滋賀報知新聞(ニュース)平成12年3月2日()第12168号

幼稚園での2年間の取り組み発表

子育て支援 大きな成果

=地域活動、ネットワークづくりへ=


子育て支援について意見を出し合った
パネルディスカッション
八日市市役所別館大ホールで

(湖東・八日市市)
 八日市市内の市立幼稚園が平成十年度から二年間にわたって取り組んできた子育て支援活動の成果と今後の課題について考える研究集会が、二十九日に市役所別館大ホールで幼稚園教諭ら関係者と保護者約百二十人が出席して開かれた。

 今回の活動は、文部省の「幼稚園における子育て支援活動の推進に関する調査研究委託」事業の指定を受け、大きな社会変化の中で親の子育てへの不安解消、未就園児を含めた子どもたちの生育環境改善、地域との連携を目的に行った。
 その実践結果が、「地域とともに取り組む子育て支援のあり方=幼児教育センターとしての幼稚園の機能を発揮するために=」としてこのほどまとめられ、市教委から「八日市市における子育て支援に関わる二年間の取り組み」として今回報告された。

 各園では、子育て相談員派遣、未就園児親子登園日、園庭開放、あずかり保育、移動幼稚園、地域や世代間交流などに取り組んだ結果、子育てを通じての園、親、子ども、地域のつながりと成長に大きな成果がみられた。
 そして今後は、▽子育て支援事業の精選▽子育てのネットワークづくり▽幼稚園での取り組みから地域での取り組みへ、の三つの目標に向けて、今回の研究実践が二年間のイベントに終わることのないよう、息の長い事業にするための実践を続けることにしている。

 報告に続いて、パネルディスカッション「幼稚園における子育て支援を考える」も開かれ、幼稚園教諭、PTA代表、ボランティアらが、今回の調査研究の成果を今後にどう生かしていくかなどについて意見を交した。


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日野町でお父さんの料理教室

初めての味覚にビックリ

=鯛の姿づくりから鱗チップスまで=


日野町鎌掛公民館で行われた料理教室

(湖東・日野町)
 「お父さんの料理教室」(日野町鎌掛公民館主催)がこのほど同公民館で開かれ、参加者三十人が様々な魚の料理法を学んだ。教室で使われた鯛やブリは、同区の釣りクラブ有志が前日に伊勢湾で釣ってきた新鮮な素材。それだけに参加者の意気込みは真剣そのものだった。

 はじめに、講師の小森慶一さんが「釣ってきた魚は全部食べるのが愛情」とあいさつした後、手慣れた包丁さばきで鯛のおろし方を披露した。続いて参加者も見本に倣って鯛の鱗(うろこ)を落とし、エラ、内臓を取り出すなどして三枚おろしに挑戦した。

 この後、メニューとして「姿づくり」「鱗のチップス」「あら炊き」「かぶと煮」「鯛皮」「韓国風丼」「手こね寿司」などが並び、骨以外は全部調理できることを知った参加者は、「こんな食べ方があるとは知らなかった」と驚いていた。
 中でも珍しかったのは「鱗のチップス」。塩水でよく洗って干した鯛の鱗を、油でカラッと揚げ、塩をふって食べてみた。鱗のチップスを口にした参加者は「市販のポテトチップスに味が似ている」と、初めて知った料理法に目を白黒させていた。


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自分の畑を持ちませんか?

体験農園オーナー

=マーガレットステーションが募集=

(湖東・愛東町)
 愛東町妹の「あいとうマーガレットステーション」は現在、平成十二年度の体験農園のオーナーを募集している。

 体験農園は、都市部に暮らしている人たちに自分の畑を持ってもらい、土の温かみや農作業の楽しさに触れてもらうことを目的にした一年契約の貸農園で、毎年多数の家族連れやマンション住まいの人たちが自ら育てる喜びを体験している。

 場所はマーガレットステーションから車で五分程度の愛知川沿いにある奥村農園内で、畑の大きさは一区画二十坪(四・五×一四・五メートル)、水道完備。健康で農業に興味のある人なら誰でも応募でき、オーナー期間は平成十二年四月一日〜平成十三年三月三十一日までの一年間(更新有)。年会費は一区画につき一万二千円。希望者は三月三十一日までに「あいとうマーガレットステーション」(TEL0749-46-1110)へ。


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生ゴミ処理機に自治体が続々助成

=業者指定に不満の声=

(全 県)
 廃棄物を環境中に出さないゼロエミッションが普及するなか、環境産業界では家庭を対象にしたゴミ処理機の開発を進めている。平成九年からの県の「エコライフ型の地域住民への支援」事業も受けて、各自治体では独自の施策によるゴミ処理機購入助成を行っているところだが、一部の業者から「町内業者からの購入を助成条件とする町があるのはおかしい」という指摘が滋賀報知新聞社に寄せられた。そこで、県内五十市町村の助成に関する設置状況等を調査してみた。 (山田香織記者)

 本紙調査によると、一市十四町(大津市、志賀町、石部町、甲西町、愛東町、愛知川町、甲良町、米原町、木之本町、余呉町、西浅井町、マキノ町、今津町、安曇川町、新旭町)のみが未助成となっており、このうち石部町と愛知川町、木之本町、余呉町、西浅井町、今津町、新旭町の七町以外は、新年度当初予算案に新規事業として盛り込み、三月の今議会に提案される予定である。

 すでに実施の六市二十九町については、助成の補助率を二分の一〜四分の一と定め、支給額の上限を一万円〜三万円としている。ただし、同額は電気式処理機に対するもので、簡要型処理機のコンポストを支給対象にする二町(土山町、高島町)では、上限を二千円〜五千円。機種不問の土山町と朽木村の場合は、土山が一律二千五百円、朽木は同五千円を補助している。

 問題視されている業者指定の自治体は、守山市、中主町、甲賀町、甲南町の一市三町。いずれも、市町内に登録された電気店等を指定しており、地域の企業育成が背景になっているようだ。しかし、指定業者から購入した場合のみの助成となるため、町内外の登録外業者から見れば閉め出しの状態。購入者への助成ではなく、業者保護のための助成金だと怒りを露わにする業者も多い。

 大手産業M社の商品を扱う甲賀町内のある販売会社は「地元業者保護の制度であり、公平でない。どのメーカー品でも自由に購入できるような体制と情報提供が必要」と指摘している。

 これについて甲賀町の担当者は「町民からも同様の指摘をいただき、現在この件について検討中」と対応を急ぐ。逆に、守山市は「市内業者育成を目的とする同指定は別段おかしいとは思わない。また、当市への事業参入も拒んでいないので希望者はどうぞ」とうそぶく。いずれにせよ、指定業者のあり方が今後、論議を呼びそうだ。


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新進気鋭4人に新潮流託す

大津市長選 与党2会派10日までに1人へ
大野助役や官僚経験者が本命か

=山田市長説得にも配慮=

(湖西・大津市)
 五月二十一日に告示される大津市長選で、市議会与党会派の「緑風会」(自民系・十八人)の金井長純会長と「市民ネット21」の大谷克之幹事長は二月二十七日、記者会見し六選出馬の意向を表明した山田豊三郎市長(77)に対して、両会派が対立候補として四人を選び、三月十日までに一人に絞り込むことを明らかにした。そこで本紙では、謎に包まれた四人を推理してみることにした。(石川政実記者)

 大津市内で二月二十六日夜に開かれた選対会議には両会派の幹部ら八人が出席。現職、OBを含めた県庁や市役所職員、市議会議員、民間の企業人ら約二十人の名前が上がったが、四人に絞り込んだという。

 選対会議以前は、山田市長の対立候補者として、市役所内部からは助役の大野哲氏(64)、市議では細川源太郎氏(69)、県議では世古正氏(57)、この春に定年を迎える県教育長の吉川勉氏(60) 、さらに公明党議員団も相乗りしやすい中央官僚(経験者を含む)らの名前が上がっていた。ただ山田市長が六選出馬の意向を表明しただけに、大野氏が出馬に踏み切れるかが焦点だった。

 ようやく市長与党の二会派は、約二十人の中から四人に候補予定者を絞り込んだわけだが、名前は現在も明らかにされていない。
 ただ「五十歳代前後の若い人にお願いしたいとの思いがある」とする金井会長らの発言を額面通りに受け取れば、年齢面から、運輸省自動車交通局の岩崎貞二氏(50) 、元通産官僚で現在は評論家の八幡和郎氏(48)、元外務省サンフランシスコ日本総領事の七尾清彦氏(56)ら膳所高出身組の三人、企業ではオプテックスの小林徹社長(52)の四人の名が浮かぶ。

 ちなみに岩崎氏は、同氏の父親の岩崎定男氏が山田市長の後援会長だけに、山田市長としても振りあげた手を下ろしやすい局面ができるかも知れない。一方、七尾氏はこれまで市長候補というよりは、参院補選の有力候補と目されていただけにダークホース的な存在だ。八幡氏は、大坂府知事の太田房江氏とは通産省時代からの親交が深く、「大阪の“風”を大津へ」という政治潮流も考えられる。またベンチャー企業の草分け的存在の小林氏には期待が大きいが、はたして本業に忙しい同氏が「ウン」と言うかがポイント。

 いずれにせよ、今回は、大野氏を軸に細川氏ら議員も含めて山田市長を脅かす新進気鋭の候補者に決まる可能性が高いと見られる。


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