滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月13日()第12147号

八日市市新まちづくり 基本構想を答申

総合計画審議会が中村市長へ

みんなの力で築く元気なまち
=緑園文化都市を目指す=


中村市長に答申する小林会長(右)

(湖東・八日市市)
 八日市市の新しいまちづくりを協議してきた総合計画審議会(会長・小林圭介滋賀文化短大学長ら二十人)は九日、二十一世紀初頭のまちづくりへ総合的かつ計画的に施策を推進するための指針となる基本構想を中村功一市長に答申した。

 基本構想は、平成十二〜二十二年の十年間に取り組むべき課題について述べた序説と、目指すべき都市像、まちづくりの目標、基本的な施策の大綱などから成り立っている。現在の八日市市の行政区が存続するとの前提にたった答申では「市町村合併が現実味を帯びてきた時には見直しを行う」としている。

 十年後の都市像を『みんなのちからで築く元気なまち・「やさしさ」と「たくましさ」あふれる緑園文化都市』に置き、市民と行政が良きパートナーとなって、協働しながら事業や諸活動に取り組み、まちづくりを推進していくことを柱とした。

 基本的な施策目標は、人と人が支え合う、温かい人間福祉が育つまち▽緑の湖(うみ)づくりを進め、環境文化を創造するまち▽自立した市民による、豊かな市民文化が育つまち▽活力と魅力にあふれる、力強い地域経済が育つまち▽安全で利便性の高い、個性ある都市基盤が整うまちの五本柱からなる。

 その推進方策として▽市民・企業・行政のパートナーシップとネットワークによるまちづくりの推進▽地方分権、経済低成長時代における健全で独創的な自治体経営▽広域連携―の三点を掲げている。このほか答申では、市民によるチェック機能を取り入れた評価システムの導入や、東近江の中核都市としてのリーダーシップの発揮などを求めている。

 答申を受けた中村市長は、県下七市で唯一琵琶湖に面してないことから緑の湖づくりを進めてきたことを受け「将来像の緑園文化都市は私の考えと一致する。市民と一緒になって構想実現に努力する」と語った。


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スーパーと消費者の代表が意見交換

環境と人へのやさしさ追及

=エコ包装協会の取り組みも紹介 =


熱心な意見交換が行われた
「スーパーと消費者との懇談会」
(八日市市別館大ホール)

(湖東・広域)
 東近江消費学習グループ連絡会(川端悦子会長)は、スーパーマーケットと消費者が協力して環境を大切にした具体的な行動を起こすための「スーパーと消費者との懇談会」をこのほど八日市市緑町の八日市市役所別館大ホールで開き、東近江地域の大型スーパーマーケットの責任者らと意見交換を行った。

 懇談会には、連絡会の会員、管内の四社七店舗の責任者、八日市県事務所と東近江二市七町の行政担当者ら約八十人が出席。
 意見交換を前に、包装材料を製造する側から今後の包装のあり方に問題を投げかけ、自身もエコ容器包装協会理事長として産・官・学・市民が一緒に二十一世紀の容器・包装への追及を考えようと提唱している森建司新江州社長が、「エコパッケージの本格的幕開け=環境にやさしい容器包装について=」と題して、立命館大学と協力して研究している分かりやすい評価基準「環境ラベル」の確立への努力や、エコ容器包装協会について話題提供を行った。

 このあと、各スーパーマーケットから▽ゴミや包装の減量化▽環境にやさしい商品の開発と活用▽牛乳パックやトレイの回収状況▽買い物袋持参運動の普及状況など、環境への取り組みなどが紹介された。
 これを受けて消費学習グループのメンバーから▽過剰包装▽「環境にやさしい商品」の取り扱いや売れ行き▽遺伝子組み替え食品や有機農産物の取り扱いなどについて質問や意見がだされ、現状や今後の課題とその対策について熱心な議論が行われた。


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水稲直播の魅力いっぱい

手間いらずで収量確保

=サミットに関心の高さ=

(湖東・広域)
 育苗や田植えがいらず、農作業の省力化などが図れる画期的な水稲栽培法として注目されている米の直播(ちょくばん)栽培の普及定着を推進しようと、「東近江水稲直播サミット」(中部地域農業改良普及センター主催)がこのほど八日市市八日市町のJAグリーン近江本店大会議室で開かれた。

 サミットには管内東近江地域二市七町の水稲耕作農家ら約二百人が参加、直播栽培への農家の関心の高さをうかがわせた。
 南井吉隆センター長のあいさつのあと、センターから移植栽培と同等の収量を得られるまでになった直播栽培の研究成果と技術進歩、春作業の省力化・作期分散・生産調整面積への一割実績算入などの直播栽培のメリット、直播栽培をはじめるためのノウハウなどの解説が行われ、参加者は熱心にメモをとるなどして真剣な表情で説明に聞き入っていた。

 また、すでに直播栽培を取り入れている農家による事例発表も行われ、八日市市柴原南町の農家四十二戸でつくる柴原南あすなろファームの井上喜久男組合長が、集落営農で取り組んでいる十八ヘクタールの直播栽培の組織づくりや実績・計画などを、また、安土町大中の複合経営専業農家、堂守徹さんが、働き手が自分一人になったのをきっかけに、イチゴとの労働競合を避けるため水稲四ヘクタールすべてを直播栽培に切り替えることで、従来通りの収量を得ることができ、省力化に加えて精神的負担のメリットを強調した。


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ふるさとの歴史を紹介

日野町十禅師史誌を刊行

=地域住民が2年間かけて編集=


郷土の歴史をまとめた十禅師歴史読本

(湖東・日野町)
 日野町十禅師区の住民でつくる十禅師史編さん委員会は、このほど同地域の「十禅師歴史読本」を刊行した。

 この取り組みは、町の「創意と工夫の郷づくり事業」の一環として企画されたもので、同委員会が平成十年一月から編集に当たった。
 同誌には、「古代」「中・近世」「近代」「十禅師の先人たち」の全四編のほか、史・資料や地域の生活習慣を紹介したコラムが盛り込まれている。

 第一章の古代編では、発掘された遺跡・遺物などから、日野川流域から起こった農業の営み、朝鮮半島から移住した渡来人との関わりについて記している。
 第二章の中・近世においては、とくに江戸時代中期の元禄十年(一六九七年)に起こった四ケ背山山論事件を詳しく解説。同事件は、十禅師を含む四集落と、隣村の五反田・清水村との四背ケ山の領有を巡るもので、京都町奉行所が両者の公有地とする判決を出した。

 第三章の近代編では、明治十七年(一八八四年)に起こった「猫田の大火」、太平洋戦争後の農地・農業の改革について紹介している。
 第四章の「十禅師の先人たち」については、植物学で功績を収めた橋本忠太郎ら郷土出身の人物五人を取り上げている。


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びわ湖ホール

=劇場サポーター募る=

(全 県)
 県立芸術劇場びわ湖ホールでは、「第五期劇場サポーター(三十人)」を十五日まで募っている。
 舞台芸術の素晴らしさや同ホールの公演情報を伝えてもらう「劇場サポーター」を募り、地域や職場等でのネットワークを通して愛好者の裾野を広げていく。現在、九十三人のサポーターが活躍中。

 応募資格は、公演情報等を広めたいと思う十八歳以上の人。。応募方法は、所定の用紙に必要事項(住所、氏名、性別、年代、職業の有無、好きな舞台芸術のジャンル、応募の動機、PR方法)を明記し、〒520―0806大津市打出浜15―1、びわ湖ホール・劇場サポーター係(077―523―7137)まで。


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