滋賀報知新聞(ニュース)平成12年5月24日()第12263号


八日市神崎少年補導員会が総会

少年犯罪防止に一層努力を

=新会長に村田氏、退任10人に感謝状=


あいさつする中村功一運営委員会長(八日市市長)

(湖東・広域)
 八日市神崎少年補導員会の平成十二年度総会が二十二日、八日市市役所別館の二階大ホールで開催され、任期満了で退任した十人への感謝状贈呈が行われたほか、新たな役員を決めた。

 総会は、運営委員会長を務める中村功一八日市市長の「連日の青少年犯罪の報道に驚きと恐怖をおぼえる。次代を担う子どもたちのためにも、より一層の努力を」とのあいさつに続き、中西悦雄八日市警察署長も同じく「少子化と犯罪内容の残忍さを考えると、ここ数年来は戦後最悪の少年犯罪のピークと言える。根本的な解決策が見い出せない以上は、地道な努力を重ねていくしかなく、我々警察同様、みなさんにはこれまで以上の努力と協力をお願いしたい」と最近の頻発する少年犯罪に触れ、犯罪防止により一層の協力を求める言葉で開会した。

 感謝状は、在任二十八年の今井孝之助氏をはじめ四月三十日を以て退任した計十人に贈呈され、続いて一般・学校・職域合わせ新たな三百十三人に対する委嘱伝達が行われた。
 また、新たな役員は会員の一任のもと選考委員会により決定され、新会長に村田正弘氏(能登川町)、副会長に松吉義彦(永源寺町)、大谷正義(八日市市)、寺村茂和(五個荘町)、小寺康之(能登川町)の四氏が選出された。

 このほか、今後、より的確な青少年育成を目指すため、さらに知識を深めようと研修会が開かれた。研修会では、県青少年育成県民会議会長の大久保昭教氏が講演し、「社会の変化が家庭の変化をもたらし、さらに人の意識まで変えてしまった。現代には、民族の将来を担う子どもたちを地域の子どもとして支えようという意識が欠けている」との講話に、会員らはメモを取りながら真剣なまなざしで聞き入っていた。

 同会は、今年度の重点目標として▽街頭補導の強化と補導体制の充実▽青少年育成に関する啓発の推進▽有害環境の浄化活動の推進▽無職少年対策の推進▽善行少年および育成功労者に対する褒賞制度の充実ーーを挙げている。


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防火へ指導や訪問に活躍

女性消防団が発足

=団員を募集 八日市市消防団=

(湖東・八日市市)(一部既報)
 八日市市消防団(宮川征一団長)は、七月に発足させる「女性消防団」の団員(非常勤十人)を募集している。

 男女共同参画社会の中で、男女対等の構成員として消防防災活動に務めるとともに、女性特有の視点や感性を生かし幼稚園、保育園などのへの防火指導ほか、高齢者や寝たきり老人、独居老人宅への防火訪問などに活躍してもらう。

 十八〜五十歳の女性市民で防災意識の向上に役立とうとする人は、所定の申込書に必要事項を記入し、五月末までに市役所総務課内市消防団事務局(TEL24─5600)へ申し込む。申込書は事務局や各市立公民館に設置している。

 月二、三回の活動で出動手当(一回につき千八百円)が支給されるほか、年額一万六千〜二万三千円程度の報酬が支払われる。また制服なども貸与され、六月十日に面接がある。


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まつり会場でごみゼロ大作戦

市民ら300人が清掃活動

=奉仕作業一本化でいっきに=


清掃作業に汗を流す参加者

(湖東・八日市市)
 八日市大凧まつりを直前に控えた二十一日、まつり会場となる愛知川八千代橋周辺の河川敷一帯で「ごみゼロ(530)大作戦」が実施され、市民らによる清掃活動が行われた。

 ごみゼロ大作戦は、県の「ごみの散乱防止に関する条例(クリーン条例)」に基づいて「ごみゼロの日(五月三十日)」に合わせて、散在性ごみの一掃を図ろうと県下一斉に県民が参加して清掃美化活動を行うもので、八日市市では二十八日に八日市大凧まつりが開催されることから一週間繰り上げ、また、昨年まで各種団体により日替りで行われたボランティア清掃作業を、この日に一本化しての実施となった。

 午前九時から始まった清掃活動には、中村功一市長はじめ市職員や県職員、各種ボランティア、自治会や子ども会などの各種団体のほか、昨年からプロジェクトを組んでクリーンキャンペーンを展開する初参加の大手ハンバーガーショップの湖東地域各店の店員ら約五十人や家族連れら約三百人が参加。

 先日八日市建設工業会によって草刈りが行われた広い会場や堤防、道路などに散らばった参加者は、心ないドライバーらによって捨てられたたばこの吸い殻や空き缶、家庭や事業所などから出たごみの焼却放置や不燃ごみ、河原でのバーベキューあとの放置ごみなど、約一時間半かけてごみ拾いなどに汗を流した。

 作業を終えて集まった参加者に中村市長は、「母なる琵琶湖をもっともっと美しく次代へ引き継いでいくためにも、川をきれいにすることが琵琶湖をきれいにすることにつながる。琵琶湖に思いを馳せながら、身の回りから環境に関心をもっていただくことが大切」と、感謝の言葉とともに労をねぎらった。また、参加者全員に花の種が配られた。


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初夏の風物詩も今年で60回

歌や踊にあわせ華やかに

=太郎坊宮のお田植大祭=


色鮮やかなお田植衣装の奉耕手らが繰り広げる
歌や踊にあわせて早苗を植える早乙女

(湖東・八日市市)
 五穀豊穰、諸産業隆昌発展、家内安全などを祈願して、「太郎坊宮お田植え大祭」が二十一日に八日市市小脇町の同宮神饌田で行われた。

 厳かな雅楽の調べに乗せて神事が執り行われたあと、神饌田の回りで着物にモンペ、手甲、脚半、すげ笠の色鮮やかなお田植衣装に身を包んだ同宮敬神講社甲賀郡甲南町支部(山本慶三支部長)の小学生六十人による奉耕手たちがお田植歌とお田植踊を繰り広げる中、八人の早乙女が田に入り、歌と踊りにあわせて早苗を一株ずつ丁寧に植えていった。

 皇紀二千六百年記念事業として昭和十五年に始まり、今年がちょうど六十回目。秋に収穫された米は、お日供用として毎日神前に供えられる。


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弱まる児童生徒の体力

県教委が調査報告まとめる

特に運動能力の低下目立つ
=受験戦争や塾通いなど影響=

(全 県)
 滋賀県教育委員会は、昨年実施した児童生徒の体力・運動能力等調査結果をまとめた。これによると体力・運動能力とも低下が依然として続き、特に運動能力に低下傾向が目立ち、中でもボール投げや持久走、五十メートル走の低下が著しいことが分かった。

 昨年十月中に県内の児童(一〜四年は各市郡から一校、五・六年は全校)と生徒(全校)を対象に、筋力や持久力、柔軟性、敏捷性、走力、瞬発力、投力に関する新体力テストを行い、全国レベルから県内の子供を比較し、その原因や対応策をまとめている。

 全国との比較では、全調査項目のうち劣っている項目が四分の一を占め、学年が進むにつれて劣る項目が増える傾向にある。二十五年間の推移をみると、全国的には優位を保っているものの、ここ数年の低下が目立つ。

 低下傾向の原因は運動機会の減少に起因し、具体的には▽受験競争・塾通いの影響▽子供の減少から外で遊ぶ機会が少ない▽手伝いなど体を動かす機会の減少▽学校での体育的な行事の減少▽運動に対する二極化傾向─などを挙げている。 これらへの対応は、強制的に運動をさせるのではなく、児童生徒自らが積極的に生活の中で体を動かす機会を増やすことが重要として、その具対策を次の三点に置いた。

 一点目の「家庭・地域への働きかけ」では、小学校前から体力の低下が現われていることを広く社会に知ってもらい、特に保護者に対する学校・園からの発信が重要とした。

 二点目の「学校教育活動全体で取り組む体育活動の推進」については、学校長や体育主任等への働きかけを精力的に行い、体育・健康に関する指導の充実に学校教育全体を通じ取り組むことにした。具体的には、学校行事として新体力テストの必然性を訴え、小・中・高の十二年間を見通した経年表を作成するなどしてデータの活用を図る必要があるとした。

 さらに三点目に「体育教科としての授業改善」を求めている。児童生徒自らが運動そのものに魅力を感じ、主体的に取り組む計画的・継続的な活動によって、体力の向上が図れる習慣を育成するため、指導への工夫を求めている。


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