 関連の催しは次の通り。問い合わせは同美術館(077―543―2111)へ。

 ◆講座=9日「身体は繰り返す 美の術と身体の術」▽16日「県における知的障害児の造形活動の展開」▽23日「アール・ブリュット交差する魂展からみえてきたもの」▽24日「医療現場におけるアートの可能性」▽30日「アヴァンギャルドと子どもの絵」。いずれも午後二時から。無料。


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金剛輪寺

民話・豆の木太鼓にまつわる寺宝

=中世の酒器「太鼓樽」だった=


▲愛荘町立歴史文化博物館の秋季展示会で紹介している「豆の木太鼓」
◆湖東・愛荘町◆

 民話「豆の木太鼓」にまつわる太鼓として金剛輪寺に伝わる寺宝が、鎌倉・室町時代を中心に祝い事で用いられた太鼓の形状をした酒樽「太鼓樽」であることが分かり、愛荘町立歴史文化博物館の秋季展示会「太鼓型の酒器」で紹介されている。十二月七日まで。

 この民話は、種用の豆を食べた小憎が「食べれば一粒で終わるが、畑にまけば何十、何百もの命になったのに」と後悔し、残った一粒を一生懸命育てたところ、仏に願いが通じたのか一年分以上の収穫があり、この教えを後世に伝えるため、豆の木で太鼓をつくったというもの…。

 判明した「豆の木太鼓」の太鼓樽は、面の直径三十八センチ、胴の長さ四十四センチ。ケヤキをくり抜いた胴部分と、三つ巴の紋様が描かれたスギ材の面部分からなる。

▲絵巻に描かれた太鼓樽
 金剛輪寺は中世、同時代の他の山寺と同様に酒造を盛んに行い、古文書では近江守護職の六角氏や京極氏へ陣中見舞いとして樽酒を贈ったことが記されている。

 調査した三井義勝学芸員は「全国で十点程度しか現存しない太鼓樽が見つかり、工芸史を考える上で貴重。また今回の発見で、金剛輪寺の古文書の記述が肉付けされた」と話している。

 同展ではこのほか、舟津神社(鯖江市)などの太鼓樽八点、古文書六点、太鼓樽が描かれた絵巻のパネル十八点を通して、その魅力に迫る。

 入場は大人三百円、小中学生百五十円。月・火曜日は休館。問い合わせは同博物館(0749―37―4500)へ。


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―古典の笑い

狂言鑑賞会

=てんびんの里で16日=


◆東近江・五個荘◆

 東近江市てんびんの里文化学習センターで十一月十六日、毎年好評の「茂山狂言鑑賞会」が開かれる。

 伝統芸能の中でも、一般に分かりやすく親近感がある狂言。そんな自然にわき出る笑いを味わってもらおうと、わかりやすい解説付きで届ける五個荘地区恒例の鑑賞会。出演は茂山千五郎、逸平、宗彦、七五三、茂、千三郎と、後見の島田洋海、山下守之の八氏。午後七時開演。

 演目は「萩大名」。退屈しのぎに遊山にある庭の萩見物に出かけた田舎大名だったが、庭の亭主に挨拶がわりの歌を詠まなくてはならないと知り大慌て。風流なたしなみには縁のない主人に歌を教える太郎冠者だが、うろ覚えの主人は…。このほか、昭和の新作狂言「濯ぎ川」が演じられる。

 入場料は前売千七百円、当日二千円。チケットは、同センター(0748―48―7100)のほか、八日市文化芸術会館、あかね文化ホール、永源寺・愛東・湖東・能登川の各公民館で発売している。


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パターゴルフ体験!

「健康ウォーク」

=20日まで 参加者募る=


◆東近江・蒲生◆

 あかねスポーツクラブは、二十三日に催す「健康ウォーク」(東近江市地域振興事業団後援)の参加者を募集している。

 当日は、午前九時十五分に蒲生支所駐車場を出発し、竜王町山之上にあるアグリパーク竜王から、東近江市鈴町の緑のひろばを巡る。また、アツアツの豚汁に舌鼓を打ちながら昼食タイムを楽しむ。

 体力が回復したところで、パターゴルフを体験し、出発地点の蒲生支所駐車場へ戻る。歩行距離は十四キロで、初心者向きのコース。

 参加対象者は小学一年生以上の人(小学生は保護者同伴)で、先着百人。参加費は、あかねスポーツクラブ会員三百円、非会員五百円。

 希望者は、所定の参加申込書に必要事項を記入し、二十日までに蒲生体育館(0748―55―2920、IP電話050―5801―2920)へ提出する。


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出土品を紹介

須恵器の世界

=8日からミニ展示=


◆東近江・竜王町◆

 竜王町教育委員会は、文化財保護強調月間に合わせて、八日からミニ展示「須恵器の世界〜鏡山古窯址群〜」を同町立図書館展示フロアで開催する。入場無料。

 今回は、平成十〜十九年度に実施した鏡山古窯址群詳細調査で見つかった須恵器などを展示し、古墳時代の須恵器生産の様子について考える機会を提供する。

 開催期間は十二月七日まで。詳しくは、同委員会事務局生涯学習課(0748―58―3711)へ。 

 


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自然・仲間・自分との出会い

=11月10日は綿向山へ=


▲ふれあい綿向山Dayへの参加を呼び掛けるポスター
◆東近江・日野町◆

 「綿向山の日記念〜第十三回ふれあい綿向山Day〜」(主催=ふれあい綿向山Day実行委員会、協賛=綿向山を愛する会・日野町・日野観光協会)が、十日に日野町北畑の綿向山山頂や表参道三合目小舎特設会場で行われる。

 標高千百十メートルにちなんで制定された綿向山の日(十一月十日)。毎年、ふるさとのシンボルである山の日に記念事業が行われており、今回は鈴鹿国定公園指定四十周年記念事業も兼ねている。

 豊かな自然が育まれている綿向山は、七合目から頂上付近にかけてブナの原生林が広がり、冬道ルートの見どころの一つとなっている。また、山頂付近の幸福ブナも必見。

 自分自身との闘いでもある登山。仲間同士で「がんばって」や「あと少し」と声を掛け合いながら、頂上を目指す一体感や達成感を求めて、京阪神からも多くの人が駆け付ける。

 当日は、午後二時までに登頂した人のみ、山頂で「綿向山の日・登山証明書」が手渡され、綿向山の生態系や展望解説も行われる。

 カエデやシデに囲まれた三合目あざみ小舎では、森のカフェテラスでわたむきコーヒーやケーキが味わえる。さらに、「ほっとらいん」による“こもれびコンサート”が催され、よし笛の音色がこだまする。

 子どもから年配者まで比較的登りやすい山とはいえ、千メートルを超える高山のため、同実行委員会は「冷え込むこともあるので、十分な装備で登山してほしい」と呼び掛けている。

 駐車場が少ないことから、臨時シャトルバス(北畑口〜西明寺口)を運行する。詳しくは、同実行委員会事務局(0748―52―6562)へ。 


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