滋賀報知新聞(ニュース)平成12年4月20日()第12224号


日野町のグリム冒険の森

22日オープニングイベント

講演会やコンサートなど


グリム冒険の森のパンフレット

(湖東・日野町)
 コテージやオートキャンプ場を備えたアウトドア施設「グリム冒険の森」(日野町熊野)は、二十二日にオープンする。当日午前十時から始まる記念イベントでは、グリム童話を紹介する講演や森のコンサート、ダンスなど多彩な催しが開かれる。

 記念講演では、日本グリム協会事務局長の天沼春樹氏が「グリム童話とドイツの森」をテーマに、童話をつくったグリム兄弟の生い立ちや出身国ドイツの自然を紹介しながら、童話の創作されたルーツをひもとく。

 森のコンサートは日野ウィンドアンサンブル、白雪姫をモチーフにした創作ダンスはボディピンクとR&Dが、それぞれステージを飾る。

 その他のイベントとしては、▽楽器づくり▽森の絵本づくり▽紙芝居▽本の読み聞かせ▽クラフトマーケット▽木工教室▽お菓子づくり▽椎茸もぎとり体験―など。なお、駐車場の収容台数は限りがあるため、当日は日野町役場(河原)から会場までシャトルバスを運行させる。

 日野町が、総事業費三億一千万円をかけて建設した同施設のテーマは、町内の農業公園「ブルーメの丘」が森林の国ドイツをイメージしていることや、林業のまち日野町をアピールする狙いから、同国のグリム童話に設定した。

 二十一万五千平方メートルの敷地内には、コテージ六棟(6人用、12人用)をはじめ、オートキャンプ場二十区画、多目的広場、交流会館を備え、手軽に野外活動が楽しめる。宿泊の申し込みはグリム冒険の森(TEL0748-53―0809)へ。


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サイクル・セーフティー作戦

日野署が自転車点検

防犯、整備しっかりと!


日野高校で自転車の点検をする自転車商組合員

(湖東・日野町)
 日野署はこのほど、窃盗犯の中で二五%と高い比率を占める自転車・オートバイ盗難を減らそうと、管内の日野高校や近江鉄道日野駅などで防犯診断を繰り広げた。

 日野高校では、署員と蒲生郡自転車商組合員、役場職員ら十人が、通学自転車の二重ロックと防犯登録を呼びかけるとともに、フレームやハンドル、ブレーキなど十一項目にわたって点検した。点検で合格した自転車にはシールを貼り、そうでない自転車については担任教諭に報告し、指導してもらった。

 整備不良とされた自転車の大半は、少し調整すれば安全に乗れるものが多く、組合員は「日頃からチェックしてくれたら、未然に盗難や事故を防げる」と、日頃から点検することの重要性を話していた。


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生命あるものへの感動を描く

女流日本画家 吉村年代展

五個荘町歴史博物館で始まる


「作品の一つひとつが私の生きてきた証。
観て下さる方に感動を伝えられれば」と
作品を前に話す吉村氏

(湖東・五個荘町)
 目には見えない”感動”や”思想”といった精神世界を、淡く美しい色彩で描く女流日本画家・吉村年代氏の作品展が、五個荘町てんびんの里文化学習センター三階、歴史博物館で始まった。会期は五月二十八日まで。

 吉村氏は、一九三四年に京都に生まれ、五七年当時京都画壇を代表する文化勲章受賞画家山口華揚氏の晨鳥社(しんちょうしゃ)塾に所属。五九年の日展に初入選して以来、毎年作品を出品し、八二年に作品『行く者』で、八五年には『白夢』で特選を受賞した。九六年には日展審査員を務め、現在は日展会員、京都造形芸術大学非常勤講師として活躍している。

 同展では、百五十号の日展出品作をはじめ代表的な大作ばかり十四点を展示。吉村氏の作品の多くは、季節を彩る小さな草花から息子に至るまで、世に存在する生命あるものへの感動をテーマにしており、そのほとんどに登場する白馬は直接的な人物画では表現できないデリケートな精神世界をより一層際立たせている。

 なかでも吉村氏の思い入れの強い『森を彷く(ゆく)』は、成長していく自分に戸惑い、悩みながらも、森をさまようように歩み続ける息子に対し、その森が前途の美しい、尊い光が射す世界であるようにとの思いを描いた母性あふれる作品で、穏やかに我が子を見つめる母としての吉村氏の心情が伝わってくる。

 入場料は大人二百円、小人百円。月曜日、祝日の翌日は休館。問い合わせは同館(TEL0748-48-7100)へ。
 このほか、同展を記念して五月七日午前十時から、吉村氏による講演会「描く心〜生命あるものへの感動」も開催される。入場無料。


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中嶋コレクション第8弾 明治の版画展

色鮮やかに浮世絵の美

大通り風物時代館でスタート


明治時代の浮世絵のすばらしさを堪能できる版画展

(湖東・八日市市)
 江戸時代の浮世絵の技術を継承した“明治期浮世絵三傑”の月岡芳年、落合芳幾、豊原国周の作品を紹介する「明治の版画展」が、十八日から八日市市八日市町(金屋大通り)の八日市まちかど博物館“大通り風物時代館”で開かれている。

 市内本町の市神神社(中嶋高名宮司)が所蔵する美術コレクションの中から、歌舞伎などの役者絵、相撲力士画、美人画、横浜などの風景画をはじめ、教科書などにも登場する明治二十二年の大日本帝国憲法発布式など、激動の大変革期の社会の息吹や人々のエネルギーを伝え、貴重な資料としての文化遺産的価値をもつ明治初期の色鮮やかな版画約三十点が、今回はじめて公開されている。

 作品の中には、子どもたちの遊びを一枚の作品に集めた「こどもあそび集」をはじめ、活躍していた力士たちの「力士集」、歌舞伎の登場人物をそろえた「歌舞伎名人集」なども当時をしのばせる。
 また、明治八年にはじめて発行された、落合芳幾による当時の事件をおもしろおかしく取り上げた錦絵(浮世絵)の絵入り新聞「東京日々新聞」も展示され、見学者の関心を集めている。

 いずれの作品も百年以上前のものにもかかわらず、良好な保存状態で、刷られた当時のままの色彩で見ることができる。
 五月三十一日までの開催期間中に、展示内容の変更も予定されている。入場無料。毎週月・木曜日休館。展示内容などの問い合わせは大通り風物時代館(TEL0748―23―5703)まで。

 


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岩倉にホットな待合い所

地元自治会が手作り

「清流と石工の館」


県道沿いに完成したバス停待合い所「清流と石工の館」

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市馬淵町の岩倉バス停に風変わりなバス待合い所が登場した。

 かつて岩倉山から良質の石材が切り出され、八幡城や大阪城の築城に地元の石工職人が活躍した、と言う郷土の歴史と町内を流れる「大川」の清流をモチーフに地区民が協力して作り上げたもので「清流と石工の館」と名付けている。

 これまで、同停留所には雨宿りできる待合い所がなく、傘を差し、立ったままバスの到着を長らく待つお年寄りも見かけられることから、自治会が親しめる待合い所づくりを検討。自治会組織の中の「清流と石工のふるさとづくり推進委員会」が中心になって設計と建築を担当。岩倉山の石を使い、杉丸木の柱で組んだ停留所を完成させた。

 屋根下に井戸をイメージしたテーブルを配置し、それを囲むように木製の長椅子が置き、座れるようにされている。また、壁面には、石工の作業のようすを描いた絵や岩倉の歴史を記した看板を設置している。製作費は約300万円でうち県と市から約200万円の補助を受けた。


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