滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月19日()第12154号

環境基本計画に 市民の声反映

八日市市 策定へ意見・提言募る
中間とりまとめの素案を公表

=26日には市民フォーラム開く=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、環境審議会(会長・小林圭介滋賀文化短大学長)の中間答申を受け、このほど「市環境基本計画(素案)」を作成したことから一般に公表し、この素案に対し広く市民や事業者から意見や提言を募ることにした。市民の声は、昨年四月施行の環境基本条例に対する行動計画となり、策定中の環境基本計画に反映される。

 素案では、計画目標を「自然と共生する緑おりなす八日市」の実現に設定し、基本理念を「循環」「共生」参加」「創出」に置いた。健全で恵み豊かな環境を維持しながら、環境負荷の少ない持続的発展が可能な循環型社会の構築を目指して、市民・事業者がそれぞれの責任を認識し主体的活動とパートナーシップを持って、環境問題の解決を図るとしている。

 その実現のため、環境を「生活環境」「自然環境」田園環境」「まちなみ環境」「地球環境」に五分類し、それぞれの現況と課題を明らかにした上で、目標の設定や市域の特性を生かした施策に行政、市民、事業者が一体となって取り組むものとした。個々の環境について、自らの行動や生活の中で配慮すべき事項が環境行動指針として、素案に盛り込まれている。

 基本的な考えの背景には、都市化の進行や大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済活動や生活様式の定着を指摘し、生活排水などによる水質汚染や、エネルギー消費による二酸化炭素の排出など、直面する新たな環境問題への解決がある。
 今後は、素案に市民などから寄せられた意見や提言を反映させ、八月ごろまでに原案の作成を済ませ、十一月には市環境計画を策定する。行動計画実施は十三年四月からとした。市民の声は、四月十日まで市役所生活環境課(TEL0748-24―5633)で受け付ける。

 この素案をたたき台にして「みんなで考えよう環境基本計画」をテーマに、二十六日午後零時四十五分から「市民フォーラム」を市役所別館(勤労福祉会館)で開催する。
 リチャード・ポット博士(ドイツ・ハノーバー大学生物学部長)が記念講演「自然環境の保全と持続的発展〜ハノーバー市の環境計画〜」を行い、小林会長をコーディネーターに「21世紀の八日市の環境づくり」をテーマとしたパネルディスカッションをする。パネラーは市民、事業者、環境ボランティアの代表ら。参加費無料。


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“市のまち”からの脱皮?

八日市駅前周辺 塾の進出ラッシュ

=入塾生争奪2月合戦展開中=


「駅から0分」の駅舎隣にも進学塾が進出

(湖東・八日市市)
 八日市駅前で進学塾や学習塾の建設、進出が相次いで進められており、“市のまち”として栄えた八日市が、“塾のまち”に変わる勢いとなっている。

 駅前土地区画整理事業にともない、駅周辺はヨーロッパ風の近代的な町並みに生まれ変わっている。そんな町並みに大手進学塾などが次々に進出し、駅周辺は塾競合で塾生争奪の戦場に。

 新聞には毎日の様に入塾案内のチラシが折り込まれ、塾の道路に面した窓には私立高校の受験合格者数が大きく張り出されるなど、受験生を抱える親や受験生に塾の成果をアピールして、ますます加熱ムードが高まるばかり。
 各塾では現在、来月九日の公立高校入試に向けて受験生がラストスパートに入っているが、その一方で、新学年の入塾説明会や入塾テストがこの週末を中心に行われ、来月はじめには塾の新年度が始まる。

 先日開かれた「市同教・市教育研合同研究集会」の中で報告された市教育研究所の「八日市の子ども・小学生と中学生の生活意識・行動、心の状態に関する調査研究」(近く研究結果公表)によると、学習塾に通っている小学生は三十七パーセント、中学生は六十四パーセントで、小学生ではそろばんやピアノなどのおけいこ教室やスポーツ少年団などに通う子どもたちの割合が圧倒的に多いが、中学生になると受験や学習成績向上のための学習塾通いがいっきに増える。

 斜陽傾向にあるといわれる中心商業地域の活性化を一つの目的に実施されている駅前土地区画整理事業の中での塾の進出で、塾に通う子どもたちや送迎の親が毎日駅前に集まってくるため、地域商業の活性化への効果も期待されるが、教育費の支出分、財布のひもが固くなることも危ぶまれる。


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幼い命を守らなきゃ!

チャイルドシート貸します

=3月1日から受付 五個荘町=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町は四月一日から、町内在住者を対象にチャイルドシートの無料貸し出し事業を始めることにした。
 四月から六歳未満の幼児に対するチャイルドシートおよびジュニアシートの着用が義務付けられることから、シートの利用促進と幼児の被害防止を図るのが目的。

 貸出数は三十台余りで、〇〜六歳児まで対応可能。貸出期間は八か月間で、三月一日から予約を受け付ける。予約および問い合わせは町役場総務課(TEL0748-48-7303)へ。


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水上運動会や春まつりなど

写真で見る思い出の乙女浜

=27日まで 能登川町立博物館=


当時に思いを馳せならが写真を見つめる来場者

(湖東・能登川町)
 水路を行き交う田舟、小川で楽しそうに遊ぶ子どもたち、能登川町立博物館は、同町乙女浜地区の歴史を写真で辿る「乙女浜写真展〜思い出の乙女浜〜」を二十七日まで開催している。

 住み慣れた町の魅力発見と歴史学習を目的に住民の協力のもと催す企画展『郷土の歴史シリーズ』の第二弾で、今回は町の歴史再発見に積極的に取り組む乙女浜地区の協力を得て、各時代を生きた人びとの表情や町の様子を収めた写真約六十点を展示。ここ五十年のめまぐるしい時代の変化で我々が何を失い、何を得たのかを問いかけている。

 春夏秋冬の季節ごとに展示された写真には、温かな日差しの中を行く春祭りの行列や堀の田舟で生き生きとした表情を見せる子どもたち、夏恒例の田船を使った水上運動会など、今では見ることが出来なくなった昔懐かしいふるさとの景色が鮮やかに写し出され、当時を知る人は目を細めながら、また、知らない人は興味深気な表情を浮かべながら写真に見入っている。


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竜王町・介護保険に向け事業計画

第一号被保険者
保険料基準月額2814円

=訪問看護・通所介護は供給不足=

(湖東・竜王町)
 竜王町介護保険事業計画策定委員会(山口喜代治委員長)はこのほど、四月からの介護保険スタートに向けて、第一号被保険者(六十五歳以上)が支払う保険料基準額月額二千八百十四円と、同制度対象の標準サービス量を示した高齢者保健福祉計画を同町に報告した。

 これによると標準サービス量は、町内外からの供給が予想される訪問介護については多めに設定されたが、逆に訪問看護と通所介護は現在のところ事業者が不足しているので少なめに設定された。また、自宅で機能訓練を受ける訪問リハビリテーションは、町内に実施事業者がないため、サービス供給は見込まれなかった。

 町の独自施策としては、町歯科保健センターによる訪問口腔衛生指導(歯の検査、保健指導など)を盛り込んだ。このサービスは介護保険制度外になるため、費用は一般財源で賄う。
 また、現在サービスを受けている人が「自立」と判定された場合は、寝たきり予防の視点から受け皿を整備する。

 具体的には、▽自宅への配食サービス▽医療機関などへ送迎する外出支援サービス▽シルバー人材センターの会員が日常生活(買い物、掃除など)を手伝う軽度生活援助事業▽独居老人に通報装置を貸し出し、急病や災害に備える緊急通報体制整備▽ヘルパーが日常生活で必要な支援・指導する生活管理指導員事業―などを検討している。

 さらに留意事項として、1.町を中心とした在宅支援センターを設置し、寝たきり予防や介護支援のネットワークを構築する 2.訪問リハビリセンターの整備 3.お年寄りが食事・入浴できるデイーサービスセンターなどの施設整備 4.保健福祉事業の充実・の四点を挙げた。
また、計画を推進するに当たって、▽計画の達成状況やサービスの量・質の定期的な点検▽居宅・施設サービスを安定して供給するために県や他自治体との広域的な連携を図るとしている。
 


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