滋賀報知新聞(ニュース)平成12年2月27日()第12163号

ロータリー財団 国際親善奨学生

八日市南ロータリークラブが募集

国際理解と世界平和へ
=顧問ロータリアンがサポート=

(湖東・八日市市)
 八日市南ロータリークラブ(加藤博之会長)は、国際理解と世界平和を推進する親善使節として活躍してもらうロータリー財団「国際親善奨学生」を募集している。
 この奨学金制度は、ロータリー財団の使命達成を目的に設けられた。地理的に均整のとれた地域に親善使節を派遣し、異文化についての知識を深め、世界社会における人道的なニーズが提起できる指導者の育成に当たる。

 一方、奨学生には、ロータリーの理想である「超我の奉仕」に従い、自らの地域社会と自国の人々の生活を向上させるために、個人として職業人として献身を尽くすよう求めている。また、ロータリーと奨学生との生涯関係を助長し、世界全域に良い影響を与えることを目的に支援する。
 2001〜02年度の奨学生は、2001年七月一日以降から始まる勉学や研修に、一学年度生が一万一千〜二万五千ドル、二学年度生に二万四千ドルが支給される。資格は大学に二年以上在籍か、高校または短大卒業後二年以上の常勤者で、ロータリークラブ関係者は応募できない。

 留学期間中、ロータリークラブや地区、大学、公共団体、その他会合に出席し、ホスト国の人々に対する親善使節としての役割を果たす。帰国後には、支援を受けた地元ロータリアンらと留学中の体験などを話し合うほか、レポートにもまとめてもらう。
 スポンサー地区とホスト地区の双方から任命を受けた「顧問ロータリアン」が、他国での留学生活を支障なく送れるよう、オリエンテーションや助言を与えるなど、奨学生を補佐してくれる。

 三月十五日に応募を締め切り、五月二十一日に京都パレスサイドホテルで選考試験を行う。2001年七月一日からアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどに派遣される。申込用紙や詳細は同クラブ事務局(TEL0748-24―1100)へ。


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社会福祉士ら

ワーカー募集

=八日市市社協=

(湖東・八日市市)
 八日市市社会福祉協議会は、ソーシャルワーカー(常勤一人)とケアワーカー(嘱託一人)の職員を募集している。

 ソーシャルワーカーは昭和四十七年四月二日〜同五十五年四月一日生まれで、社会福祉士の資格を有するか取得見込みの人(今年大学や短大などの卒業生を含む)。ケアワーカーは昭和四十五年四月二日〜同五十五年四月一日生まれで、保健婦(士)か看護婦(士)の資格を持つ人が受験できる。いずれも普通免許が必要。

 第一次試験を来月十二日午後零時半から市民福祉センター(今崎町)で行い、短大卒業程度の一般教養と適正検査、作文がある。合格者には二次試験(面接)を行う。希望者は所定の申込用紙を三月一日までに同社協(TEL0748-24―2940)へ提出する。


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近江商人の教養の高さ知る

家訓・店則・座右の銘15点

=近江商人博物館で公開中=


近江商人博物館で開催されている『商家の家訓展』

(湖東・五個荘町)
 五個荘町てんびんの里文化学習センター三階の近江商人博物館で、現代にも通じる近江商人宅の家訓の数々を集めた『商家の家訓展〜家訓にみる近江商人のこころ〜』が開催されている。来月二十六日まで。

 近江商人の本宅が数多く残る同町には、かつての商人たちが家業の存続と発展を願って子孫に残した格言が今もなお大切に語り継がれ、また、これら家訓や店則、座右の銘を書き記した掛軸や書も多数保存されている。
 同展はこれら貴重な資料を順次紹介していくシリーズ展で、今回は中村治兵衛、高田善右衛門、塚本定右衛門など著名な商家の家訓など十五点を展示し、家業を成功へと導いた「近江商人の心」を紹介している。

 なかでも小杉五郎右衛門家『第十一代小杉五郎右衛門肖像』『松居遊見翁奢者必不久一行』『松居遊見翁墨蹟堪忍二大字』の三点はいずれも個人所蔵の初公開資料で、小杉五郎右衛門とライバルであるはずの同郷の商人・松居遊見翁との近江商人らしい親交のエピソードが伝えられている。

 また、彼らの思想のよりどころとなった格言などは儒教(中国古来の政治・道徳の教学)の「四書・五経」という膨大な書物の中から抜粋されていたことも併せて紹介されており、近江商人の教養の高さをうかがい知ることができる。
 入場料は大人二百円、小中学生百円で、月曜日および祝日の翌日は休館。問い合わせは同館(TEL0748-48-7100)へ。


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4月からの新規入園児1.000人突破

近江八幡市の保育園、保育所

少子化の中で増え続ける入園希望
=園が唯一の集団生活?=


定員増に備え増築が進む乳児室(八王子保育園で)

(湖東・近江八幡市)
 毎年、およそ百人ずつ保育所の入所希望者が増え続けている近江八幡市。今年四月から官民合わせた市内十二保育所(園)に新規入園する幼児数は過去最高の一、○五二人となり、千人の大台を初めて超えた。市では、一年後の平成十三年度はさらに八十人増となる見通しを示しており、保育所への子育て依存度は急激な拡大カーブを描いている。

 こうした実情を踏まえ、市では今年度に国の特別少子化対策臨時特例交付金を受けて、拡大する需要に対応。民間保育所五か所の園舎増築や改修、特に需要が伸びている乳児の受け入れ体制整備などを中心に合わせて九、四九一万円の補助金を給付し、施設全体の拡大と受け入れ環境の充実を推進した結果、来年度は施設の定員を理由に入所したくてもできなかった待機児童数がゼロとなり、希望する幼児全員が保育所に通える体制が整った。

 その一方で、幼稚園の入園者数は減少傾向があるものの、ここ五年間はほぼ横這いが続いている。保育所は増えて幼稚園は減らないという現象から市では、保育所への入所を希望する新しい保護者が増え続けていると判断。その理由として▽バブルが弾け、父親の収入が減り、母親も働くようになった▽女性の社会進出で出産後も仕事を続ける母親が増えている▽核家族化と少子化が進み、同年代の乳幼児が一緒に遊べる生活環境がなくなり、集団生活の重要性が求められているなどが考えられるとしている。中でも○〜三歳までの乳幼児を預ける親が目立っている。

 平成九年には定員八十人だった北之庄の私立八王子保育園 (長谷川郁子園長)では、毎年十人の定員を増やし、四月からは市内最大の百二十人になる。それでも実際の受け入れ幼児は一二九人となる予定(定員の十五%増まで認められている)で、現在、敷地西側で乳幼児室の増築工事が進められている。

 入園者数が増えている要因について長谷川園長は「まず、恵まれた自然環境に評価をいただいているのではないでしょうか。直ぐ裏の八幡山からは野ザルやキツネ、タヌキもやってきます。夏にはヘビも姿を見せますが、自然のままの中で遊ばせたいという親の願いに応えられる立地条件に関心を持ってもらっているようです。山裾にあり道も狭く、来園しにくいところですが市内西部地区や駅南部からも預かっている子供さんもいます。最近の現象としては、八幡に転居しマンションなどで子育てするお母さんたちが、子育てについての悩みや相談、ストレスを解消する場がなく地域社会から孤立した形でなっている場合が少なくありません。育児ノイローゼに悩まされているお母さんからの電話相談もあります。 子供を心豊かに育つ地域の環境が希薄になり、その環境を保育園に求められていることも確かです」と話す。

 保育に欠ける子が通う保育所、保育園。新規入園者が増加している背景には両親共働きや核家族化で、いつも離れることなく養育する人手がない問題だけではなく、心の基本形成を迎える大切な幼児時期に同世代の子供が少なく切磋琢磨して育つ機会が少ないことからの成長の心配、地域との交流が薄いために閉鎖された母子の生活環境に追い込まれる心苦しい現実からの脱出などがあげられる。「保育に欠ける」の意味が昔と様変わりしている。


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ボディーに中学生の絵

=パッカー車でゴミ問題啓発=


中学生の絵がデザインされた新しいパッカー車

(湖東・近江八幡市)
 八幡東中生徒が描いた絵をボディーにデザインした近江八幡市の新しいパッカー車が街中を走り出した。

 ゴミ問題をみんなで考える広報車としての役割も持たそうと市が、このほど導入した新車の側面ボディーに昨年の環境問題ポスターコンクールで特選に選ばれた小川美江子さんと西山晶博さん(ともに三年生)の作品を引き伸ばして描いた。

 小川さんの絵は、地球がゴミ箱になって苦しんでいる様子を、また西山さんの絵は体温計をくわえた地球が熱に苦しんでいるところを描いた力作。絵が描かれたパッカー車は二台目。


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