滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月4日()第12240号


八日市・神崎外国人地域連絡協議会総会

心と心の交流を

=新会長に鈴木氏、副に中村氏=


あいさつを行う鈴木会長

(湖東・広域)
 八日市警察署管内の企業、機関などで組織する八日市・神崎外国人地域連絡協議会(鈴木文七会長)の平成十二年度通常総会がこのほど、八日市駅前のショッピングセンター・アピア四階研修室で開かれ、本年度に取り組む事業の決定と新たな役員の選出が行われた。

 総会には、協議会役員など二十五人が出席。鈴木会長の「ボタン一つで世界に繋がるインターネットが日常化するなど、急速な情報化が進む一方で、住民一人ひとりの心の国際化はまだまだ立ち遅れているのが現状。真の国際化を目指すためにも、正規に在留する来日外国人とのより一層の心と心の交流が必要」とのあいさつに続き、顧問の中西悦雄八日市警察署長、事務局を務める能登川町を代表して杉田久太郎町長があいさつし、鈴木会長指名による明新新一議長の進行のもと平成十一年度決算など五議案についての決議が行われた。

 本年度の事業計画では、すでに開かれた理事会(四月十日)、同総会のほか▽ビラ、電光掲示板などを活用した不法滞在、不法就労防止啓発活動(六月中旬)▽五個荘町のイベント「ぶらりまちかど美術館・博物館」での時代絵巻参加(九月二十三日)▽秋の交通安全・防犯運動を前にした管内居住外国人対象の交通・防犯教室の開催(九月下旬)▽国際交流ボウリング大会の開催(平成十三年二月上旬)││の四項目に取り組む。

 また、事務局提案により新会長に引き続き鈴木文七氏(八日市国際交流協会)、副会長には中村槇吾氏(第一化学工業)が選出され、鈴木会長指名により理事に辰巳育男(松下電器産業掃除機事業部)、井上博義(日本電気硝子能登川事業場)、奥田秀夫(滋賀三谷セキサン)、肥田幸之助(肥田電器)、口石勝雄(日綜産業八日市事業所)の五氏、監事に岡本進氏(日清紡能登川工場)が選らばれた。任期は申し合わせにより一年。

 総会最後には本年度事務局を務める五個荘町を代表して小串勲町長が「県でも同様の協議会が設立されたことで、私たちはこれまで以上に熱心に取り組まねばならない」とあいさつし、今後も正規に残留する来日外国人の安全および地域住民との良好な関係保持を図り、安全で平穏な地域づくりに取り組むことを改めて確認した。


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まちの生活空間を楽しませる

5団体と13人を表彰

=八日市市「花と緑の推進賞」=


表彰式にもかわいい花が添えられた
(市役所貴賓室で)

(湖東・八日市市)
 八日市市はこのほど、平成十二年度「花と緑の推進賞」の表彰を行ない、中村功一市長から十三人と五団体に表彰状が手渡された。

 道路や公園、広場などの花いっぱい運動や、花と緑で店内と周囲の装飾、プランターやコンテナガーデンを利用した街並み、木や花を生かした道づくりなどに取り組んだことが認められた。表彰を受けたのは次のみなさん。

【公共空間】上田善一郎(外町)メガネプラザ「ノガミ」(緑町)糠塚町自治会

【事業所・店舗】喫茶「パピエ」(三津屋町)パーマハウス「ムーミン」(上之町)

【個人住宅】津田政子(上平木町)深井郁子(上羽田町)増田隆(布引台一丁目)武久春子(尻無町)小川一夫(妙法寺町)深尾寿明(建部日吉町)前田美枝子(建部北町)島村郁子(小脇町)松村幸子(同)斎藤悦子(東本町)服部要子(東沖野二丁目)小梶和夫(同)


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350年ぶり、絵図たよりに復元

竹生島宝厳寺の「三重塔」

=秘仏特別開帳 14日から=


宝厳寺本堂の弁財天像

(湖北・びわ町)
 奥琵琶湖に浮かぶ竹生島の厳金山宝厳寺(峰覚雄住職)には、広島県の厳島・神奈川県の江ノ島と並ぶ日本三弁財天が祀られており、西国三十三所観音霊場の札所として多くの参詣者が訪れる。

 現在、島の話題となっているのが約三百五十年ぶりに復元された「三重塔」の落慶法要だ。同寺ではこのほど、塔内に金剛界大日如来像を安置し、十四日から特別記念の秘仏御開帳を行う。

 同寺の三重塔は、一四八四年(文明十六年)前後の建築で、江戸時代初期に焼失したとされている。復元は平成八年から進められ、浅井郡史の中に残る絵図を基に西浅井町在住の棟梁・橋本市郎氏(40)が設計した。

 古来の工法で再建された塔内には、仏画家・増田正盛氏(50)によって彩色された牡丹唐草文様、真言八祖画像などが配され、その中央には大仏師・渡邊勢山氏(47)作の金剛界大日如来像が安置されている。

 落慶法要は午前九時半から塔前で始められ、弁財天本堂での報告と共に開扉法要が行われる。通常の開帳は、尊像と荘厳保護のため六十年に一度となっているが、復元を祝って「弁財天特別記念開帳」と「観世音菩薩特別記念開帳」が行われる。なお、弁財天は二十三年目で開帳(前開帳は昭和五十二年)する。期間は五月二十八日まで。

 このほか「西国札所記念出開帳」も催され、五番札所葛井寺・七番札所岡寺・二十一番札所穴太寺・二十六番札所一乗寺の四カ寺が同山で御朱印される。期間は二十四日まで。

 入島拝観料は大人四百円、小人三百円(竹生島奉賛会0749―72―3221)。同島へは長浜港、彦根港、今津港、飯浦港から連絡船を利用(有料)。


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大津市長選の立候補予定者に聞(中)

八幡氏 大津から新しい風を

市民参加の風通しのよい行政を
=インターネット・シティを目指す=

八幡氏

(湖西・大津市)
 五月二十八日投開票の大津市長選に向け、立候補予定者に市民の声を反映しようと、市在住の主婦や学生らでつくる市民団体「アクション21」(注)のメンバーら約十五人が「大津で公開討論会を実現する会」(西尾久美子代表)を結成し、十六日午後六時三十分から同市におの浜のピアザ淡海で公開討論会を開く予定だ。

 現在のところ、現職の山田豊三郎市長(77)=自民党、連合滋賀推薦=、評論家で元通産省情報管理課長の八幡和郎氏(48)=無所属の会、社民党推薦=の二人が立候補を表明、共産党も候補者の擁立を模索しており、三つどもえが濃厚となっている。

そこで本紙でも立候補予定者に抱負を聞くことにした。今回は、大連合艦隊の山田陣営に敢然と挑む“市民時代”の若き旗手、八幡氏である。(石川政実記者)   

---まず出馬を決意した理由から。

 八幡 今回の話は、もともと緑風会(自民党系)とネット21(連合系)の与党二会派による委員会が山田市長の勇退を求めて後継候補の選考を行い、私に立候補を要請したことに始まっている。ところが両会派は、山田市長の出馬表明を受けて私の擁立を断念したが、この主な理由には、国政選挙への影響を回避したいというのがあった。私は、初めは受け身で要請を受けた立場だったが、地方分権時代にあって総選挙以上に大事な市長選挙が、国政上の思惑でもっぱら論じられることには納得ができず、「大津に新しい風を」と多くの市民の激励もあり、出馬することにした。

---どんな市政を目指しているのか。


 八幡 山田市政の五期二十年間を全体として見れば、バランスのとれたものと評価できる。しかし長期政権のもとで、市の職員の士気は衰え、市民の声も届かなくなっている。このため私は、市民一人一人の意欲と力が活かされる市政を基本理念に掲げて、風通しが良くて効率的な21世紀型の行政を進めるとともに、「インターネット・シティづくり」や「女性の住みたい日本一のまち」を目指していきたい。

---インターネット・シティ構想とは。


 八幡 最新技術を駆使して情報化の基盤(インフラ)を整備し、情報公開や市民参加を推し進めるとともに、都市経済の競争力を高め、市民生活を便利にし、子どもたちには未来に生きる能力を育み、地球環境問題にも貢献しようとするものだ。なお、このような私の考え方を知ってもらうために四月下旬からホームページ(http://www.yawata48.com)も開いている。

---中心部の商店街振興は。

 八幡 JR大津駅前を見れば、確かに昔に比べて駅舎は大きくなり、駅前の道路も広くなったけれど、全国どこでもある中都市の風景となり、まちの賑わいもなくなった。むしろ中心部の商店街は、さびれる一方だ。環境や文化も含めて県庁所在地にふさわしい風格があって高齢者に優しく若者に楽しいまちを目指してこそ再生する。大きな施設をつくるより、むしろ太陽光発電も活用したエアコンを設置するなど学校施設の改善などを推し進めたい。阪神淡路大震災の時も、避難場は身近な学校だった。学校は、防災、地域コミュニティなど多目的な場としてもっと活用されるべきだ。

---借金に当たる市債残高が千百億円にものぼっているが、行財政改革については。

 八幡 行政の役割を小さくするばかりが良いわけではないが、これからは納税者である市民の目から見て、その質と効率性に納得のいくものでないといけない。この観点から厳しい見直しを行う必要がある。私は、これまでのような大規模施設建設優先でなくソフトを重視するとともに、行政組織を情報化やNPO(民間非営利組織)活動など21世紀の潮流を踏まえて、従来のピラミッド型から市民参加を前提にしたネットワーク型へ変えていくつもりだ。

---“庶民派”と喧伝(けんでん)されている山田市長について。
 
 八幡 山田市長は、立派な行政官の先輩として、尊敬している。だが山田市長の世代には、為政者が民を慈しみ民を治めるという「牧民思想」が考えの基本にあるようだ。しかし、これからは行政と“市民”が対等な関係で、市民自身の持つ意欲や力を引き出し、行政に参加してもらう時代だと思う。

 (注)「アクション21」はインターネットなどを使って大津市長選の論議を深めようと結成された。Eメール先は、action21@egroups.co.jp


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G8のフォローアップへ

14日びわ湖ホールでフォーラム開催

持続的な社会づくりを
=“環境こだわり県”知事の講演も=

(全 県)
 四月七日から九日まで「G8環境大臣会合」が滋賀県で開催されたのを契機として、社会を持続可能な社会に変えていくための企業や地方レベルでの対処のあり方や県民の自発的な取り組みを促しすために「地球市民フォーラム〜地球の未来 琵琶湖から〜」(主催=同実行委員会)が五月十四日午後一時から五時まで、大津市内のびわ湖ホール「中ホール」で開催される。

 気候変動などの地球環境問題が顕在化する中で、世界の経済社会の仕組みを持続可能なものに変えていくための国際的なルールづくりが行われているが、県、大津市、同市内の五ロータリークラブらが地球フォーラム実行委員会を編成して、G8環境大臣会合のフォローアップを行うもの。

 内容的には、一部が一方井誠二・環境庁企画調整局地球環境部企画課長の基調報告(1)「G8環境大臣会合の結果について」、国松善次・滋賀県知事の基調報告(2)「環境こだわり県としての取り組みについて」、セオドア・ウェーバー・ドイツバイエルン州農業省上級事務官の基調講演(1)「環境政策と新しい市場の開拓について」、二部がグンター・パウリ・元国連大学学長顧問の基調講演「ゼロエミッションのあり方について」・・となっている。

 セオドア氏は、一九四七年ドイツ生まれで、ミュンヘン大学で学ぶ。農業博士。バイエルン州農業省では、農業に関する調査やバイオマスの利用などに携わり、同州におけるバイオディーゼルを始めとした農業政策の責任者。バイエルン州バイオマス公社代表、ヨーロッパバイオマス産業協会副会長などを歴任している。

 グンター氏は、一九五六年にベルギーに生まれる。聖イグナチオ大学経済学部を卒業し、フランスの欧州経営大学院でMBA(経営学修士)を取得。世界最初のエコロジカル工場を建設したエコバー社などの社長を務めた。東京都ジュネーブの国連大学で、環境を考えた向こうが井の生産工程を推奨する「ゼロエミッション」を発案、提唱した。

 同フォーラムは無料で、参加定員は八百人。申し込みは、五月八日までに次のいずれかのところへ郵送、FAX、Eメールで申し込みを。▽県環境政策課=郵送〒520ー8577 大津市京町四丁目1-1 、FAX077ー528ー3451、Eメールde00@pref.shiga.jp▽大津市企画課=〒520ー8575 大津市御陵町3-1▽大津ロータリークラブ=FAX077ー522ー2220。問い合わせは、県環境政策課(TEL077ー528ー3451)まで。


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