滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月4日()第12137号

東近江懇話会 2パターンに絞り込む

市町村合併への最終案

2市7町に愛東・湖東
=住民レベルの論議を求む=


合併パターン最終案を検討の東近江懇話会

 (湖東・広域)
 地方分権型社会に対応する市町村合併のあり方を話し合う「将来のまちを考える東近江地域懇話会」(会長・真山達志同志社大教授ら十八人)は二日、第四回目の会合を八日市県事務所で開き、合併パターンの最終案をまとめ県懇話会に報告することにした。

 合併案に向けては、東近江がもつ地域の特性や行政面などから検討が加えられ、最終的に特例市移行型(二十万都市)を目指すAパターン(東近江全体)と、一本化への前段となる流域間連携型(十万都市)のBパターン(二市中心の郡単位)に絞り込んだ。両パターンとも愛東・湖東両町を組み入れた具体案も提示されている。

 Aパターンは東近江全体(二市七町)と、これに愛東・湖東両町を加味した二案。Bパターンを近江八幡市と蒲生郡(安土・日野・蒲生・竜王四町)と、八日市市と神崎郡(永源寺・五個荘・能登川三町)ほか、これに愛東・湖東両町を加えた三案に分けた。
 圏域を越えた愛東・湖東両町については、生活圏など古くから八日市市と密接な関係を保っていることなどから、合併パターン案に盛り込まれた。一方、彦根県事務所管内の湖東地域懇話会の中でも検討され、東近江は二市七町に愛東・湖東を含んだ合併案が有力視されている。

 真山会長は「合併について一定の方向性が示せた。スタートラインに立ったばかり」と話す。各委員から「我が町がかわいいとうい観点でなく大きな枠組みの中で考えるべき」「情報公開して新しい仕組みへの住民提案を」「行政、議会だけでなく住民レベルの合併論議が必要」「国が支援策を打ち出す今がチャンス」など、合併に向け前向きな意見が多く出された。

 最終案は、来週中にも合併パターン案報告書にまとめられ、今月中に県懇話会に提出する。これを受け本年度中に県全体の市町村合併の基本となる骨子案をまとめ、懇話会の提言に基づき県は年内にも推進要項を策定することにしている。   


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旧家に伝わる秘蔵コレクション

お宝続々 地元出身画家の屏風など

=八日市市大通り風物時代館の早春特別展=


旧家のお宝を紹介する早春特別展

 (湖東・八日市市)
 八日市市内の旧家に眠る美術工芸品などを紹介する展示を行っている八日市まちかど情報館『大通り風物時代館』(同市八日市町の金屋大通り)で、地元出身の円山派日本画家、林東渓の代表作の一つとされる屏風(びょうぶ)絵をはじめ、信楽焼の歴代茶壺などの展示が始まった。三月十日まで。

 現在開かれている展示会は、超一流の作品や古き良き時代の品々に、気軽に市民が触れられるようにという同館の運営主旨に旧家の賛同を得て、普段所蔵主しか見ることができない門外不出の秀品の数々を、旧家の協力で入館無料で公開しているもので、市民だけでなく、古美術ファンや、陶芸ファンからも毎回大きな反響を集めている。

 今回は早春特別展として、江戸時代後期の文化三年(一八○六)に蒲生郡中野村(現在の八日市市西中野町)の農家の長男に生まれ、青年時代に円山派の円山応震の下で日本絵画を学び、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した林東渓が、四季の農村(稲作)風景を描いた屏風絵「春秋農耕之図」一双や、別の作家の掛け軸三本に加え、日本六古窯に数えられる信楽焼の室町時代から現代までの茶壺や、信楽焼としては珍しい人型の作品など信楽焼七点を紹介。信楽焼の歴史をひも解くこともできる。

 展示内要は開催期間中に一部入れ替えが行われることもある。展示内要など詳しくは、同館(TEL0748―23―5703)まで。月曜と木曜日が定期休館日となっている。


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お祝いごとに家庭の味を

ケーキのようなおすし

=きれいなデコレーションも楽しく=


デコレーションずしづくりに取り組む参加者
八日市公民館調理室で

 (湖東・八日市市)
 近づくひなまつりや卒業、入学、誕生のお祝いにぴったりの「デコレーションずし」の教室が、先月三十一日に八日市公民館調理室で開かれた。

 教室には地元八日市地区の女性十五人が参加、管理栄養士の大田初代さんの指導で直径十八センチの丸いケーキ型の押しずしづくりに取り組んだ。

 ケーキの型を使って、すし飯を半分まで詰め、缶詰のツナのそぼろ、ニンジンのみじん切り、サヤエンドウの細切りを乗せ、さらにすし飯を詰めてサンドイッチ状にし、ひっくり返して錦糸卵、花形に切り抜いたニンジン、サヤエンドウなどで飾り付けを行うと、色鮮やかなデコレーションずしの完成。

 参加者はいっしょにつくったエビの黄身酢かけ、生しいたけのとろみスープ、ホウレンソウの白玉だんごとデコレーションずしを味わいながら、「見た目にもきれいで、つくっていても楽しい。家でも子どもたちにつくってあげたい」と、自分たちの作品の出来栄えに満足しながら感想を話していた。


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蒲生町

子ども「勉強、勉強言わないで」

「子どもと大人のミニシンポジウム」で本音語る

=おとな「父親も教育参加せねば」= 


蒲生町あかね文化センターで開かれたシンポジウム

 (湖東・蒲生町)
 「子どもと大人のミニシンポジウム」が、このほど蒲生町あかね文化センターで開かれ、町内の小中学生六十人と大人四十六人が参加し、互いの本音について語りあった。

 子どもたちからは、「勉強、勉強と口うるさくいわないでほしい」「命令口調で勉強しろと言われるとやる気をなくす」という声が圧倒的多数を占めた。これに対して大人からは「促さないと勉強を自主的にやってくれないから」と諭す声や、「家庭教育を母親任せでなく、父親も参加しないと」と、自ら反省する男性の姿も見られた。

 また、「早く大人になりたいですか」という子どもへの質問に対しては、誰も手を挙げなかった。理由の中には「家を建てた後の借金返済に追われるから」「就職難だから」「現実的に生きるのがイヤだから」と、冷めた見方もあった。
 これに対して「どんな大人になりたいですか」という質問には、「厳しさと優しさを併せもったお父さん、お母さんみたいな人」という理想像が相次ぎ、両親は面目を保った様子だった。

 また、大人から子どもへのエールとして「多くの趣味を持って豊かな生活を」「外国語を習得して多くの人と意思疎通してほしい」「喜んで大人になってもらえる世の中にしていくので、子どもたちも大人になるための責任を果たして」と送り、最後を締めくくった。


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貴重な文化財、火災から守れ!

消防技術と連携再確認

=能登川町阿弥蛇堂の光照寺で訓練=


本番さながらに負傷者を運び出す消防署員ら

(湖東・能登川町)
 文化財防火デーに伴う消防訓練が、このほど能登川町阿弥蛇堂の光照寺で行われ、能登川消防各署員や町内各消防団の役員、付近住民など合わせ約七十人が相互の連携と消防技術を再確認した。

 訓練は「光照寺本堂より出火。折りからの強風に煽られ本堂全体に及んだ火勢は隣接した住宅へと延焼の恐れがある。また、重要文化財搬出中の関係者二人が負傷し、一人は救助を要する」との想定で行われ、現場には能登川消防署から二台、消防団から一台の計三台の消防車と救急車一台が出動。緊迫したムードが漂うなか、署員らは現場本部との連携を図りながら放水と負傷者救出を本番さながらに繰り広げた。

 また、現場近くの広場では消防団員と地域住民を交えた初期消火の訓練も行われ、消火栓や消火器の扱い方についての認識を改めて確認していた。


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