滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月19日()第12257号


アイガモ農法で親子稲作体験教室

米づくりで「こころ」も育て

JC八日市 JAや八日市南高の技術指導で


泥んこになりながら苗を植えていく参加者

(湖東・八日市市)
 八日市市内の親子ら三十六人が、同市外町の田んぼ(約一反=約九・九ヘクタール)でアイガモ農法による米づくりに取り組んでいる。

 八日市青年会議所の心豊かなひとづくり委員会による「こころ」をテーマにした事業の一環として開く「稲作体験教室」が開講したもので、十四日に田植えが行われた。

 五つの班に分かれ田んぼに入った参加者は、JA職員や県立八日市南高校の先生と生徒らの指導を受け、はじめは「気持ち悪い」と言いながらも午前中の約二時間、腰を二つに折り、泥んこになった慣れない手つきで、一株ずつていねいに苗を植えていった。

 子どもたちからは、「途中から“川”の字みたいになって、うまくまっすぐに植えられなかったけど、楽しかった」など、はじめての田植え体験の感想や、「自分の手で植え、アイガモ農法でつくったお米はどんな味がするのか楽しみ」など、収穫への期待が聞かれた。

 午後からは、大人は田んぼの周囲にアイガモを保護するためのフェンスを張り、子どもたちは田んぼに設置する看板づくりに汗を流した。
 二十一日にはアイガモ二十五羽が田んぼに放され、それ以後、毎週日曜日に各班が交代で稲の成長日記作成やアイガモの世話などを行い、十月一日に稲刈りを行う予定。

 また、収穫したもち米は十一月三日に開催される「二五八まつり」会場でもちつきをして市民と一緒に味わう。また、害虫や雑草を食べ、フンを肥料として提供し、田んぼの中を動き回ることで水温や水質を調整するなど、働きもののアイガモたちは、任務終了後に日野町にある農業公園「ブルーメの丘」の池で飼ってもらうことにしている。

 田植え作業を前に行われた開講式で熊木巌理事長は「子どもたちに思いやりや、もの・いのちを大切にする感性を豊かにしてもらいたい」とあいさつ。畑大治郎委員長も「子どもも親も泥んこになって、自然とふれあうことで、やさしい心や思いやりの心を養うきっかけにしてください」と、教室の主旨について理解を求めた。


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弓道から文化や作法学ぶ

的に当たったときは楽しい

=滋賀学園留学中のバーバラさん=


部員たちとともに練習に励むバーバラさん
(射手の一番手前)

(湖東・八日市市)
 私立滋賀学園高校(八日市市建部北町)にニュージーランドから留学中のカイリーン・バーバラさん(二年生)が、同校弓道部員とともに弓道の練習に励んでいる。

 バーバラさんは「弓道は日本独自のもの」と関心をもち入部。袴(はかま)姿もりりしく、作法に則って他の部員と一緒に力強く弓を引き、的めがけて矢を射る。
 「的に当たったときは楽しいけれど、やっぱり難しい」と熱心に練習を続けるバーバラさんも、「このように弓道ができるのもあと三か月と思うと、ちょっぴりさみしい」と、残り少なくなった同校での留学生活とあわせて弓道への思いを話している。

 同校弓道部は昨年四月創部。現在、部員四十人が同校弓道場や、公式大会も開催される布引運動公園弓道場(今堀町)を使って練習を続ける。月二回の布引運動公園弓道場の練習では、八日市弓道会(東郷昭治会長)の指導も受けてめきめきと実力を上げてきており、初出場となる高校総体県大会に照準を合わせて猛練習中で、バーバラさんは「優勝をめざしてがんばってほしい」と部員たちを励ましている。


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八日市市
ふれあいほっとステーションで

お年寄りと小学生交流

シルバー対象に事業展開中


子どもたちと貼り絵を通じて交流するお年寄り

(湖東・八日市市)
 八日市西小学校(柏木町)の五年生三十人とお年寄り四人が、同小の空き教室を利用した「ふれあいほっとステーション」で貼り絵を通じて交流した。

 同ステーションは、介護保険の認定で「自立」と判定され、家に閉じこもりがちな高齢者を対象に、同市社会福祉協議会が二月に開所、四月から「生きがいデイサービス」を進めているもの。今後は、高齢者の相談窓口や生きがい事業、子どもたち対象に他人を思いやる心を育む事業に取り組む。

 交流では、色紙で春の風景を表現した絵を制作。参加したお年寄りは「小学生がかわいいし、気楽で家族的なところがいい。ここでは、カード作りや体操、民謡など家ではできないことができる」と、子どもたちとの交流を楽しんでいた。

 同ステーションは毎週木曜日午前十時から利用できる。料金は、昼食代など含み一回八百円で、健康チェックやレクリエーション、送迎、食事サービスが受けられる。希望者は、玉園ハイム、カルナハウス、ハートピア八日市などの在宅介護支援センター、または同市役所長寿福祉政策室長寿福祉係(TEL24―5641)へ申し込む。


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参加者募集

ひまわり背丈比べ

=夢のふるさと村=

(湖東・五個荘町)
 貸し農園やフラワーパークが整備された五個荘町竜田の農業体験公園「夢のふるさと村」で、オープンを記念して催す「ひまわり背丈比べコンテスト」の参加者を募集している。

 自分でひまわりの種をまき、愛情のこもった水やりで大きく育て、その成果を比べ合うコンテストを通じて作物を育てる楽しみや土にふれる機会を提供しようというもの。

 参加は、自由で無料。子供同士、親子、グループでも個人でもよい。ひまわりを植える畑と種(三十粒)は、同村で無償提供する。参加者が必要なのは、ひまわりを大切に育てる愛情だけ。その与え方は同村が指導する。
 六月中旬の日曜日に参加者が同村に集まり、参加者全員がそれぞれの場所に種を一緒に蒔く。

 コンテストの審査は、開花した成長が終わった時点で行い、背丈、花の大きさを比べ、その上位入賞者と愛情たっぷりの観察日記の優秀作品を選び、各部門ごとに表彰するともに記念品を贈る。同村では、夏休みの自由研究に取り組んでもらってもうれしい、と多くの参加を呼びかけている。

 参加申込みと問い合わせは同村(TEL0748-48-2604)へ。六月五日締切で先着五十人まで。


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仏心寺所蔵品と町新指定文化財展

貴重な仏教芸術を一挙公開

=20日から秦荘町歴史文化資料館=

(湖東・秦荘町)
 秦荘町歴史文化資料館(同町松尾)の企画展「仏心寺所蔵品と町新指定文化財展」が、二十日から一か月にわたって開催される。

 同町岩倉の仏心寺には、平諸道の父を助ける話で有名な国指定文化財の矢取地蔵、県指定文化財の木造聖観音立像をはじめ、木造平諸道坐像、四天王像など未指定ながら貴重な文化財が数多く所蔵されている。

 今回は同寺の協力を得て、これらの所蔵品九点を、昨年十二月に町がはじめて指定した町指定文化財の銅造千手観音像鏡像(安孫子神社)や木造狛犬(上蚊野)などと一緒に、普段はなかなか見ることができない貴重な文化財を一挙公開する。

 入館料は、高校生以上三百円、小・中学生百五十円、小学生未満無料。月・火曜日と祝日の翌日休館。

 また、企画展記念講演会も資料館研修室二回開かれ、町指定文化財について専門家が開設する。両日とも午後一時半から。受講を希望する人は、資料館(TEL0749―37―4500、町有線6350)へ申し込む。

▽5月21日 「仏心寺の諸仏と町指定文化財について」琵琶湖文化館・土井通弘氏、「金剛輪寺宝塔について」滋賀民俗学会理事・兼康保明氏

▽6月4日 「金剛寺野古墳郡について」文化財保護協会・松沢修氏、「安孫子神社鏡像について」琵琶湖文化館・山下立氏


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