滋賀報知新聞(ニュース)平成12年1月16日()第12115号

タイの子供の進学を支援

NGOがキャンペーン展開
年賀状など書き損じはがき

=250枚で1人 ダルニー奨学金=

(全 県)
 タイの子供たちの中学校進学を支援するNGO(国際協力市民団体)の日本民際交流センターは、今年も奨学金となる「書き損じはがきキャンペーン」に取り組み、個人だけでなく学校やボランティアグループなどに協力を求めている。

 年賀状など書き損じた官製はがきは、郵便局で手数料(一枚五円)を支払うと、新しいはがきや切手などに交換してもらえる。この制度を利用して同センターは、十三年前から正月明けのこの時期に全国的なキャンペーンを展開している。
 書き損じはがき二百五十枚でタイの子供一人が一年間中学校に通うことができ、集められた資金はタイでも特に貧しい東北部の子供たちが中学に進学できる奨学金として活用されている。

 都市部の発展が目覚ましいタイだが、農村地帯の東北部の生活は貧しく、農民の年収は六千〜八千バーツ(日本円・二万四千〜三万二千円)という。義務教育は小学校までで、授業料など中学校に一年間通うには年収の四分の一に当たる千五百バーツ(約六千円)が必要となる。

 キャンペーンは、生活苦のため中学校に進学できない子供への支援が目的だ。昨年は千二百三十九の学校・企業・団体・個人から書き損じはがき約五十五万枚が寄せられ、千七百七十六人分の奨学金を現地に届けている。

 この国際教育里親援助「ダルニー奨学金」制度は、一万円(二百五十枚)で一人の子供が一年間中学に通い、三万円だと特定の子供が三年間を通して支援を受け卒業できるシステム。この制度で毎年一万四千人以上が進学し、県内からも昨年、ドナー(奨学金提供者)三十人が九十八人を進学させた。特定の奨学生を支援すると、写真付きの報告書が届き、文通もできる。

 タイの貧しい子供たちの教育資金に年賀状など書き損じたはがき(一枚でも可)を役立てたいとする人や団体、グループは、今月末までに〒162―0814東京都新宿区新小川町1-15、池田ビル702号、日本民際交流センター(TEL03―3269―1880)へ送付する。資料請求や問い合わせなども同センターへ。


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景気回復に期待感

県内企業景況調査結果
個人消費の冷え込み続くが

=経済新生対策の効果待ち=

(全 県)
 県産業支援プラザは、昨年十―十二月期の県内企業景況調査の結果をこのほどまとめた。
 調査は県内の製造業、建設業、卸売業、小売業、サービス業の千五百社を対象に郵送で行われ、有効回答のあった四百七十三社(回収率三一・五%)の概況をまとめた。
 今期の県内企業をみると、DI指数(好転・上昇を示す企業割合から悪化・低下企業割合を差し引いた値)は、全体でマイナス四四・一を示し、マイナス幅が前期(同七―九月)に比べ三・三ポイント縮小し、五期連続して景気回復を示している。
 売り上げDI指数のマイナス幅は五・九ポイント好転して、その差をマイナス三九・六に縮めたほか、経常利益DIも四・四ポイントの上昇をみせ、マイナス四六・四まで回復した。

 業種別にみると、製造業では業況、生産、売上、経常利益の各DIのマイナス幅が縮小し、来期についてもすべての項目で改善傾向がうかがえる。建設業でも業況、売上、経常利益のマイナス幅が大きく縮小している。
 卸売業の売上DIは縮小したものの、業況と在庫数量は再び悪化に転じた。小売業では、企業規模などでばらつきがみられ業況、売上、経常利益で大きく縮小したが、中小企業においてはなお厳しい状況が続く。
 直面している経営上の問題点としては、前回調査と同様に「需要の停滞」をあげる企業が最も多く、続いて「単価の低下・上昇難」「ニーズの変化への対応」「人件費の増加」をあげる企業も増えてきている。

 今回の調査では、各DI指数のマイナス幅が縮小し、企業の業況感は下げ止まりをみせ、経済対策の効果などにより、改善の傾向がみられる。しかし、雇用水準は依然として過剰感が強く、設備投資も引き続き低調である。
 来期については、企業の先行き不透明感が残り、個人消費の足取りも重くのしかかり、厳しい状況が続くものとみられる。ただ、各DI指数の上昇が今期より見込めると同時に、経済新生対策の効果などにより、県内景気の早期回復に期待がかかる。


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お年寄りの体験談を紙芝居に

八日市わらべ塾が製作

=貸し出しや出張公演も受け付け=


八日市市役所一階に展示している紙芝居

(湖東・八日市市)
 地域に根ざした文化の伝承に取り組む「ふるさと八日市わらべ塾」(八日市市老人連合クラブで構成)は、お年寄りが体験したことを子どもたちに語り伝えようと、このほど二枚一組の「お年寄り体験談」紙芝居を八話製作し、市役所一階ロビーに展示している。二十一日まで。

 紙芝居は、お年寄りと子どもたちが共同で製作したもの。内容的には、戦争に関するものが多いが、中には昔の小学校生活や戦後の農業の移り変わりをテーマにしたものもある。
 展示が終わった後は、貸し出しや出張公演を行う。また、現在製作している地元の昔話などをまとめた紙芝居十六話、八日市の名所や文化を取り上げた「いろはカルタ」も完成すれば貸し出す。

 問い合わせは、八日市市老人連合クラブ(TEL0748-23―8045)へ。なお、展示されている各地区の紙芝居の題名は次の通り。
 ▽御園「遥かなる戦争の思い出」▽玉緒「追憶―私たちのふるさと玉緒」▽中野「わたしと戦争」▽八日市「小学校ものがたり」▽南部「戦中の思い出」▽建部「戦中の国民生活」▽市辺「お米がとれたよ」▽平田「赤紙から平和へ」


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大空に向かってPR

2000年も110番

=能登川中が人文字=


描かれた人文字(県警ヘリ『いぶき』から撮影)

(湖東・能登川町)
 一月十日の『一一〇番の日』にちなみ、能登川中学校(片山智成校長)の生徒らがこのほど同校グラウンドに人文字を描いた。

 一一〇番の正しい利用を呼びかけるとともに、地域安全を大空へ向け祈願しようと行われたもので、全校生徒九百五十五人と教職員五十人が参加。二〇〇〇年の『2000』と『110』の文字をグラウンドいっぱいに描き、啓発活動に一役買った。


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竜王町

福祉ステーションを着工

=介護保険制度の窓口を整備=


鍬(くわ)入れを行う福島町長

(湖東・竜王町)
 竜王町福祉ステーション建設工事の安全祈願祭が、十三日に同町保健センター(小口)隣りの建設予定地で行われ、福島茂町長や山口喜代治議長、工事関係者ら二十人が出席した。

 同ステーションは、四月からスタートする介護保険制度に備えたもの。総事業費七千七百五十万円を投じて、鉄筋造二階建の建物(延べ床面積四百二十平方メートル)を五月末に完成する。一階に事務所、二階には会議室やフロアーを備える。

 一階の事務所には、同町の高齢者福祉担当者やホームヘルパー、看護婦が詰め、介護保険制度の施行に伴う事務手続き(認定申請、一次判定、ケアプラン作成、給付管理など)、高齢者や家族の介護相談を受け付ける。
 二階では、▽生きがいデイサービス▽保健・介護予防活動▽健康教室―などの福祉関連の事業のほか、福祉用具の展示も行う。


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