滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月15日()第12252号


八日市 大凧まつり

28日 愛知川八千代橋周辺
日本一の100畳敷き揚げる

=各種イベント 全国の伝統凧も参加=

(湖東・八日市市)
 八日市市に初夏を告げる「2000八日市大凧まつり」は、二十八日に同市建部北町の愛知川河川敷(八千代橋周辺)で開催される。

 空には県外から招待された伝統凧や、市民らが作ったミニ大凧などが揚げられ、子供の成長を願う家族ずれなどに楽しい一日を過ごしてもらおうと、会場では数々のイベント、バザーなどの催しを開き、大凧のまち八日市にふさわしい盛大なまつりを繰り広げる。

 午前十時からの開会式では、まつりに花を添える風の女神や全国から集まった凧仲間らが紹介され、中村功一市長の開会宣言に続いて、凸版印刷滋賀工場が創立三十周年を記念して製作した大凧(三十畳)が揚げられオープニングを飾る。

 メインの百畳大凧は、縦十三メートル、横十二メートル、重さ七百キロで、地球をバックにして下部に朱書きの「碧(あお)」の文字、上部に「二匹の鯛(たい)が接(せつ)ぷんする姿」を描き、「碧い地球を大切に」と読ませる判じもん。会場で募ったハッピ姿の引き手百三十人がドラの音を合図に、風の状態をみながら午前十一時半、午後零時半、同二時半の三回揚げる。

 まつりを盛り上げる県外からの珍しい伝統凧にも目が離せない。白根大凧(新潟)や甲州かるた凧(山梨)、越中だいもんだるま凧(富山)、内灘マーク凧(石川)、浜松凧(静岡)、名古屋古流凧(愛知)、文楽凧(大阪)、藩州長六角凧(兵庫)、むかで凧(香川)など全国から三十四団体二百人が招待された。

 市民総参加のまつりには、市内外の自治会や企業、各種団体などが手づくりの凧(二─八畳)を揚げ、約四十枚がミニ大凧コンテストでデザインや判じもんほか、凧揚げ審査を受ける。会場では大凧グッズや凧の販売、ふるまい酒、食べ物の各種バザー、物産の展示即売などを催すほか、八日市建設工業会のステージショーやFMラジオ公開生放送もある。写真コンテストも。

 百畳大凧の雄姿を一目見ようと毎年、県内はもとより京阪神、中京方面などから見物客が詰めかけ、昨年は六万人が訪れた。今年も昨年以上の人手が予想されることから、駐車場不足や交通渋滞を解消するため、会場と八日市駅、市役所などを結ぶ無料送迎バス十台を運行する。雨天の場合は六月四日。

 まつり成功を祈念した「前夜祭」は、前日の二十七日午後六時から大凧会館(同市東本町)で開かれる。招待者の歓迎レセプションを兼ね、全国に広がる凧仲間たちが交流を深める。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


ヴォーリズ病院職員30年

自分史「愛神」出版

=定年退職を機に木村さん=


出版した自分史「愛神」を手にする木村隆一さん

(湖東・近江八幡市)
 植物状態の生死の境を乗り切り、軌跡の復活を果たしたヴォーリズ記念病院の前職員・木村隆一さん(60)=北之庄町=が、この春の定年退職を機に綴った自分史「愛神」を出版した。

 木村さんは一九六三年に近江兄弟社に入社。六年後に営業部門からグループのヴォーリズ記念病院に転勤して以来三十年間、同病院職員として働いてきた。

今年三月の定年退職を前に病院での職場経験を通じて会得した緻密に物事を進めていく大切さを若い人たちに伝えたいとの思いから、自分史の出版を決めた。

 出版された本は、B五判二三五ページからなるもので、本編と資料編に分かれている。内容は手記を中心に編成。「病院六十年史の編さんに取り組んだ矢先に配置転換され、ショックだったこと」や「医事課に配属された時には、ささいなことでも足を運んで対応することの大切さを学んだこと」などいろいろあった仕事上の思い出を綴ったり、失意のドン底まで落ちた闘病生活を記した妻の手記を盛り込んでいる。

 また、趣味のテニス仲間でつくったテニス愛好会「金曜会」の思い出や市体協メンバーと一緒になってニュースポーツ「トリプルテニス」のルールを作り上げたことなど、思い出話を懐述している。

 作成部数は五百部で在職中、世話になった人々に配布した。また、一人でも多くの人に読んでもらえばと近江八幡市立図書館にも寄贈した。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


健やかに育つ環境・充実

民間保育所「ファミリーホーム・さくら」

6年前、たった1人からスタート
=現在会員797人、毎日90人が通所=


出町の新しい施設で運営を始めた
「ファミリーホーム・さくら」

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市音羽町の民家を借り、一人の幼児を預かることからスタートした民間保育所「ファミリーホーム・さくら」(佐藤ハツ子代表)が、創設六年目を迎えた五月一日、出町に完成した新しい保育施設に移転し、新天地での運営を始めた。

 「ファミリーホーム・さくら」は、市内の民間保育所を定年退職した佐藤ハツ子さん(61)が、平成六年五月、同僚だった櫛田(くしだ)孝子さん(49)と共同経営で始めた私設保育所で、知り合いの旧家を借用して運営していたが、借用契約が切れたことや託児数の増加で手狭になったことから新天地を探していたところ、滋賀木造住宅協同組合(代表理事・太田充一)から組合の所有地に新しい園舎を建設し賃貸してもらえる支援が得られ、一日から保育を始めた。

 開設当時、園児一人に職員二人という小さな託児所だったが、お母さんを支援し、安心して預けられる心配りが口コミで広がり、開設三か月後から園児が増え始めた。一時預かりを含め通所児たちは会員登録制で、現在その会員七百九十七人。そのうち毎日通所しているのは二歳児を中心に約九十人までになった。放課後の幼稚園児や小学生の通所も多く、学童保育所の役割も果たしている。

 移転した園舎は、木造平屋建て(建築面積二○八平方メートル)で内部には保育室四室、学童クラブ室一室、事務室、給食室などがある。職員はパートなどを含め現在十四人で、夜間も預かる運営を支えている。

 0歳児から一時間でも預かるという柔軟な対応が、在宅育児に頑張っている若いお母さんにも好評で、買い物や通院の時などの利用も少なくない。休みは正月三か日だけで、日、祝日も開所、事情によっては子供を迎えに行くことや深夜の依頼も受けており、働くお母さんたちを後方で支えている。

 「お母さんが安心して預けてもらえる保育所を目指しています。預かった時の元気をそのまま返すことができるよう頑張っています。子供たちが大きくなって訪れてくれて、話しができることが何よりもうれしい」と話す佐藤さん。子育ての相談や悩みを打ち明けられることも多く「時にはお母さんの指導もしています。素直な心で叱るときもあります」と叱咤、激励も忘れない。

 共同経営者の櫛田さんは「規制の枠にはまらない自由な保育ができ、彦根市や守山市からの利用もあります。困ったこともうれしいことも話し合いながら、毎日を送っています」と話す。

 身近に子育ての相談相手がいない母親、仕事を続けながら子育ても頑張るお母さんたちの望みなどに幅広く対応する保育所経営を支持する輪が広がっている。 託児時間は午前七時半から午後五時半までが原則で午後八時半までの延長も可能。事情によっては深夜も受け入れている。年齢や託児時間(一時間から)により利用金額が決められており、詳細はファミリーホーム・さくら(昼間0748-33―4722・夜間32―8835)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


“湖の理想郷”実現へ

「レイカディアフォーラム」

=コンテスト作品募る=

(全 県)
 (財)県レイカディア振興財団は、今年九月にホテルニューオウミ(近江八幡市)で開く「レイカディア・シルバーフォーラム2000ファッションコンテスト」の作品募集を行っている。

 高齢者をはじめ、誰もが生き生きと暮らせる長寿社会“レイカディア…湖の理想郷”の実現を目指す同財団事業の一環で、「淡海のよろこび」をテーマにコンテスト作品を募っている。

 募集対象は、学生の部(県内の各専修学校、各種学校、高等学校、短期大学、大学等に在学する人)と一般の部(県内在住のアマチュアの人)があり、応募条件は高齢者向けのロマンティック・カジュアル部門、スポーツ・カジュアル部門のオリジナル作品(一人両部門合わせて三点以内)となっている。締切は六月二十八日必着。詳しくは同財団シルバーフォーラム係(TEL077―567―3901)。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ


土山の教養講座シリーズ

第1弾は「津軽三味線」

=二代目 高橋竹山の調べ=

(湖南・土山町)
 (財)あいの土山文化体育振興会主催「教養講座シリーズ」の第一回講演が、十七日午後七時半からあいの土山文化ホールで開かれる。

 三回講座の第一弾は、二代目 高橋竹山氏の『津軽三味線講演会』で、当日は「三味線じょんから・あいや節」「江差追分・三味線よされ」「桜ふぶき・中じょんから」「カーニバル」などを披露する。入場料は二千円(当日三百円増)小学生以下は無料。

 高橋氏は、十八歳で津軽三味線の初代 高橋竹山の内弟子となり、成田雲竹の津軽民謡も習得。昭和五十四年に独立して以来、師と共に国内外演奏を展開し、平成九年に「二代目・高橋竹山」を襲名した。独自の音楽表現を模索する彼女は、これまでに様々なジャンルの演奏家たちと共演しており、その調べからは伝統とモダンな現代感覚が盛り込まれている。

 なお、第二回講演は六月二日の「泣いて笑ってボランティアで見つけたこと〜ボランティア珍道中、日本のヘンなとこ見つけた!」で、講師は女優の東ちずるさん。三回目は八月二十一日に行われ、作家・藤本義一氏による「〜目標のある人生〜生き方のうまい人間はどこが違うか」が開かれる。三回分のシリーズ券は四千五百円。問い合わせは同ホール(TEL0748―66―1602)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail
TOP インデックスへ