滋賀報知新聞(ニュース)平成12年3月1日()第12167号

ケアプラン作成で理解深める

体験講座が大人気

=介護保険制度スタート直前=


ケアプラン作成に取り組む受講生
(ハートピア八日市)

(湖東・八日市市)
 スタートまであと一か月に迫った介護保険制度についての理解を深めてもらおうと、八日市市社協の「ケアマネジャー体験講座」が二十六日にハートピア八日市(今崎町)で開かれ、ケアプランづくりを通じて制度の仕組みや介護サービスの実際などについて学んだ。

 介護保険制度の申請からサービス開始までの流れや仕組などについて解説を聞いたあと、受講生二十人が四つのグループに分かれて、ある高齢者夫婦宅をモデルにケアプラン作成のための状況把握と支援項目の選定などを行い、順番に発表して、介護支援専門員からアドバイスを受けた。

 引き続いて自分たちの作成した支援プランを基に、実際の週間ケアプランの作成に移り、ホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイをはじめとする具体的なサービスについて検討し、でき上がったケアプランを発表した。
 結果、四通りのケアプランが作成されたが、いずれも介護を受ける本人の意志、家族の思いと立場、地域や友人などの協力などにも配慮したものとなった。

 ケアプランづくりを通して受講生は、本人が生き生きとその人らしい人生を送るため、本人、家族、ケアマネジャーが一緒にプラン作成や業者の選定を行い、サービスの押し付けにならないよう上手にサービスを使いこなすことの大切さを学んだ。
 講座はケアマネジャーの仕事を体験してもらうことで、介護保険制度の仕組みやサービス内容などについて理解を深めてもらおうと開かれたもので、受講生はそれぞれの作業を続けながら、介護支援専門員らに様々な場合を想定した質問などをぶつけていた。

 同講座は今月十八日にも開かれるが、受講生募集開始二日目で定員はいっぱいになり、その後も問い合わせが続くなど、市社協では市民の介護保険制度への関心の高さを実感している。しかしその反面、制度スタートを前に、市民の制度理解度が懸念される。


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財政調整や円滑導入基金設置

基準額は3万2千6百円

=八日市市 介護保険条例制定へ=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、介護保険制度で第一号被保険者(六十五歳以上)から徴収する保険料を盛り込んだ「介護保険条例」を二日開会の市議会に提案する。市・市民・サービス提供者の責務を明らかにし、重要事項を審議する介護保険運営協議会を設置することにした。

 保険料の基準となる住民税非課税の人は年額三万二千六百円で、政府の特別対策で六十五歳以上の保険料は半年間徴収されず、その後一年間は半額となる。保険料は所得に応じて五段階に分けられ、納期を五回(七・九・十一・翌年一・三月)に分け徴収する。

 保険料(年額)は、生活保護と老齢福祉年金受給者が一万六千三百円▽世帯全員が住民税非課税者二万四千四百円▽本人が住民税非課税者三万二千六百円▽住民税課税で所得が二百五十万円未満の人四万七百円▽同じく二百五十万円以上の人四万八千九百円となる。
 このほか条例では、高額介護サービス費等貸付事業を行うほか、給付に要する費用に不足を生じたときの財源に充てる介護保険財政調整基金と円滑導入基金を設置する。


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元気いっぱい飛んで行け!

日本キジ24羽を放鳥

=五個荘町の緑の少年団=


自然保護を願いキジを放鳥する緑の少年団員

(湖東・五個荘町)
 五個荘町内の小学生児童らによる日本キジの放鳥が先月二十八日、安土山繖(きぬがさ)山の鳥獣保護区で行われ、雄雌合わせ二十四羽のキジたちが小さな手から里山へと飛び立った。

 日本キジの放鳥は、野性鳥獣の繁殖と自然保護を目的に県が毎年実施している事業で、今年は二月から三月にかけて県内各所で計千七十七羽を放鳥、八日市県事務所管内では五個荘町をはじめ六か所で計百七十四羽がこの日一斉に放たれた。

 同管内では毎年、命の尊さと自然保護の大切さを実感してもらおうと愛鳥モデル校の児童による放鳥が行われており、五個荘町では緑の少年団に属する五・六年生児童十人が参加した。

 児童のほとんどがキジを見るのも初めてで、県事務所職員らの手により一羽一羽箱から取り出される愛らしい姿に「かわいい!きれい!」と大はしゃぎ。バタバタと元気良く羽を動かすキジを抑えられずに逃げられてしまうアクシデントが続出したものの、なんとか手による放鳥にも成功し、自らの手から飛び立った姿を児童たちは笑顔で見守り「元気でね」とエールを送っていた。


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竜王町で農業活性化セミナー

環境調和がキーワード

=ホテルと契約農家の事例紹介=


セミナーで講演する池上甲一教授

(湖東・竜王町)
 竜王町農業農村活性化セミナーが「環境と調和した農業をめざして」をテーマに、JAグリーン近江竜王総合支店(同町弓削)でこのほど開かれ、町内の園芸、稲作農家の五十五人が参加した。

 セミナーでは近畿大学農学部の池上甲一教授が、「環境志向を強める経済活動と農業」をテーマに講演。これまで環境対応は非生産的と見られてきた産業界で、廃棄物の削減・再利用する環境調和型への方向転換が模索されている現状を説明し、「新産業創出で国民総生産の底上げ効果が期待される」と今後の動向を示した。

 また具体的には、東京都内の大手ホテルの事例を紹介。この取り組みは、ホテルで肥料化した生ごみを、有機農法を行っている契約農家に活用してもらい、再び農産物を買い取るもの。これを踏まえて、今後は有機農産物基準の改正や安全志向の高まりから、「環境対応の考え方は、農業でも早く取り入れた方が良い。早ければ早いほど利潤を生み出す」と、農業の重要性を強調した。


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「水にやさしい暮らし」提案

=子ども作文の入賞者決まる=

(全 県)
 県ならびに県下水道公社、県立水環境科学館は、第三回「水にやさしい暮らし」子ども提案(作文募集)の審査結果をこのほど発表し、入賞・入選者の表彰を行った。

 「水にやさしい暮らしをしていくためには、自分たちがどうすればよいか」を子どもたちの純真な目と心で発見・発想してもらい、また、作文形式で提案してもらうことで、子どもたち自身のエコライフ意識を高めてもらおうというもの。

 県内の小・中学生を対象に募集したところ、小学生の部(四│六年生)に七十五点、中学生の部に八百二十二点の計八百九十七点の応募があり、審査の結果、うち二十七点が入賞・入選作品に選ばれた。入賞・入選者および作品名は次の通り(敬称略)。
 
小学生の部】
知事賞=
「私のびわ湖美化計画」松井光(今津東小六年)▽教育長賞=「川はゴミすて場じゃない」川井北斗(玉津小四年)
理事長賞=「琵琶湖にやさしい暮らし方」杉江和士(小谷小六年)
入選=清水聡揮(河西小四年)中井亜紀子(大原小五年)白子千裕(唐崎小六年)大音美佐子(瀬田小六年)森井正美(吉身小六年)竹内敦子(竜王西小六年)荻田彩香(秦荘西小六年)
 
中学生の部】
知事賞=
「水にやさしい暮らしかた」川上つかさ(彦根中央中一年)▽教育長賞=「きれいな水」桐畑由布子(鏡岡中二年)
理事長賞=「家庭でできる節水」口分田政史(野洲北中二年)
入選=壷井祐一(田上中一年)西野康弘(彦根中央中一年)鎌田真梨子(同)山田智之(同)灰谷英夫(聖徳中一年)谷口奈緒美(甲良中一年)山口恵美(内出中二年)川添隆史(彦根西中二年)玉井和浩(堅田中三年)船越敍希(石山中三年)藤本美奈子(草津中三年)宇田川めぐみ(栗東中三年)掛戸浩平(中主中三年)木村輝理(甲南中三年)


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★街角記者クラブ★

玉緒公民館で展示会

梅や福寿草など一堂に

八日市市の園芸グループ

=街角記者・永源寺町 森下留次郎さん=


梅や福寿草など多くの鉢植えが出展されました

(湖東・八日市市)
 玉緒園芸趣味の会の春の展示会が、このほど八日市市の玉緒公民館で開かれ、梅や黄梅、福寿草などの盆栽・鉢植えが展示されました。

 中でも「三代の幸」と名付けられた白梅の巨木は、化粧垣根に添え草をあしらって、会員や一般の方達からも称賛を浴びていました。また、専門家による盆栽の手入れの講習会にも多くの会員が出席し、にぎやかな展覧会になりました。

 次回の催しとしては、六月にさつき展、八月に山野草盆栽展、十一月に盆栽菊・菊花展が開催される予定です。

読者参加企画《街角記者クラブ》

 身近に起こった出来事を記事にしてみませんか。滋賀報知新聞社は読者参加型企画として「街角記者クラブ」のコーナーを設けています。読者自身が「街角記者」になって撮影した写真と執筆した記事を紙面に掲載します。誰でも応募できますので記事(400字程度)と見出し、を記入した原稿に写真を添えて、〒527-0015八日市市中野町1005、滋賀報知新聞社(Tel 0748-25-1111)まで送付して下さい。(住所、氏名、年令、電話番号は明記)Eメールでも受け付けています。尚、記事の一部に加筆することもありますのでご了承下さい。

《街角記者クラブ》読者参加企画


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