滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月17日()第12152号

第34回八日市市社会福祉大会

健康都市づくりへスクラム

=いきいき大賞など、20人、25団体を顕彰=


八日市いきいき大賞の表彰などが
行われた社会福祉大会(アピアホールで)

(湖東・八日市市)
 すべての市民の健康と福祉増進をめざす第三十四回八日市市社会福祉大会(市、市社協、県共同募金会八日市支会主催)が、十五日に八日市駅前のアピアホールで開催された。

 大会には、日ごろ福祉活動に携わっている関係者や市民およそ二百人が出席。今年度から新たに健康で生き生きと活動を続け、地域文化等の向上に寄与している高齢者を顕彰するために設けられた「八日市いきいき大賞」をはじめ、各種表彰と感謝状授与式などが行われた。

 まず最初に、これまでに亡くなった福祉関係者のめい福を祈って出席者全員で黙とうを行ったあと、開会のあいさつで中村功一市長は「三月市議会で成立の運びとなっている本市の十年後の都市像を示した『八日市市新総合計画基本構想』の目標の一つに、“人と人が支えあう、温かい人間福祉が育つまちをめざします”があります。四月からは介護保険制度もスタートします。行政と市民、市民と市民が良きパートナーとして事業推進に参画していただくことが必要です」と市民と共に築く「健康都市八日市」の実現を強調した。

 また、直野彰市社協会長も、「めまぐるしく変化した社会に対応できる新たな福祉への変革の年となる。今まで以上に全力をあげて取り組まなければならない」と、新千年紀、介護保険制度スタートへの決意を語った。
 このあと、木村好恵さん(東本町、百歳)ら「八日市いきいき大賞」の四人を含む、福祉・民生活動、募金活動など社会福祉の増進に寄与した延べ二十人と二十五団体に、市長や市社協会長から表彰状や感謝状が贈られた。


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人工呼吸や心臓マッサージ

本格応急処置を実体験

=消防署員が手ほどき 五個荘中3年=


署員の手ほどきで心肺蘇生法を学ぶ生徒ら

(湖東・五個荘町)
 能登川消防署員指導による「応急処置実技教室」が十五日、五個荘中学校三年生を対象に開かれ、生徒たちは教科書では学び取れない応急処置の技術とコツについてプロの手ほどきを受けた。

 三年生の保健科目で出血や骨折、心停止に対する処置方法についての学習が行われることから、同校では毎年、能登川消防署の協力のもと実技教室を開き、生徒たちのより的確な技術体得に取り組んでいる。

 教室では、署員による応急手当の必要性や通報要領、出血に対する止血法などについて説明が行われたあと、生徒たちが実際に訓練人形(レサシアン)を使って『一人で行う心肺蘇生法』の実技に挑戦。一口で心肺蘇生法といっても、呼吸の確認、人工呼吸、脈拍確認、心臓マッサージといくつもの手順や手法があり、参加した生徒たちは「知っていたつもりだけれど、実際やってみると難しい」と署員の解説に熱心に耳を傾けながら、一つひとつの動作を丁寧に身に付けていった。

 また、日ごろの心構えについて署員から「倒れている人にとって、助ける側がちゅうちょしているわずか一分や二分がどれだけ貴重なものかを分かってほしい。自分が助けられる側になって考え、直ぐさま処置できるよう心掛けて下さい」と言葉を受け、生徒たちは“応急”に“処置”することの重要性を改めて実感していた。


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今春オープンの「グリム冒険の森」

施設を紹介するパンフ作製

=東近江の各観光協会などに配置=


イラストを交えて施設を紹介するパンフレット

(湖東・日野町)
 日野町はこのほど、四月からオープンする「グリム冒険の森」(同町熊野)を町内外に紹介するパンフレットを作製した。

 ドイツのグリム童話をテーマにした同公園は、鈴鹿山系の森林の中でアウトドアを楽しみながら、自然に親しんでもらうことを目的に建設された。二十一万五千平方メートルに及ぶ敷地内には、コテージ六棟、オートキャンプ場二十区画のほか、交流促進施設、炊事施設、多目的広場、屋外ステージなどを備える。

 パンフレットの紹介内容としては、1.公園内の地図、2.各施設の紹介、3.自然に親しめるイベントや教室の案内(林業体験、木工教室、お菓子作り教室など)、4.グリム冒険の森まで交通手段、5.宿泊料金―を掲載している。
 なお配置場所は、東近江地域内の各市町観光協会のほか、近江鉄道日野・八日市両駅、愛東マーガレットステーションの予定。詳しくは、グリム冒険の森管理事務所(TEL0748-53―0809)へ問い合わせる。


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宿命のライバルが激突の衆院滋賀3区

旧同盟の動きが勝敗を左右か

=参院補選で脚光浴びる石田県議=


連合滋賀と三党が選挙協力の協定書に調印
(奥村氏は向かって右から三人目)

(全 県)
 さきがけ幹事長の奥村展三・参院議員は十日、「新しい政治を目指し、国民の皆さんの思いにかけていきたい」と大津市内で次期衆院選に滋賀三区から無所属で立候補することを表明した。

 これで三区は、自民現職の岩永峯一氏、共産新人の林俊郎氏に奥村氏が加わる三つどもえ戦に決定した。そこで奥村氏の衆院くら替えの背景を追ってみた。(石川政実記者)                       

 ●「歴史」はめぐる

 民主党県連、さきがけ滋賀、社民党県連合、連合滋賀は十日、小選挙区の滋賀一区で民主党現職の川端達夫氏、二区でさきがけ現職の武村正義氏、三区で奥村氏を擁立して共闘するとした協定書に調印し、記者会見を行った。記者の質問は、連合滋賀や各党が奥村氏を担ぐ理由に集中した。

 ちなみに平成七年七月の参院選滋賀選挙区(定数一)では、連合滋賀と自民党、社会党、滋賀民社が推薦する高田三郎氏と、さきがけの独自候補の奥村氏、共産公認の川内卓氏の争いになり、奥村氏が高田氏を僅差で破った。当時、大蔵大臣であった武村氏は「連合滋賀の東郷栄司会長が強引に高田氏擁立に走ったことに疑問を感じる」と東郷氏を厳しく批判。選挙後も、武村氏と東郷氏は袂を分かつ。やがて「時」はめぐり、かって敵として戦った奥村氏を、今度は連合滋賀が担ぐことに。

 十日の記者会見では、連合滋賀の下戸薫会長は「この四年間で政治状況が様変わりしたということだ。当時の候補者選定については、一定の機関決定をしたものの、組合員にストンと落ちなかった。四年前のまとめ(総括)や今の政治状況(自自公連立のなかでの非自民、非共産勢力の結集の必要性)を十分に執行部の中で理解してもらうつもりだ」と苦渋に満ちた説明をした。

 社民党県連合の沢野邦三代表は「確かに五年前、社会党は高田氏を推薦したが、主として(連合が中心で)政党はほとんどタッチしなかった。今回、三区で奥村氏に出馬を要請したのは、滋賀のなかに第二の上田金脈をつくらないためにも、自民党の人を打ち破るには奥村氏しかないと判断した」と衝撃的な発言を行っている。

 ●連動する参院補選

 ところで奥村氏が衆院にくら替えすれば、総選挙と同時期に参院補選が行われる。各党とも参院補選候補者選びに頭を悩ませているが、自民党では、辻村克県議(伊吹町)、宇野治県議(守山市)、芥川正次県議(草津市)らが下馬評に。民主党では、県議会会派の淡海クラブ代表の石田幸雄県議(今津町)、環境生協理事の藤井絢子氏(守山市)らにアプローチ。

 調印式の記者会見では、相も変わらず傲(ごう)慢に映るほど自信満々の川端氏だったが、永田町の大活躍はさておき、地元一区はそう盤石ではない。石田氏担ぎ出しが失敗し、同氏が自民公認の目片信衆院議員選対の連絡協議会会長として獅子奮迅の活躍をすれば、人情味あふれる目片氏や弱者の立場に立つ共産の吉原稔元県議の方に勝機が。


 栗東町にある民間産廃処分場で硫化水素が発生し不安を抱える住民らが十三日、「町民大集会」を同町で開催した。会場には、奥村氏の姿も見られた。これは権力の横暴や公害問題などに苦しむ「市民」との連帯をアピールするのがねらいだったのだろう。ついに甲賀郡の宿命のライバルである岩永、奥村両氏の争いの幕は、切って落とされたのだ。いずれにせよ、信楽町の蠢(うごめ)きの中で、旧同盟労組(友愛会)がどれだけ本気で奥村氏を応援するのかが勝敗のポイント。この意味でも連合滋賀の下戸会長の真価が問われるところだ。


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世界古代湖会議の論文集

「古代湖:その文化と生物の多様性」

=琵琶湖博物館が出版=


琵琶湖博物館出版の論文集

(全 県)
 県立琵琶湖博物館はこのほど、平成九年六月に開かれた世界古代湖会議の研究発表をまとめ、論文集「古代湖、その文化と生物の多様性」を出版した。

 世界古代湖会議は、琵琶湖博物館を主会場に一週間開かれ、世界二十三カ国の専門家など約三百人が参加した。口頭やポスターなど合わせて百五十編の研究発表が行われ、一般市民とともに共通の議論「人と湖の今後のあり方」を行う『世界古代湖会議共同宣言』という形で実を結んでいる。

 同博物館では、発表された論文のうち自然科学と人文・社会科学の両分野に言及するものを二十三編選定し、同書として編集。編者は川那部浩哉館長、生物学研究のジョージ W・クールター氏、考古学人類学のアンナ C・ルーズヴェルト氏の三人。

 論文対象となる湖は、アジアでは琵琶湖・バイカル湖・雲南の湖・フラ湖。ヨーロッパはレマン湖・イギリス湿地。アフリカはアフリカ大湖沼・ヴィクトリア湖・マラウィ湖。南アメリカではティティカカ湖・アマゾン川流域となっている。

 同書は洋書を扱う書店で購入できる。A4変形版(十二&三百四十ページ)で定価は約八千円。問い合わせは同博物館の嘉田・中井氏まで(077―568―4811、FAX077―568―4850、電子メールical@lbm.go.jp)。
 


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