滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月13日()第12250号


名札を付けて1年間観察

河辺林で「私の木探し」

=八日市北小4年生が理科の授業で=


気に入った木に名札を掛ける児童
(河辺いきものの森で)

(湖東・八日市市)
 八日市市立八日市北小学校の四年生七十人が、このほど同市建部北町の愛知川左岸の河辺林に整備が進められている河辺いきものの森で、体験学習として「私の木探し」を行った。

 二年後の学習指導要領全面改正にともなって「総合的な学習の時間」が導入されることから、試験的に取り組むことにしたもので、子どもたちは森の中で気に入った木を探し、各自の名前を書いた木札を木に掛けた。
 子どもたちは自分の名札を付けた木を一年間観察しながら、森の四季の移り変わりや、動植物の様子、里山保全などについて、自分たちのすべての感覚を使って学習していく。

 この体験学習を理科の授業として取り組む同校の井田三良教諭は、「教室では分からない部分を実際に自然体験で学習してもらいたい」と話している。また、里山ボランティア「遊林会」代表で市花と緑の推進室の武藤精藏室長は、「こうした利用が本来の目的であり、将来的にも森のネイチャーセンターに常駐するレンジャーによる同様のサービス提供を計画している」と、全面的な協力を約束した。


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日野をもっと探訪して

新しい観光パンフ作製

=歴史、自然、祭りを満載=


新しく作製したパンフレット

(湖東・日野町)
 日野町は、町内の観光名所や祭りを紹介したパンフレット「日野探訪」をこのほど作製した。

 同町熊野にアウトドア施設「グリム冒険の森」がオープンしたことから、新しいパンフレットを作ることになった。オールカラー刷りで折りたたみ式になっており、持ち運び便利な封筒と同じ大きさに仕上げた。一万二千部発行し、町内の主要観光施設に配置する。

 パンフレットには、▽歴史▽自然▽祭り―の三テーマに分けて各地域の観光スポットを紹介し、地図を添えて散策しやすいよう工夫した。「歴史」編では、天智天皇の時代に百済から渡ってきた学者、鬼室集斯を祭った鬼室神社や、近江日野商人館など六カ所を取り上げた。

 また、「自然」編については、自然に親しめるグリム冒険の森のほか、農業公園ブルーメの丘、ほんしゃくなげ群落、正法寺の藤など六カ所を掲載した。「祭り」編では、豪華な曳山が見ものの日野祭、ユーモラスな芋競べ祭、盆の風物詩の火ふり祭、二十数本ののぼりが立つ南山王をPRしている。

 同町産業経済課は「もっと日野を知りたいという観光客にとって、道しるべの様なものになれば」と話している。


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伝統と現代の融合

梅本博子刺しゅう展

=17日まで 日野町=


刺しゅう作品と梅本博子氏

(湖東・日野町)
 タペストリーや絵画に刺しゅうを取り入れた「梅本博子」展が、日野町わたむきホール虹で開かれている。十七日まで。

 同展には、黄や青、赤のカラフルな刺しゅうを施した縦一・五メートル、横一メートルのタペストリーなど十六点が展示されている。題材には、抽象的なテーマや湖国の風景、外国の旅先で出会った光景を取り上げ、伝統的な技法と現代感覚を融合させた作品に仕上げている。

 同氏は東京都女子専門学校裁縫手芸科(現東京家政大学)を昭和十三年に卒業し、県立高校教諭、県立短期大学助教授を経て、現在は京都華頂短大の非常勤講師を務める一方、大津市を拠点に創作活動を繰り広げている。


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国民休暇村第1号は?

数字で知る湖国の姿

=第8版「なんでも一番」=

(全  県) 
県の姿を統計上から紹介するPR冊子「滋賀県(淡海の国)なんでも一番 二○○○」の第八版(改訂版)=写真=がこのほど県から発行され、県関係機関や各市町村、県内の図書館、小・中・高等学校などに配布されたほか、希望者にも一冊二百円で販売されている。
 普段あまり統計になじみのない人に統計に慣れ親しんでもらい、県内だけでなく県外の人たちにも同冊子を通じて県の姿を知ってもらおうと作成した。

 冊子は文庫本サイズ、六十八ページ。表紙に竹生島、ハスの花、西の湖の水郷めぐり観光船、裏表紙に八日市大凧のカラー写真が添えられている。

 県に関する数量や新旧で比較できるもので、日本全国はもとより世界で一番、一番ではないが一番に近い、日本唯一、日本三大◯◯のひとつといった二百六十五項目を、「ひと」「くらし」「街のようす」「経済活動」「自然」「行政」の六つのグループに分けて掲載。

 県の数値と順位はもちろん、上位三位までの都道府県名と数値、全国平均値(都道府県平均値)も参考までに紹介している。また、名所や旧跡には、できる限り所在地を添え、名称や地名にはふりがなを付けた。

 巻頭には三択形式の「クイズなんでも一番」のコーナーもあり、正解を掲載項目の中から探し出すうちに、思いがけない湖国の姿に出会う楽しみもある。
 冊子は昭和五十八年十二月の初版発行以来、二、三年置きに改訂版の発行を重ね、今回の八版目は二千部を発行した。

 購入を希望する人は、県庁内の企画県民部情報統計課内の滋賀県統計協会(TEL077―528―3381)へ。

【掲載の一例】
▽県民生活 給湯器、電気掃除機、電動ミシン、洋服ダンス、ドレッサー、応接セット、ベッド、カラーテレビ、ビデオ、ワープロ、パソコンの普及率の高さ、人口百人あたりの公立図書館蔵書冊数などはいずれも全国一位。
▽東近江関連 日本初の県立商業学校(八幡商業高校)、国民休暇村第1号(近江八幡国民休暇村)、竹と和紙で作る凧世界一(二百二十畳敷八日市大凧)、最大・最古の石造三重の塔(石塔寺)、日本最初の複合式ダムの高堰堤(永源寺ダム)、日本の淡水湖唯一の有人島(沖島)など。


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回復感乏しい 県内経済情勢

大津財務事務所まとめ

先行き不透明の雇用と所得
=個人消費に慎重姿勢目立つ=

(全 県) 
大蔵省大津財務事務所は、最近の県内経済情勢をまとめこのほど発表した。報告書によると、県内の経済動向は景気の先行き不透明感などから、個人消費に慎重姿勢がみられ、回復感に乏しい状況が続いていることが分かった。企業の景況感に下げ止りがみられるものも、依然として雇用情勢は厳しい。

 個人消費については、雇用・所得環境の先行き不安も手伝って、消費意欲の回復までに至っていない。低価格志向から衣料品、家電・家庭用品を中心にスーパーの売り上げも伸び悩んでいる。一方、自動車は新車効果も手伝い堅調に推移している。

 経済対策で好調を維持する公共投資と共に、民間設備投資にも明るい兆しがうかがえる。製造業に生産能力拡大への積極意欲がみられ、大型小売店の新規出店などで小売業も前年を上回る計画だが、中小企業は消極姿勢を示す。住宅建設でも税制拡充や低金利維持で分譲とともに順調。

 県内生産についても企業間にばらつきがみられ、最もウエイトが高い電気機械が伸び悩んでいるものの、輸送機械の一部や食料品などが前年を上回り、主要業種を中心に緩やかな回復傾向にある。

 電気機械(家電・電子部品)はパソコン関連に増加がみられ、鉄鋼(自動車用鍛造部品)も海外輸出に助けられ順調。窯業・土石(ブラウン管用ガラス製品)はカラー液晶用薄板ガラスやパソコン関連が依然として好調を保つ。

 地場産業の動向では、バルブ主力の水道用弁が公共関連落ち込みから減少傾向をみせ、産業用弁と船用弁も低調。クレープや厚織、浜ちりめんも厳しく、植木鉢類に好調の信楽焼も建築用陶器が減少に転じた。

 景気予測調査で増益を見込んでいた企業収益は、製造業と非製造業とも売り上げ増と人件費の削減などから大幅増益の見通しとなった。改善傾向にある雇用情勢だが、失業率も高水準で推移するなど厳しい状況が続く。

 金融機関の貸し出しは、設備資金に一部の需要がみられるが、力強さが感じられず、中小零細企業の不況型倒産が多発している。ただ、消費者物価指数は安定した動きを示している。


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