滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月25日()第12161号

東近江、愛知、彦根の3消防が

救助や消火の連携プレー

=東ブロック 相互応援の合同訓練=


1本のロープで車いすの患者を救出する救助隊

(湖東・八日市市)
 湖東地域の東近江行政組合消防本部、愛知郡広域行政組合消防本部、彦根市消防本部でつくる県広域消防相互応援協定「東ブロック」の合同訓練が、二十三日に八日市市五智町の国立八日市病院で繰り広げられた。

 相互応援協定は大規模な自然災害や事故などが発生した場合に隣接する三つの消防本部が互いに協力して被害を最小限に食い止めようと結ばれたもので、毎年協定に基づいて各消防本部持ち回りで訓練が実施され、今回は東近江での開催となった。
 訓練は、国立病院病棟三階の湯沸室から出火、上の階へ延焼が拡大し、四階ベランダ部分で歩行不可能な患者ら多数が助けを求めるいるほか、屋上にも入院患者が避難しているとの想定で行われた。

 三消防本部の消防隊や救急隊など十四隊の約七十人、病院の職員や医師、看護婦ら約二十人と、救急車やはしご車など十六台、県防災航空隊の防災ヘリコプター一機が訓練に参加。周辺住民も、目の前で繰り広げられる訓練の様子を興味深く見守った。

 病院職員による救助袋を使った避難、救助隊による車いすに乗ったままの患者をロープ一本で救助、防災ヘリによる屋上からの救出、歩行不可能な患者を乗せた担架をはしご車につり下げて地上への降下など、病院の特異性を考慮した、人命救助や消火活動など様々な訓練が迅速に行われた。また、各消防本部間の連携もスムーズに運び、相互応援体制の確立を再確認した。


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みんなで創る 恵みの森

遊林会 体験仲間を募る
里山保全ボランティアに

=県内初 緑の募金が活動支援=

(湖東・八日市市)
 国土緑化推進機構(林野庁外郭団体)の「緑の募金」による補助金を活用して、八日市市の森林ボランティア団体・遊林会(武藤精蔵代表)は、三月の三日間に里山保全ボランティア体験「みんなで創る恵みの森』を同市建部北町の河辺いきものの森で開く。

 国土の緑地保全と国民的運動による緑化推進を目的に国土緑化推進機構は全国育樹祭の開催ほか、春秋の緑の羽募金を植林・間伐・除伐活動などの補助に活用している。しかし、今回のように里山保全やビオトープ形成を行う市民団体に補助金を交付するケースは珍しく、県下では初の試みとなる。

 第一日目の来月五日は、入門講座「里山の自然」について学び、自然観察会や里山除伐作業を行う。二日目の同十一日には自然観察会、里山除伐作業に加え、地元交流会もある。最終の同二十五日は里山除伐、地元交流会のほか、腐葉土や薪づくりなどに取り組む。

 いずれも現地集合は午前九時で、一日目はJR近江八幡駅南口を午前八時半に、二日目と三日目は近江鉄道八日市駅前を午前八時四十五分にそれぞれ連絡バスが出発する。作業用具やヘルメットは準備されるが軍手・タオル・雨具ほか、弁当や水筒は各自持参のこと。年齢、性別を問わずだれでも参加できる。無料。

 世代や地域を越えた対話や交流の中から自然を守る喜びを体感し、その恵みを時代を担う子供たちに伝えていこうとするのが目的で、希望者は所定の申込用紙に必要事項を書き、参加活動日の一週間前までに〒527―8527八日市市緑町10-5、市役所花と緑の推進室内、遊林会事務局(TEL0748-24―5658)へ郵送か電話で申し込む。FAX(0748-24―0572)も可。

 遊林会は、荒廃した里山を環境学習の場としてよみがえらせることを活動目的に、平成十年夏に八日市市で結成された里山保全ボランティア団体。現在の会員は幼児から九十歳までの約百三十人で、毎月第二土曜日を定例活動日として、主に市内建部北町の河辺林(河畔林)で木竹の間伐、竹炭づくり、自然観察会など、会員の自主的発想による多彩な活動を続けている。

 昨年七月には、国松善次知事と中村功一市長もボランティア活動に加わり、会員や地元住民らとともに木や竹の間伐に取り組むなど、自然との共生を求めて里山保全体験に汗を流した。


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東近江「食の今昔」味くらべ

信長料理と開発料理

=きょう・あす ホテルニューオウミで=

(湖東・広域)
 東近江食の今昔「天正十年安土御献立・蘇った信長料理」は、二十五、二十六両日にホテルニューオウミ(近江八幡市)で開催される。
試食・販売の東近江特産品

 天正十年(1582年)の献立「信長料理」や安土城の天主閣模型、金箔瓦、発掘調査写真パネル、安土山下町掟書などの展示、近江の地酒の試飲・販売ほか、信長料理の一品試食「あつめ汁、地酒」を二十五日(先着二百人)と二十六日(同八百人)の二日間に無料で行う。

 このほか、二十五日はパネルディスカッション、二市七町の物産や食材の展示・販売を行い、二十六日には東近江の食材を使った「開発料理」の展示、料理店などが出品する「わが町味自慢・腕自慢」の展示販売、滋賀県司厨士協会の料理コンテストなどをする。

 開発料理には、「近江地鶏と日野菜のコロッケ」(県司厨士協会)「鴨つみれの四川風鍋」(日本中国料理調理師会京滋支部)「フランス鴨の和え物」(八日市調理師会)など六品が提案され、一部試食もできる。


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ありのままの自分を見つめて

能登川中3年生の自画像ずらり

=能登川町立博物館で卒業美術展=


能登川町立博物館で開催中の
能登川中3年生卒業展覧会

(湖東・能登川町)
 卒業を目前に控えた能登川中学校三年生による記念美術展「ミレニアム・パラダイス〜顔祭〜』が、三月九日まで能登川町立博物館で開催されている。

 三年間の中学校生活を経て、新たな世界へと旅立とうとする生徒たちが、現在のありのままの自分を見つめて描いた自画像展。
 会場には、デッサンやユニークにデフォルメされた作品などな約三百四十点が壁いっぱいに飾られ、その一つひとつに思春期の青少年たちが抱く豊かな感情や心の葛藤などが表現されている。
 また、自画像以外の貼り絵や工作物など約三十点も併せて紹介されており、生徒や生徒らの家族ほか同館の利用者らに人気を集めている。


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蒲生町の幼稚園でふれあい保育

集団の中で分かる子の成長

=父母が一日先生を体験=


講堂で披露された獅子舞に見入る園児たち

(湖東・蒲生町)
 園児の父母が幼稚園での保育を体験する「ふれあい保育参加事業」が、蒲生町立長峰幼稚園(角捨三園長)で開かれた。
 この取り組みは今年度から始まったもので、毎回三―四人の父母が参加している。今回で十回目。

 狙いとしては、(1)家庭に閉じこもらないで、集団の中にいる我が子の成長を確認する(2)ふれあい保育に参加する親同士で子育ての情報を交換してもらう(3)幼稚園での保育を体験してもらい、現場への理解を深めてもらう、の三点が挙げられる。
 この日のふれあい保育では、最近ではめったに見れなくなった獅子舞が講堂で公演され、招待された保護者や地元のお年寄りも一緒に鑑賞した。

 園児たちの反応は様々で、「踊るのが面白い」と笛や太鼓の音に合わせてはしゃぐ子がいれば、「あまり見たことがないから怖い」とふさぎ込む子もいた。これに続いて傘の上で玉を転がす曲芸も披露され、巧妙な技が繰り出される度に拍手と歓声を上げていた。
 ふれあい保育の参加者は「子どもによって個性は違うし、一人だけなく全員を見るのは大変」と、保育の難しさを実感していた。


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