滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月11日()第12248号


どんぐりのおうちスタート

明るく元気にのびのびと

=八日市に4つ目の学童保育所=


きょうの出来事などを話しながらの
楽しいおやつの時間

(湖東・八日市市)
 子どもたちが安心して遊んだり、勉強することのできる八日市市内四つ目の学童保育所「北部学童保育所(通称・どんぐりのおうち)」がこのほど建部堺町に開設され、市立八日市北小学校一年から三年までの児童十人が元気に通って、家の人が迎えに来るまでの放課後の時間を有意義に過ごしている。

 「ただいま」と元気な声が響き、下校時間の早い一年生から次々に子どもたちが集まってくると、小学校や幼稚園教諭として豊かな教育経験をもつ指導員三人が子どもたちを迎える。

 それぞれの棚にランドセルを置き、連絡帳を出して出席シールを名簿に張ると、まず、宿題を済ませ、みんながそろったところで学校での勉強や出来事などの話をしながらの楽しいおやつタイム。

 保護者が迎えに来るまでは、みんなで伝承遊びや野外活動、園芸、おやつ作りなど、季節や気候にあわせた活動で、一年生も三年生も一緒になってのびのび元気に遊んでいる。

 同学童保育所の指導員で代表でもある安田遜さんから土地と住宅の提供を受けた市が、増改築を行って安田代表と父母会に運営を委託して、今月一日からスタートとなった。

 このほど中村功一市長らが出席して行われた開所式で安田代表は、「安心して働いてほしい、放課後の子どもたちの生活を安全で豊かなものにしてやりたい・・などの願いから、友達と楽しく遊んだり学習する場を与え、子どもたちの心身ともに健やかな成長の支援をしたい」とあいさつした。

 同市には既設の東部(御園小学区)、南部(八日市南小学区)、玉緒(玉緒小学区)の三つの学童保育所があり、この北部学童保育所が四番目となる。市では、各小学校区に一つずつ学童保育所を開設することにしており、未開設の八日市西小、布引小の二学区にも、条件が整い次第、開設されることになっている。

 北部学童保育所「どんぐりのおうち」に関する問い合わせ先は、TEL0748―23―9315(午前十一時から午後六時まで)。


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伝建選定後初の保存事業

勝徳寺の 長屋門よみがえる

=五個荘町金堂地区=


改修を終えた勝徳寺の長屋門

(湖東・五個荘町)
 江戸時代、大和郡山藩の陣屋門として伝わる五個荘町金堂、勝徳寺の長屋門の改修工事がこのほど完了した。

 同金堂地区が平成十年に国の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)としての選定を受けて以来、初の町並み保存修理事業として進められていたものの一つで、総工費は八百六十一万円。

 長屋門は、平屋建て、片入母屋・片側寄せ棟づくり、桟瓦葺き外壁漆喰および板張り造りで、以前は屋根は棟が傾き、腰板が剥がれ、漆喰が剥げ落ちるなど建物全体の老朽化がいちじるしく、早期修復が望まれていた。

 今回の国・県・町の補助による部分解体修理でかつての立派な姿によみがえった長屋門は、引き続き金堂に残る貴重な建造物として観光客の目を楽しませている。


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各政党 大津市民より総選挙優先!?

記者座談会で大津市長選を展望 
川端氏、問われる自公保批判の中身

=市民派の意地見せた社民党=

(湖西・大津市)
 二十八日投開票の大津市長選は、現職の山田豊三郎市長(77)=自民党、公明党、民主党、さきがけ、連合滋賀推薦=、評論家で元通産省情報管理課長の八幡和郎氏(48)=無所属の会、社民党推薦=の二人が立候補を表明、共産党も候補者を模索するなどようやく活発化してきた。そこで記者座談会を開催し、第二ラウンドに入った市長選を展望してみた。(文責=石川政実)                  

山田氏

八幡氏

 大津市議会の与党会派である「緑風会」(自民系)と「市民ネット21」(連合系)の幹部らは三月初旬、合同対策委員会を開き、八幡氏に出馬要請を行った。

 同十三日に両会派の幹部が記者会見し、八幡氏に出馬要請したことを明らかにした。

 ところが十七日に山田市長が立候補表明した途端、緑風会は二十一日に「山田市長支持」へ一転。

 四月七日には早々と自民党県連は山田市長を推薦した。これに動揺した「市民ネット」は八幡氏を単独で擁立することを断念した。


  地方の時代が始まろうとしている中で、各党とも大津市長選の首長選びよりも、六月総選挙を優先させた。記者会見を平気で一週間後に反古にするドタバタ劇は、まさに市民を愚弄(ぐろう)するものだった。

  連合滋賀は四月二十八日に山田市長の推薦を決めたが、記者会見で下戸薫会長は「多選は好ましくないが、総合的に判断」と弁明したものの、一月七日の連合滋賀の「新春の集い」で新しい候補者擁立の考えを示しただけに、説得力に欠けたね。

  緑風会が山田市長に寝返った直後に、連合滋賀の首脳は「山田市長を推薦する公明党と溝(みぞ)ができて、衆院選に一区から出馬予定の民主党国対委員長の川端達夫衆院議員に影響が出ては大変」との判断から山田市長とトップ会談を行い、山田市長推薦を内定した。しかし永田町では「中央で自公保批判の先頭に立っている川端衆院議員が、地元に帰れば公明票を当てにするのは、まさに茶番劇」との声が聞かれる。連合滋賀のかっての闘士も「僕らの時は国会議員をアゴで使っていたが、最近は国会議員にへつらい過ぎ」と嘆いていた。

 ◇  ◇  ◇

 連合滋賀が推薦を決めたことで、民主党県連は五月一日、山田市長を推薦すると発表。さきがけ滋賀も六日に推薦を決め、十日過ぎには公明党も推薦の運びだ

 ◇  ◇  ◇

  六月総選挙が確実視される中、民主党、社民党、さきがけ滋賀、連合滋賀の非自民勢力は三選挙区での選挙協力で協定を結んでいるが、社民党県連は四月二十一日、「市長選が総選挙の動きに左右され、一般市民の声が反映されていない」(沢田享子副代表)として敢然(かんぜん)と八幡氏推薦を発表した。久方ぶりに旧社会党の意地を見る思いだった。

  保守陣営でも、三月二十五日に緑風会の幹事長であった細川源太郎市議が潔く引責辞任し脱会するとともに、「特定の勢力が幅をきかす市政の流れを変えなければ市の将来は不安だ」と八幡氏支援を表明し、心意気を示した。緑風会の中江忠洋市議らも支援に回ったが、大津市議会の役選の動向如何ではさらに増える可能性がある。

  話は変わるが自民党県連の定期大会が四月八日、滋賀会館で開催されたが、山田市長とは刎頚(ふんけい)の友である山本俊一自治連合会長は「これから最低でも一、二年は山田市長に市政を担当させてほしい。それから先は、いざとなれば(別の市長に)交代させてもいい」と知人に漏らしたという。隠然たる力をうかがわせるシーンといえよう。

  両陣営の動きは。

  山田市長の事務所開きが十一日午後四時から、中央三丁目で開催される。六時からは大津市民会館で「励ます市民の集い」が予定されている。来賓として国松善次県知事を始め、国会議員らが予定されている。大連合艦隊の動員力で、八幡陣営の戦意喪失をねらう。

  八幡氏の決起集会は十三日午後二時から、梅林一丁目の教育会館で開催される。「無所属の会」代表の椎名素夫参院議員、作家の石川好氏、タレントの愛川欣也氏らと八幡氏とのトークショーを予定。五時からは、アヤハレークサイドホテルで同氏著作の「47都道府県うんちく事典」出版記念パーティを開く。会費五千円。


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未来に継承「信楽魂」

消防団シンボルマーク、20日から募集
“魅力ある消防団”若手有志が企画 

=ワッペンや帽子に使用=

(湖南・信楽町)
 地域住民に安心と安全を、子供たちに勇気を届けたい…。二十一世紀に伝える消防団の願いとして、昨年結成された信楽町消防団活性化委員会は、同消防団の象徴として親しんでもらえるシンボルマークの募集を二十日から始める。

 阪神・淡路大震災や有珠山噴火などの自然災害などの教訓から、地域防災の担い手として地域の消防団に対する住民の期待、また、その存在価値はますます高まってきている。その一方、同町消防団にとっては、過疎化や町外への就労者の流出による新入団員の減少と団員の高齢化は深刻な問題となっている。

 今回の募集は、同消防団の想い「信楽魂」を未来に伝えていこうとするもので、“魅力ある消防団づくり”を目指す若手団員有志(経験年数五年〜八年)の同活性化委員会が企画。末長く親しまれるシンボルマークを募り、ワッペンや帽子(アポロキャップ)等に貼付使用する予定となっている。

 募集期間は五月二十日から六月三十日までで、入賞作品の発表は八月二十日。誰でも応募でき、デザインや色彩等は自由。作品は未発表のものに限り、応募後の作品に関する著作権は信楽町消防団に帰属する。なお、ワッペンを作成する都合上、デザイン・色彩等に修正を加える場合がある。

 審査員は、信楽消防団と同消防団活性化委員会、甲賀郡第四消防署などが行い、最優秀賞一点(賞金五万円)と優秀賞若干点が選ばれる。

 応募は郵送または直接持参で。詳しくは〒529―1892甲賀郡信楽町大字長野一二〇三番地、信楽町役場生活環境課内(TEL0748―82―1121・FAX0748―82―0165)へ。


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NPOの新しい知識習得へ

「わくわく市民活動ゼミナール」

=第一回講演 草津で25日=

(全 県)
 淡海ネットワークセンター(淡海文化振興事業団)では、市民活動やNPOに関する基礎的知識や新しい知識習得のため、恒例の「わくわく市民活動ゼミナール」を開催する。

 今年度は、これから市民活動に関わりたいと考えている人、いま自分が関わっている活動に活かしたい人など、初級から上級者まで様々なニーズに答える形でNPOの課題や、ボランティアマネジメント、地方分権との関わり、資金獲得のためのプログラムの計五回開催を企画、受講生を募集している。

 一回目のテーマは「日本のNPOの現状と課題」で、日本NPOセンター企画主任の田尻佳史さんを講師に迎えて五月二十五日午後六時三十分から八時三十分まで、草津市のウィングパレスくさつ(草津市立勤労福祉会館)大会議室で開催される。田尻さんは、平成七年の阪神・淡路大震災では「阪神・淡路大震災被災地の人々を応援する市民の会」の現地責任者として派遣され、企業や行政、市民団体と協働したプログラムを展開した。

 二回目は「NPO・市民活動団体のためのボランティアマネジメント」で、講師は龍谷大学社会学部助教授の筒井のりこさん。六月十四日午後六時三十分から八時三十分まで草津市の草津コミュニティ支援センター大会議室で開かれる。筒井さんは、近年はNPOにおけるボランティアマネジメントについて研究を続けており、全国ボランティアコーディネーター研究集会実行委員長、大阪ボランティア協会、NPO推進センター運営委員などを歴任。

 三回目は「地方分権と市民社会」で、龍谷大学法学部教授の富野暉一郎さんを講師に招き、七月十一日午後六時三十分から八時三十分まで大津市の県立県民交流センター二〇七会議室(ピアザ淡海二階)で開催される。

 淡海ネットワークセンターでは、一回目と二回目のゼミナールの受講者を募集している。募集定員は各回五十人(申込み受け付け順)で、受講料は一回五百円。申込方法は氏名・住所・電話番号・受講希望科目を記入の上、〒520―0801大津市におの浜1―1―20、淡海ネットワークセンター(077―524―8440/FAX077―524―8442)へ。Eメールでも受け付ける(ohmi-net@mx.biwa.ne.jp)。締切は第一回が五月十九日、第二回が六月八日。


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