滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月5日()第12138号

八日市の幼・小・中が実践報告

子ども環境フェア

=きょう アピアホールで開く=

 (湖東・八日市市)
 八日市市教育委員会は、五日に「子ども環境フェア」を駅前アピア四階のアピアホールで開き、緑の湖(うみ)づくりに幼稚園や小・中学校が取り組んだ環境学習の実践報告などをしてもらう。

 午後一時から環境実践の優秀作を表彰し、市内の児童生徒が私の意見「聞いてよ!水環境への私の思い」を語る。また、琵琶湖博物館交流センターの江島穣氏による講演「琵琶湖の環境について」もある。

 環境への取り組み実践では、八日市寺幼稚園(ひまわり組)が「自然の中で遊ぶ子どもの四季」を報告し、御園小学校(六年三組)「小学校のまわりの環境調査」、玉園中学校(三年)が「校区の環境調査について」を報告する。  


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年男16人が「福は内、鬼は外」

不景気鬼も吹き飛ばせ

=太郎坊宮 節分厄除大祭=


年男がまく福豆や福もちを懸命に取り合う参拝者

 (湖東・八日市市)
 冬から春へ季節の変わり目「節分」の日の三日、八日市市小脇町の太郎坊宮で節分厄除大祭が行われ、大勢の信者らが今年一年の福を授かろうと参拝した。

 同宮参集殿前の御聖域広場では正午から大祭を締めくくる「福豆撒(まき)神事」も行われ、特設された紅白の舞台に家内安全、家運隆昌、諸業繁盛などを祈願した市内をはじめ、近江八幡市、草津市、蒲生町、能登川町、竜王町、伊吹町から集まった今年還暦を迎える年男(昭和十五年生まれ)十六人が赤い頭巾、羽織袴(はかま)、裃(かみしも)のいで立ちで上がり、「福は内」「鬼は外」の掛け声とともに福豆約三千袋、たね銭入り福もち約五千袋を威勢よく投げた。

 神事が始まる前から少しでも多くの「福」を授かろうと集まった参拝者ら約百人は、両手を広げたり、上着を前後反対に着直してすそを広げる、スーパーの買い物袋や風呂敷を広げるなどして、降り注ぐ「福」を懸命に受け取っていた。
 立春前日の春の訪れを感じさせるような穏やかな天候の中での熱気あふれる「福豆撒神事」は約五分で終了。参拝者らは、今年こそ不況や暗い世相を吹き飛ばし、明るい良い年になるようにと願って、袋いっぱいの「福」を家に持ち返った。


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豪商塚本家の味を再現

朱塗りも鮮やかに 商家の雛御膳

=抽選で20人に無料賞味会も 五個荘町=


豪商塚本家の味を再現した「桃花の膳」

 (湖東・五個荘町)
 五個荘町てんびんの里文化学習センター内にある「ラウンジ紫陽花」では、現在同町で開催中の企画展『雛人形めぐり』に合わせた新メニュー「雛御膳」の提供を始めた。通常、提供している近江商人本家の食事『黄金膳』に代わる三月三十一日までの期間限定品。

 雛御膳は、地元の豪商塚本家に伝わる雛祭りならではの食事を再現したもので、メニューは『桃花の膳』千五百円と『雛膳』千円の二種類。献立は、漬物(ダイコン)を刻んだものを混ぜ込んだご飯が特徴的な「雛ちらし」にタケノコやフキなどが入った「春野菜の炊き合わせ」「揚げ物」「うどの酢のもの」「菜の花のからし和え」「ふなずし」「はまぐりの潮汁」「菱餅」「甘酒」の九品(『雛膳』はこのうち揚げ物、ふなずし、菱餅を抜いた六品)。もちろん素材は地元産にこだわり、桃花の膳については朱塗りの器と膳で”雛祭り”ならではの上品かつ華やかなムードを演出している。

 提供時間はランチタイム(午後〇〜四時ごろまで)に限り、桃花の膳のみ予約制(前日予約でも良い)で四階茶室での食事も可能(室料別途要)。
 なお、てんびんの里文化学習センターでは十三・二十日の二日に試食会を開催し、抽選で各日十人限りの計二十人を招待する。締め切りは九日。申し込みおよび問い合わせは同センター(TEL0748-48-7100)へ。


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広域連携で児童虐待を防止

県警、教委らが対応策検討

=五個荘町で「東近江ネット会議」=


五個荘町で開かれた「東近江子ども
家庭支援ネットワーク会議」

 (湖東・広域)
 急増する子ども虐待に対する地域のネットワークのあり方について考える「東近江子ども家庭支援ネットワーク会議」(東近江「福祉の地域づくり」推進協議会など主催)が二日、五個荘町てんびんの里文化学習センターで開催された。

 『虐待』は今や教育・福祉・保健・医療・警察・司法など公的機関と民間による地域レベルでの支援が求められており、東近江地域でも各市町の行政エリアを超えた支援のネットワーク化を図っていこうと開かれた。

 当日は福祉・教育・保健行政関係者や民生委員、警察・医療・学校関係者らなど座席数を超える約二百五十人が参加。大阪市の民間団体「児童虐待防止協会」委員の平田佳子さんが『子ども虐待の現状と課題』をテーマに基調講演を行い▽虐待が問題というよりも、虐待のある環境に子どもが適応してしまうことこそが問題▽虐待は連鎖性を持ち、それを断ち切ることが重要▽親も被害者であることを理解し、温かいまなざしと態度で接することが大切││など支援者としての虐待への認識について説いた。

 引き続いて山田容滋賀文化短大助教授をコーディネーターに、福田済彦根児童相談センター所長をはじめ県警少年サポートセンター、近江八幡教委生徒指導担当者、小児科医など関係者四人をコメンテーターに迎えた事例検討会が行われ、虐待の一つである「ネグレクト(教養の放棄)」の例をもとに各機関が意見交換。児童相談センターの「一時保護制度」の適用や孤立家族であることを理解したうえでの親への対応のありかたなど、具体的な対応策について話し合った。


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竜王町八幡神社文書

町指定有形文化財に
鎌倉から江戸末期までの66点

=村落の形成を知る上で貴重=


八幡神社に残る最古の寄進状(弘安8年)、
左端に日付と寄進者名が記されている

(湖東・竜王町)
 竜王町教育委員会は、一日に八幡神社文書(八幡神社蔵・同町須恵)を十九例目の町指定有形文化財に指定した。

 須恵の周辺地域について記された同文書は、中世(鎌倉―安土桃山時代)二十三点、近世(江戸時代)四十三点からなる。同町教委は「村落の形成過程を知る上で貴重な史料と言える。惣村(住人の自治組織)の成り立ちを伝える史料が一括して八幡神社に残っていることが、さらに価値を高めている」と話している。惣村について記した古文書では、国指定重要文化財である今堀日吉神社文書(八日市市)、菅浦文書(西浅井町)が有名。

 八幡神社文書に記された時代は、鎌倉から江戸末期まで広範囲にわたるが、中世の文書が多く含まれているのが特徴。中世には土地関係の文書が多く、八幡神社の宮座(神社の組織)を基盤にした惣村が、土地の寄進や購入で公有地を拡大した様子が分かる。
 中でも最も古い弘安八年(一二八五年)十月十一日の文書には、出家した西佛(さいぶつ)と息子二人(源守友、国友)が、八幡神社に畠地二反を寄進している。
 また、近世の文書には、用水の権利、維持に関するものが多く、耕地の八割が田地である同町の特色を表わしている。

 最もまとまって残っているのは、明和元年(一七六四年)八月十三日の文書「こわき悪水樋之覚(あくすいひのおぼえ)」。祖父川から水を確保していた西川村が、須恵村との境の小字・小脇に新しく取り替える用水路の大きさについて話し合い、両者の立ち合いのもとで付け換えたと伝えている。用水路の取り替えは、川上の須恵村にとって水の供給や浸水の影響があったため、記録として残す必要があったことが分かる。


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