滋賀報知新聞(ニュース)平成12年1月7日()第12105号

力強い市政の発展願い

記念のミレニアム植樹

=八日市市役所裏にイチョウ=


イチョウの木を植える中村市長(右)と高村議長

(湖東・八日市市)
 八日市市は西暦二○○○年のミレニアムを記念して、長くたくましい生命力をもつイチョウの木を元日の早朝、中村功一市長と高村与吉市議会議長の手により市役所裏の川合寺児童公園内に植えた。

 今回植えられたのは高さ約七メートルのイチョウの木一本で、成長が早く、繁栄のシンボルとして、また、八日市寺幼稚園の市保護樹木に指定されているイチョウ(樹齢百三十年、樹高約二十・五メートル、幹周約二・七メートル)をはじめ市内各所に古木があり、人々に親しまれていることからイチョウの木が選ばれた。

 植樹にあたっては、そのたくましい生命力に今後の力強い市政の発展を祈念するとともに、次のミレニアム(西暦三○○○年)までもその時代の人々に大切に保護され、成長を続けながら市政を見守り、後世に現代の市民が願う明るくはつらつとした社会実現への思いを伝えてくれるランドマークとしての役割を担ってくれるものと期待が込められている。

 記念すべき植樹を行った中村市長と高村議長はそれぞれ、「イチョウは『公孫樹』と言われ、寿(樹)命の長い生命力のある木です。八日市のまちもたくましく発展できるよう」「八日市と自分の将来もイチョウのようでありたい」と願いを込めた。


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新たに防火誓う

9日 八日市市出初め式

8分団から240人が勢揃い

=布引体育館 優良団員らを表彰=

(湖東・八日市市)
 今年一年の防火を新たに誓う年頭恒例の「八日市市消防出初め式」は、九日に同市立布引運動公園体育館(今堀町)で開催される。

 午前九時からの出初め式には、市消防団(宮川征一団長)の市内八分団から全団員二百四十人が勢揃いし、中村功一市長から服装や機械器具などの点検を受け、体育館北隣の広場で一斉放水を行う。
 続いての式典では、殉職者に黙とうを捧げ、消防活動に功績のあった団員や団体を表彰する。被表彰者は次のみなさん。

知事】功労章 宮川征一(団長)▽永年勤続功労章 田中和男(第三分団長)
 
県消防協会長】功績章 小澤久男、森章一▽勤功章 奥清明、国枝政二郎、小管利裕、西村安央▽勤続章(三十年) 宇川恵三▽同(十年) 松村達夫、中西富志夫ら十五人▽精励章(金章) 奥野明、赤澤謙治▽同(銀章) 仲谷朋視ら四人▽同(銅章) 山田利夫ら七人▽感謝状(十五〜三十年) 和田喜藏ら六人▽銅(五〜十五年) 周防伊三雄ら九人
 
同八日市支部長】勤続章(十五年以上) 井口繁男、城戸弘ら八人▽功績章 山本達雄ら十三人▽感謝状(十年以上) 堀口豊司、川島均ら十一人
 
市長】功績章 小薮健藏、田原久和ら二十一人▽優良自主消防組織 西市辺自警団▽感謝状 梅本政重、梅本政幸、廣井善康(建部南町)▽同 第三分団(佐藤祥二ら六人)第七分団(中江健祐ら七人)▽同(二十年以上) 和田喜藏、堀口豊司
 
消防団長】精勤章 藤川武、藤川弘一、日永円四郎、樋口嘉和、木村文治ら四十四人▽章記(功労一等) 第七分団(堀元嗣ら七人)▽同(功労二等) 第三分団(山田洋ら六人)


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ミシガン号をチャーターして

びわこ新年互礼会

=あす 船内では隆昌祈願祭も=

(湖東・広域)
 新春を迎えた琵琶湖で今年一年の計を誓い賀詞を交換する「第十五回びわこ新年互礼会(隆昌祈願祭)」(滋賀報知新聞社主催)は、八日に琵琶湖上に浮かぶ豪華外輪船ミシガン号をチャーターして開催される。

 東近江地域はじめ県下の政治、経済、文化界の代表らが一堂に集まり、その年の行方を語り合う新春恒例の行事。午前八時半に八日市市役所東玄関に集合し、貸し切りバスで浜大津港に向かい、同十時にミシガン号に乗船する。

 チャーター船内の互礼会は、市神神社の中島高名宮司が執り行う隆昌祈願祭で始まり、来賓の國松善次知事や中村功一八日市市長、川端五兵衛近江八幡市長ほか国会議員、県議らが年頭のあいさつを行う。参加費一万五千円(正月料理、神酒などすべて含む)。問い合わせなどは本社びわこ新年互礼会事務局(TEL0748-23―1111)へ。


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猫又さん描く鳥獣画約80点で綴る

宮沢賢治の不可思議な世界

=能登川町立博物館で企画展=


能登川町立博物館で開催中の
「鳥獣画で描く宮沢賢治の世界」

(湖東・能登川町)
 能登川町立博物館で、第十四回企画展「鳥獣画で描く宮沢賢治の世界」が始まった。三十日まで。

 同展は、子どもから大人まで幅広い年齢層に親しまれ、愛され続けている作家宮沢賢治の童話の世界を、ウサギやサルなど身近な動物を戯人化した鳥獣画で描いた原画展で、作品は大津市在住の松澤修さん、通称『猫又』(ねこまた)さんによるもの。
 猫又さんは、絵画をはじめ彫刻や焼物など、多彩な趣味を生かしたマルチ作家として活躍し、同館が毎年クリスマスシーズンに開いている『クリスマスリース手作り教室』でも指導者として参加している。

 会場では、宮沢賢治の代表作ともいえる『風の又三郎』と『注文の多い料理店』の二つのストーリーを、猫又さんならではの独創的な筆遣いで描かれた挿絵約八十点で案内。場内の各所には物語りから飛び出したようなネコの彫刻や焼物など約三十点も合わせて展示されており、宮沢賢治の神秘的で不可思議な世界を体験することができる。
また、十六日には午後四時と同七時半の二回、八日市市在住のチェロ演奏家・塩由里さんの伴奏とともに聞く猫又さんによる『朗読会』も開かれる。入場はいずれも無料。問い合わせは同館(TEL0748-42-7007)へ。


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日野町

平安時代にタイムスリップ

光源氏が年賀状配達

=千年紀祝うイベント=


公家姿の局員から年賀状を受け取る住民

(湖東・日野町)
 近江日野郵便局のユニークな年賀状イベント配達が一日に行われ、源氏物語の主人公・光源氏にふんした局員が、ギンザ商店街(大窪)で平安時代絵巻を繰り広げた。

 この取り組みは日野町を全国的にPRしようとするもので、これまで「水戸黄門」「忠臣蔵」などをテーマにしてきた。今年は千年紀(ミレニアム)にちなんで、西暦二〇〇〇年を記念して発行される二千円紙幣の表面図柄である「源氏物語絵巻」を取り上げた。

 平安時代の貴族が着ていた「狩衣(かりぎぬ)」に身を包み、おしろいで化粧をした局員は、今年の干支である辰のみこしを引き連れて、優雅な足取りで七十世帯の家庭を訪問した。
 玄関先で待ち受けた住民は、公家姿の局員を見て「本当にきれいな化粧をしていますね。年始早々から年賀状を手渡しでもらえるのはめでたいこと」と、顔をほころばせていた。


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