滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月22日()第12157号

みんな、ちょっと待ってえな

21世紀を前に再び問い直す

=部落解放をめざす女性のつどい=


詩の朗読やパネルディスカッションで
部落差別問題を問いかけたつどい
(八日市中央公民館大ホール)

(湖東・八日市市)
 「人・愛・心」=ちょっと待ってえな、そんなんでええの?=をテーマに、第十六回部落解放をめざす八日市市女性のつどい(同実行委、市、市教委主催)が十九日に八日市中央公民館大ホールで開かれ、パネルディスカッションなどを通して自分たち一人ひとりが同和問題解決に向けて何をすべきなのかを考えた。

 つどいには、市内で部落解放運動に取り組むグループや一般市民の女性ら約二百人が参加。吉田富美子実行委員長が「差別を他人に責任転嫁するのではなく、自分のこととして受け止め、二十一世紀に差別を持ち越さず、二十一世紀には人権尊重と平和の花が開くことを願います」と開会のあいさつを行い、海外友之進市助役が「同和問題解決にはすべての市民が人権を再認識し、解決に向けての不断の努力が不可欠です。つどいが人権尊重と明るい社会づくりへの大きな成果となることを期待します」と激励した。

 続いて行われた実行委員による詩「同じ怒りのメスで」の朗読では、同和教育や同和行政の結果、差別の意識がなくなった子どもたちや若者、それに対し差別意識がなくならない大人の存在とそのギャップに対し、「同じ人間」という子どもたちの必死の叫びと一緒に、“妙な大人”の幻影を怒りのメスで切り裂こうと呼びかけた。

 このあとパネルディスカッションに移り、県地方労働委員会公益委員の廣幡和子さんをコーディネーターに、小脇町宮婦人会の中村香世子副会長、平田駅前教育集会所の永田稔美指導員、コープしが八日市市委員会の寺井有子委員長、地域婦人団体連合会の谷正美副会長、小脇町宮会館の小澤吉弘館長がパネラーとして、それぞれの体験、取り組み、立場から、差別の現状に対する解決策や、市民ひとりひとりができることなどについて、市民意識調査などの具体的な資料をもとに話が進められ、「差別に気付くことができるようになること」「地域の仲間づくりから個人を育てる時代へ」「差別事象は減っても質は変わっていない」など、活発な意見交換が行われた。


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第19回技能グランプリ

県代表に斎藤さんら

=来月 幕張メッセなどで開催=

斎藤友一さん

(湖東・広域)
 第十九回技能グランプリ(全国大会)に八日市市上之町、サイトウ明印館の斎藤友一さん(30)と近江八幡市馬渕町、野田屋根工事店の野田忠良さん(33)ら五人が滋賀県代表として出場する。

 参加資格は、職業能力開発促進法に定められた特級、一級などの資格を持つ技能士で、斎藤さんは印章木工彫刻、野田さんがかわらぶきの競技に挑戦し、技能の一層の向上を目指す。

 グランプリは、来月三〜六日に幕張メッセなど五会場で開かれ、競技二十七種目の繊維・建設・一般製造・一般の四部門別に内閣総理大臣賞、各種目別に労働大臣賞、敢闘賞などが贈られる。

 他の出場者は藤本睦人さん(32)「フラワー装飾」(大津市)、神鳥靖弘さん(32)「フライス盤」(栗東町)、辻義晴さん(31)「日本料理」(守山市)の三人。


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「正直さだけは無くさないで」

お年寄りの大切さ交流で実感

=五個荘中生徒会が友愛訪問=


伏村さんとの会話を楽しむ
溝江さん(中央)と浦田さん(手前)

(湖東・五個荘町)
 五個荘中学校生徒会は、このほど町内の独居老人宅を訪ねる恒例の「友愛訪問」を行い、お年寄りとの楽しいひとときを過ごした。

 友愛訪問は、一人で暮らすお年寄りに心和む機会を提供するとともに、貴重な体験談や教訓を聴くことによって生徒自らの資質向上を図るのが目的で、お年寄りのなかには毎年訪れる生徒たちを心待ちにしている人もおり、人気を集めている。
 ことしは生徒会メンバー四十八人が、各班に分かれて町内二十二軒のお年寄り宅を訪問した。

 生徒会長の溝江麻衣子さん(二年)と浦田知美さん(同)が訪れたのは、十年前から一人暮らしをしている新堂の伏村文三さん(83)宅。靴下のプレゼントを手に二人が訪れると、伏村さんは「待ってたよ」と笑顔で出迎え、過去の丁稚奉公の経験談を交えながら「私も勉強は嫌いだった。何をしててもいいから、正直さだけは無くさないで、顔を丸くして人生を楽しんで下さい」と終始顔を緩めながら会話を楽しんだ。また、訪れた二人も「本では学ぶことが出来ない、貴重な話しを聴けて嬉しい」と約一時間にわたる交流に感謝し、「いつまでも元気でいてね」と声を掛けていた。


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竜王小で親子昔体験学習

七厘使った調理に挑戦

=香ばしい味に児童たち舌鼓=


興味深そうに炭火でもちを焼く児童たち

(湖東・蒲生町)
 七厘(しちりん)でおこした炭火でもちを焼く「親子昔体験学習」が、十九日に竜王小学校で開かれ、三年生の児童と父母の約二百二十人が香ばしい味わいに舌鼓を打った。

 社会科の授業で“昔調べ”をしている児童たちは、これまで町内のお年寄りから昔の生活について教わってきた。今回の取り組みでは、それらの知識を実体験を通じて身につけてもらうというもの。

 体験学習では始めに、 七厘の使い方を知らない子どもたちに混じって父母も炭火おこしに挑戦。十分ほどで炭は真っ赤に染まり、早速、七厘にかぶせた網の上にもちを置いた。キツネ色にフックラ焼き上がったもちは、学校農園の大豆でつくったキナコにまぶしてあべかわもちに。

 家庭での手軽さと違って、様々な手仕事を経ただけに味わいは格別。子どもたちは「おいしい。もう一度やってみたい」と、口いっぱいにほおばっていた。


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明かりをつけましょ、ぼんぼりに〜

日野町で「和紙雛人形展」

=3月3日まで わたむきホール虹=


わたむきホール虹で開かれている和紙雛人形展

(湖東・蒲生町)
 藤永多津子「和紙雛人形展」が、日野町わたむきホール虹(松尾)で開かれている。三月三日まで。
 同展には、華やかな色彩に包まれた和紙雛人形が約三十点展示されている。

 藤永さんが和紙人形に出会ったのは十二年前。以来、ちりめん和紙を素材にした人形を作り続けてきた。やわらかい質感を持つ和紙ちりめんは、自由自在に人形の表情を演出してくれる。人形の芯として使う材料には、はまぐりの貝殻や発砲スチロールなど事欠かない。

 既製の雛人形と違う点は、一つ一つの人形に個性が表われていること。
 作者の藤永さんは「全部手作りなので色々なバリエーションがある。機械で作る人形と違って、表情が違うので見てほしい」と話している。

 また二十六日には、同氏の「はまぐり雛人形教室」が同ホールで開かれる。縁起もののはまぐりに、和紙を張り付けた素朴な雛人形をつくる。参加費は六百円。問い合わせは、日野町わたむきホール虹(TEL0748-53―3233)へ。
 


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