滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月23日()第12159号

新予算案一般会計 140億3千万円

八日市市 前年度当初比0.4%増

重点「安心・安全」打ち出す
=福祉、産業、基盤整備図る=

(湖東・八日市市)
 八日市市は二十二日、一般会計百四十億三千万円に三特別会計一億一千六百四十万円、九事業会計百十九億四千八百三十四万一千円を加えた総額二百六十億九千四百七十四万一千円の平成十二年度当初予算案を発表した。この新予算案は来月二日開会の三月定例議会に提出される。

 一般会計は、対前年度当初比○・四%(五千万円)の微増を確保し、元気維持予算となった。総額では、新説の介護保険特別会計(十三億一千二百万円)や介護保険認定審査事業特別会計(二千五百万円)などが予算規模全体を押し上げ、八・二%の大幅な伸びを示した。

 一般会計を圧迫する公債費十六億三千三百万円(八・七%増)や人件費三十五億六千万円(○・九%増)に加え、物件費十七億六千六百万円(三・○%増)、事務組合などへの負担金十六億七千四百万円(二・五%増)にも歯止めが掛からず、市民生活などへの扶助費十四億五千八百万円(二一・八%減)を含む義務的経費を極力抑え、普通建設事業費二十二億七千七百万円(○・九%増)の確保に努めた。将来を築く投資的経費は会計全体の一六・三%を占めている。

 長引く不況の影響を受け苦しい台所事情にあっても、市政理念「やさしさとたくましさあふれる元気都市ようかいち」の実現に向け、体質改善への改革を断行しながら、市民が安心して暮らせる施策を随所に盛り込んだ。高齢者や障害者など福祉の向上、環境保全、健康づくり、教育の充実、文化振興などに力点を置く一方、時代の流れに対応し切れない中小企業や農業への支援ほか、都市基盤づくりにも力を入れた。

 中でも、新予算について中村功一市長は「安心・安全を重点施策に位置付けた」と語り、「住みやすさと魅力あふれる都市づくりには多くの要素がある。利便性、快適性、文化性、活力性などだが、市民が生活する基礎的な条件は安心・安全が第一」と説明した。

 歳入の柱となる市税は、景気低迷と減税の中で七十一億一千万円(二・九%減)と、収入合計の五○・七%を占めた。地方交付税十五億円(七六・五%増)や国・県支出金十八億円(一○・九%減)を目一杯見込み、恒久減税を補てんする地方特例交付金に二億円(一七・六%増)を計上した。

 これでも不足が生じるため、財政調整基金や公共施設整備基金などから九億五千万円(一五・七%減)を取り崩し、使い道自由な自主財源比率を六五・三%確保した。借金にあたる市債は六億二千万円(一八・一%減)に抑え、市財政状況の改善に努めた。

 歳出面では、普通建設事業費の中で市単独が十五億円弱(六・二%増)と六割以上を占め、積極的な都市基盤づくりを進めている。将来への投資では、道路新設改良(四億一千五百万円)や下水道(四億九千七百万円)、公園整備(一億一千七百万円)、蛇砂川(三千二百万円)、河辺いきものの森(二億三千二百万円)などに引き続き取り組む。

 重点施策「安心・安全」の新規は、地域用水増進(二千五百万円)、女性消防団の新設(二百万円)、資源循環型畜産確立(六百万円)、ふれあいバス「ノンステップバス」購入補助(四百万円)、有機農業実践活動(百万円)、徘徊高齢者家庭支援サービス(三十五万円)など。

 このほか、中心市街地活性化対策の商業タウンマネイジメント構想策定に百万円を補助し、一千万円で基本計画を策定する。介護保険では二億六千九百万円を特別会計に繰り出し、サービス推進に約百万円を見積もった。


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自然のすばらしさ伝えたい

片手で感動撮り続ける

=小暮さんの写真展 アピアで=

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旅の感動をつづった写真展

(湖東・五個荘町)
 左半身が不自由になりながらも自然の美しさに魅せられ、その感動を撮り続けている五個荘町川並の小暮勇さん(61)の写真展「片手でも・・パート3」が、八日市駅前のアピア四階情報プラザで開かれている。二十八日まで。

 小暮さんは昭和六十三年に脳内出血で倒れたあと、岐阜県内でリハビリ療養を続け、平成二年に家族の反対を押し切って一人で新穂高に向かい、ロープウエイの山頂駅からはじめて見た北アルプスの雄大な風景に感動。それ以来、一人でも多くの障害者にその感動を伝えようと日本各地を旅しながら、美しい自然を撮り続けている。

 また、自分の感動を一人でも多くの身障者にも体験してもらおうと、重度身体障害者を対象にした国内体験ツアーを企画し、旅行業者などと粘り強く交渉を続けながら理解を求め、障害者も自由に旅行ができる環境づくりにも取り組み、平成三年五月から今までに北海道、東北、九州、富士山など、十二回の体験ツアーを実施してきた。

 写真展では、小暮さんがこれまでに撮った自然風景のほか、ツアーに参加した仲間の記念写真や旅先で見せたいきいきとした笑顔など、八十七点を紹介している。
 小暮さんは、今年も小豆島などを訪れる体験ツアーを企画しており、「障害を乗り越え、新たなる生きる生きがいづくり発見を」と、ツアーへの参加も呼びかけている。詳しくは小暮さん(TEL0748―48―3879)まで。


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第2の人生を悠々過ごそう

備えあれば憂いなし

=退職後のライフワークセミナー=


退職後の人生設計について学んだセミナー
八日市商工会議所大会議室で

(湖東・八日市市)
 人生八十年時代を向かえて、退職後の余生をどのように過ごせばよいのかを考えるライフワークセミナー(八日市地域勤労者互助会、八日市商工会議所主催)がこのほど八日市商工会議所で開かれた。

 セミナーには定年退職を控えた中高年から、市内事業所の福利厚生担当者ら男女約三十人が参加。講演や専門家による解説で知識を広げた。
 まず、県立希望ヶ丘文化公園で長年生涯学習などの指導に取り組んできた野村弘・元園長が「人生百年時代への挑戦」と題して講演。「趣味を増やして豊かな人生」「個性的な暮らし」「地域活動への参加」「国際交流」「ボランティア活動」「世代間交流」「家庭生活の自立」「生きがいや夢プランでライフワークをデザイン」など、定年後の快適で生きがいのある人生設計十個条を提案した。

 このあと、退職後のゆとりある人生設計のための具体的な経済プランについて、社会保険労務士の中岡研二氏から「退職後のライフプランと社会保険制度」について解説が行われ、雇用保険、健康保険、厚生年金保険について、準備や手続きなどの方法や、損をしないための極意を学んだ。


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大人顔負けの質問に圧倒

五個荘町で子ども一日議会

=町制45周年を記念し開催=


五個荘町で開かれた「子ども一日議会」

(湖東・五個荘町)
 五個荘町は、このほど町制四十五周年を記念して、六年生児童を対象にした「子ども一日議会」を開催した。

 五個荘町の子ども議会は、町制三十周年に開催したことを始まりに四十周年、四十五周年と過去三回開かれ、子どもたちが日ごろ思い考えている疑問に答えるとともに、児童たちの社会の一員としての自覚と郷土への関心高揚を図っている。

 今議会では、五個荘小六年生の児童約百五十人が午前・午後の二部に分かれて参加。傍聴席からの期待を背に、うち十六人がちびっこ議員として質問に立ち、町側からは小串勲町長をはじめ各課長、議員代表ら二十五人が出席した。

 午後から行われた議会は竹村光孝君務める議長の進行のもと開会。小串町長によるあいさつと町の現状についての説明、職員紹介に続き、およそ一時間にわたる一般質問が行われた。

 ちびっこ議員らからの質問は「町長は何処で、どのような仕事をしているのか」など子どもならではの質問にとどまらず、「赤道はひび割れも多く、ころんだ人がいる。安全に通れるよう修理してもらえないか」や「きぬがさ公園へ行くには車の通行量も多く、利用しにくい。学校近くの中央公園にもっと遊具や広場を」「高齢者の生きがいづくりをサポートする施設やイベントを」など鋭い質問が次々に出され、議場はさながら本議会ムード。

 一方、回答する職員らも議員の真剣さに「赤道は職員がパトロールし、順次修理をしている。きぬがさ公園利用のための安全対策には今後も協議し取り組む。高齢者の生きがいづくりについては町老人ク連の活動支援を中心に今後も積極的に取り組む」と緊張な面持ちで一つ一つ丁寧に答えていた。

 また、閉会時に小串町長は「私たちにとっても貴重な体験だった。みなさんの心をしっかりと受け止め、より素晴しいまちづくりに取り組んでいきたい」と満面の笑みであいさつし、子どもたちの頼もしさに期待を寄せていた。


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育児サークル親子の広場が講演会

「お母さんだって女磨き」

=28日 蒲生町あかね文化センター=

(湖東・蒲生町)
 育児サークル「親子の広場」は二十八日午前十時から、「お母さんだって女磨き・自分磨き=輝かせよう 自分の人生=」をテーマに、中井さち子氏(鍼灸学博士)を招いて講演会を開く。子どもに振り回されて、「自分の時間が作れない」「自分のしたいことが分からない」「社会復帰はできるのかしら」などの悩み、不安の解決策の糸口を模索する。 

 専業主婦だった中井氏は、昭和六十一年に明治鍼灸大学に入学。卒業後、大学院に進み博士号を取得。現在では、大津市高齢者計画推進会議委員や日本向老学学会理事、名古屋市立大学医学部第一解剖教室研究員など幅広く活躍している。

 講演では、専業主婦でも一人の女として、一人の人間として輝けた自らの体験を振り返って話す。
 申し込み、参加費は不要。会場では託児も受け付けている。問い合わせは蒲生町教育委員会(TEL0748-55―1161)へ。
 


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