滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月9日()第12143号

地婦連マイ・バックの資金に

リサイクルバザー

=13日 八日市公民館別館で開催=

 (湖東・八日市市)
 八日市市地域婦人団体連合会(吉田富美子会長)は、お買い物袋の制作費の一部にと、十三日に「リサイクルバザー」を八日市公民館別館(市立図書館南側)で開く。

 バザー(午前十時〜午後四時)では、衣料品を中心に会員らが持ち寄った不用品を安値に販売し、その収益金を地婦連マイ・バック資金づくりに役立てることにした。

 環境問題に取り組む地婦連は、身近なところから省資源・ごみ減量化を図ろうと、繰り返し使える独自の買い物袋を作ることを決めた。スーパーなど小売店で渡されるレジ袋は、一か月で一世帯当たり約五十二枚という。


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高齢化社会に生きる自分たち

車いす体験で学ぶ

=船岡中3年生 家庭科で=


車いすを介助しながら階段を登る生徒たち

 (湖東・八日市市)
 八日市市立船岡中学(市辺町、田中一文校長)の三年生六十四人が、高齢者疑似体験に取り組んでいる。
 家庭科の授業として行っているもので、市社協職員の指導で車いすの乗車体験に取り組み、操作の仕方や介助法、高齢者にやさしい生活環境、高齢化社会での自分たちの果たす役割などについて学んでいる。

 授業は四つのクラスごとに三日間に分けて一校時ずつを使って行っており、七日には一組(十七人)と四組(十六人)が授業を行った。天候不良のため屋内での授業になり、生徒たちは交互に車いすに乗って、玄関の段差やスロープ、座ったままの手洗い、教室への入室と照明の点灯、コンセント接続、階段昇降の介助など、熱心に取り組んだ。

 生徒は、「段差や階段の介助は怖い」「スロープや階段は一人では上がれない」「車いす操作はむずかしい」など、高齢者や介助者のそれぞれの立場になっての感想を話し、建物の構造的問題、介護の課題などについての“課題解決へのヒント”や“自分ができること”を体験を通じて見い出していたようだ。
 社協職員も一貫して「車いすに乗っている人の気持ちになって」と語りかけながら指導にあたり、「今回の体験で何かを感じ取ってくれたはず」と、今後の高齢化社会を支えていかなければならない世代となる生徒たちの意識高揚に期待を寄せていた。


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付着した金属成分も確認

弥生時代後期の環濠でフイゴの完形羽口が出土

近畿北部にも青銅器生産の技術

=能登川町石田遺跡=


出土したフイゴの羽口。先端(手前)には
付着した銅成分も確認された。

(湖東・能登川町)
 縄文時代後期と弥生時代後期から中世にかけての集落跡が確認されている能登川町山路の石田遺跡で、このほど金属を精錬する際溶解炉に風を送り込むフイゴ(送風器)の羽口が、全国で初めて完全な形で出土した。

 フイゴの羽口はこれまでにも奈良県の唐古・鍵遺跡や大阪府の東奈良遺跡など九つの遺跡で確認されているが、当時は生産技術を外部に悟られないよう使用後に道具をすべて処分していたと見られ、完形では発見されていなかった。

 フイゴの羽口は、これまでの調査で検出されている弥生時代後期の環濠の路肩部分から出土し、大きさは全長三十二センチ、根元部分の外径五・五センチ、内径三・七センチ、先端部分の外径三センチ、内径二センチの土製品で、L字形。先端内部には使用時に付着したと見られる銅や鉛などの金属成分が確認され、また、羽口が出土した付近の溝からは精錬した金属が触れることによりできた鉱滓(粘土が高温によって海綿状になったもの)も発見されており、当時北部九州と畿内・大阪湾岸の先進地のみで行われていたと考えられていた青銅器生産の技術が近畿北部にまで広まっていたことを示す重要な資料となる。

 今回の発見で難波洋三京都国立博物館考古室長は「完形のフイゴの羽口の出土は、弥生時代の溶解炉や送風装置の構造を考えるうえで非常に重要な資料。今後の調査で鋳型やるつぼ本体が出土する可能性が高く、青銅器鋳造工房の検出が期待される」とのコメントを寄せている。 石田遺跡の弥生時代後期の環濠からは、これまでにも多量の土器、鋤(すき)や鍬(くわ)などの農耕具ほか、建築部材などの木製品、祭祀に使われたとされる男茎形(おわせがた)木製品など貴重な遺物が数多く出土している。


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日野町

シルバー人材センター拠点施設

高齢者能力活用研修センター
=3月下旬完成 講座は一般開放=


3月下旬に完成する高齢者能力活用研修センター

(湖東・日野町)
 日野町は町シルバー人材センターの拠点施設として、日野小学校向かいに高齢者能力活用研修センター(大窪)の建設を進めている。三月下旬に完成し、四月からオープンする予定。

 シルバー人材センターには現在、町内の二百十一人が入会しているが、町役場内の事務所が手狭になったため、新たな拠点施設が必要になった。
 同センター建設の事業費は、国の介護保険関連サービス基盤整備事業の補助金約三千五百万円で賄う。建物面積は百三十六平方メートルで、研修室と和室、事務室を備える。

 施設では、シルバー人材センターの運営事務のほか、一般も参加できる資格講習会などを開く。内容的には、▽介護ヘルパー二、三級▽庭のせん定作業▽お年寄りまたは幼児向けの食事の料理教室▽パソコン操作など。
 シルバー人材センターは「会員だけでなく、広く門戸を開放することで、まだ熟知されていないシルバー人材センターをPRしていきたい」と、一般の利用を呼びかけている。


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小西氏地元で 決起集会

第2選挙区 自民1200人が雪辱期す
早坂氏が時局講演で語る

=総選挙「4月後半」が最有力=


1200人が詰め掛けた小西氏の決起集会

(湖東・近江八幡市)
 自民党滋賀県第二選挙区支部(小西哲支部長)は、五日に次期総選挙への決起集会となる「支部研修会」を近江八幡市文化会館で開いた。会場となった大ホールには支持者ら千二百人が詰め掛け、当面の目標を四月選挙に設定した上で、支援拡大と組織固めの徹底を確認し合った。

 選対本部長の大谷元太郎県議は「連協支部長会(四日)で四月選挙への取り組みを話し合った。県下で自民議席のない二区に与えられた使命は議席獲得でしかない。この一議席に一層の支援、協力を願いたい」とゲキを飛ばした。

 この研修会を決起集会に位置付ける河本英典県連会長(参議院議員)も、国や県でなく県連にとって「一番の悩みは二区の選挙情勢だ。前回得票(七万九千票)はゼロとの認識で、党員や支持者が中心となって、底辺まで支援の輪を広げ、責任をもって目的(小西氏勝利)を達成したい」と、県連会長としての意気込みを語った。

 あいさつに立った小西支部長は、次期総選挙を国政の大きな転換期とした上で「国の姿をしっかり見詰め直し、豊かな経済・文化・日本の心を受け継いでいく。女性ともども我々の若い世代が日本を支えなければならない」と、五十歳の若さを強調し、こぶしをあげて「必ず雪辱を果たす」と熱弁を振るった。

 北川弥助県議(支部顧問)は、三年前に(警察官僚から)滋賀発展のためにと帰ってもらった経緯から「何としても今回は小西氏の勝利を期す。先月アピア(八日市市)で開かれた交歓会で十分手ごたえを感じた」と、必勝態勢への組織固めを訴えた。
政局語る早坂茂三氏

 続く時局講演「次期総選挙と今後の政局」で政治評論家の早坂茂三氏は次のように語った。 「大阪府知事選と京都市長選は控える総選挙の前哨戦だ。自・自・公連立政権はさらに強まり、野党三党欠席の国会も今週中には正党化し、三月二十六日、二十七日ごろには来年度予算案(八十五兆円)も含めほとんど成立する」

 「小渕総理が自分の手でと熱き思いの沖縄サミット(七月二十一〜二十三日)後なら八月十五日告示、同二十七日投票。だが、現情勢(景気回復傾向、トライアル勝利、政治の枠組み)から四月総選挙が濃厚になってきた。衆院解散権を持つ小渕総理の胸の内は四月十六日か同二十三日の投票だろう」

 小西氏へ「選挙は厳しい。身を粉にして足で回り一票を積み重ねることだ。女性の目をしっかり見詰め心をつかみなさい」と激励した。一方「政治には数が必要」とした上で、行政担当者(市町長や議員)に向け「地域発展を望むなら政権政党に頼るしかない」と、中央政界の真っただ中にいた経験を話した。


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